まずは防府。記事的には離れていますが。前回の防府行より1ヶ月後となります。
毛利博物館 特別展「国宝」
毛利博物館恒例の特別展。「国宝」と銘打ってますが重文やその他所蔵の貴重な品も展示してありました。
国宝 「四季山水図」 雪舟筆
現存する6作もが国宝となっている日本水墨画の第一人者。私などは涙で描いたネズミの逸話くらいしか知識がありませんでした。長大な作品の中に四季の移ろいが描かれています。
日本国王之印
大内氏が明との勘合貿易に使用した。後に毛利氏に渡った。重要文化財に指定されています。
毛利元就所用 色々威腹巻
腹巻は当世具足登場以前の鎧。全体が非常に丁寧に作られており、大袖等の小具足も完備している貴重な一領。
毛利隆元所用 縹糸胸紅白威胴丸
元就の長男であるが、偉大な父、「両川」と称された2人の弟元春・隆景、五大老の一人で嫡男の輝元らの陰に隠れて地味な印象がある。
胴丸も腹巻と共に当世具足以前の鎧。こちらも非常に洗練されていて色も鮮やか。この胴丸は岳父である大内家重臣内藤興盛より贈られた一領。
次は宮島
対岸の宮島口から船に乗って最初に目につくのが有名な大鳥居です。
戦国時代では厳島の戦いで有名なところですね。毛利元就と陶晴賢との間で行われ、勝利した元就が飛躍するきっかけとなった戦。
厳島神社
国宝の本殿は毛利元就により改築されたもの。海上の社殿は朱塗りで非常に美しいですねぇ。
厳島神社宝物館
厳島神社に奉納された様々な品を所蔵・展示しているそうです、もちろん大好物の甲冑も所蔵されていますが私が行ったときは目ぼしいものはなかったです。非常に残念。
次は広島
広島城
毛利輝元により築城された、別名鯉城。関ヶ原の戦の後には福島正則が入城する。1619年幕府に無断で城を補修した正則が改易されると浅野長晟が入城。明治に至るまで浅野家が居城とした。
天守
現在の天守はコンクリート製の復元天守。内部は歴史資料の展示室となっており、浅野家の馬印や甲冑等見所あり。
以上09年11月でした。
次は2010年最初の旅をお届けします。
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