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1203 埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展 「大名と藩 -天下泰平の立役者たち」

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埼玉県立歴史と民俗の博物館

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特別展 「大名と藩 -天下泰平の立役者たち」
期間:3月20日(火・祝)~5月6日(日)
「江戸時代の埼玉県域には、川越・忍・岩槻の3藩が置かれていました。3藩の藩主である大名は、代々老中など幕府の要職を務め、260年にわたる泰平の世を実現する立役者となりました。本展では、これら3藩やその歴代大名家に関する、名品・重要資料が一堂に会します。」(公式より)

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松平康重所用 黒漆塗素掛威胴丸具足
大きなイタヤ貝の前立が特徴的な具足。
松平康重は徳川家康の家臣で、家康が関東に入った時に騎西城主となりました。
松平家忠 肖像画
具足姿で描かれた肖像画。家康が関東に入ると四男・忠吉に忍城を与えたが幼少の為松平家忠が城代を務めている。1600年関ヶ原の前哨戦となる伏見城の籠城戦で鳥居元忠等と共に戦死している。
家忠日記
松平家忠直筆の日記。織田信長から豊臣秀吉の天下統一期の徳川家の動向を中心に記されている。
阿部忠秋所用 樺色羅紗地水玉文様陣羽織
赤色の大きな水玉模様を配した陣羽織。1633年徳川家光上覧の馬揃で老中・阿部忠秋が着用した。
大須賀康高所用 刀 無銘 横須賀江
阿部家伝来の刀。「横須賀」の銘は所持者であった大須賀康高が遠江横須賀城主であった事による。
大須賀康高は徳川家康の家臣。小牧・長久手の戦い等数多くの戦で戦功をあげる。
松平忠明所用 黒糸威二枚胴具足
円錐形の兜。脇立は欠損している。朱漆塗の胴に黒糸毛引威が引き締まった印象を受ける。大坂の陣で忠明が着用したと伝わる。
忠明は奥平信昌の四男であるが母・亀姫が徳川家康の娘であり家康に可愛がられた事から松平姓を許された。大坂夏の陣の後、大坂城主となり大坂復興に努めています。

江戸時代の関東は徳川譜代の大名の移動が激しい地域で、今回の展示でも数多くの大名が登場しました。はっきり言ってなにがなんだか分かりませんでしたw
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