滋賀
桜は散り始め
MIHO MUSEUM
大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋
期間:3月21日(木)~ 5月19日(日)
江月宗玩墨蹟 遺偈
寛永二十年(1643)「喝々々喝」と所謂「臨済の四喝」のみを書し、門下の者に残したもの。
江月宗玩は天正二年(1574)堺の天王寺屋・津田宗及の子として生まれ、6歳で得度。師の春屋宗園より龍光院を継ぎ、寛永二十年にこの地で没した。
千利休書状 性心老宛
性心老なる人物はより贈られたしめじのお礼に狂歌を添えて送った手紙。
文末には「古佐介(古田織部)」のところへ明日一緒に出掛けようと述べている。
大井戸茶碗(龍光院井戸)
名物。やや窄まり気味の形で、全体に雨漏りが表れている。
伝来は千利休、津田宗及、江月宗玩。
柿・栗図 伝牧谿筆
名物。「柿図」「栗図」の二幅対よりなる、元来は巻子であったものを分断したと思われる。
「栗図」の外題は能阿弥筆、「柿図」の外題は江月筆とされる。
この他には松花堂昭乗の「十六羅漢像」や津田宗及が父・宗達の菩提を弔うために創建した堺・大通庵旧蔵の糸目風炉釜など拝見。
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