太田家住宅
元は福山藩の御用名酒屋を務めた中村家の旧宅で,後に太田家の所有となった。
西国大名の宿所としての役割も果たしたそう。
また幕末京都を追われた三条実美ら七卿が滞在した事でも知られる。
主屋は18世紀中期、つまり江戸時代に建てられた。
酒蔵
保命酒と呼ばれる薬用酒を造っていた。
土間
モダンな市松模様の床
大広間
露地庭
茶室
入口は貴人口。刀掛けもあるのは武家を迎えた家らしいところ。
内部は一畳台目で中板が入る。
上の間
こちらも茶室として使われた。
二畳台目の茶室。こちらはプライベート用といった感じ。
鞆の浦は決して大きな町ではありませんが、交通の要所であっただけに優れた建築が残っています。見応え充分でした。
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