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丸亀城
12ある現存天守のひとつ。今回の旅で最後の現存天守で、これで私が訪れた現存天守は9つ目となった。
行ってみて最初に目を惹いたのは高石垣。4重になっているものの、その総高は60mを超えている。見上げるそれはまさに壁、圧倒的である。そしてその上にチョコンとのっかっている天守、カワイイ。三層三階の天守の中に入るとちょっとした展示がある。最上階からの眺めは上々である。
さて丸亀に来たのだから讃岐うどんでも、と考えるが私はあまりうどんを食べない蕎麦好きである。なので代わりに骨付鳥専門店一鶴で「ひなどり」と「とりめし」をいただく。
本州に戻る。
岡山城
五大老の一人宇喜多秀家により近世城郭として完成された城。残念ながら天守は復元であるが漆黒の外観は「烏城」の名に相応しい。さて場内は展示場が主になっているが、一角には喫茶店がある。そこの名物が「珈琲ぜんざい」。コーヒーの中に白玉と餡子を入れて飲む(食べる)。味は・・・まあ大丈夫だ(なにが)。
って、来た目的はそれではない。
「岡山城春季特別展 岡山開府物語 宇喜多氏から池田氏へ」
宇喜多・毛利・小早川・池田等の資料が展示されている宇喜多家家臣花房正成所用の甲冑や高松城主清水宗治所用の鐙等武具の展示もあったが一番気になったのが「豪姫願文」。豪姫は前田利家とまつの娘で宇喜多秀家の妻となった。この願文は関ヶ原に出陣する秀家の無事を祈りしたためたもの。この願文で注目されるのは、それまで不確定だった秀家の生年が元亀3年(1572年)と特定された事。
月見櫓
このときは特別展の他に月見櫓の一般公開も行われていました。この櫓は本丸跡に現存している唯一の櫓。二階に手すりつきの縁側があり内装は御殿建築に準じたもの。名のとおり風流な感じがします。天守があれな鉄筋コンクリなのでホッとします。
後楽園
日本三名園のひとつ。他の2つのうち金沢の兼六園は訪れた事がありますが水戸の偕楽園は・・・うーん何時になることやら。岡山城天守を借景にとり入れておりこれは他の2ヶ所では見られない。
岡山はかなり時間的に厳しかったのでまた訪れたいかも。
そんなこんなで四国+岡山は終了。
その余韻にひたる暇も無く翌日には。
滋賀県立安土城考古博物館
「見寺所蔵名品展」
このときは特別展も別に行われていまして。名品展は常設の片隅で。
で、紹介しようと思ったところ調度8/29放送の「世界ふしぎ発見 戦国築城ミステリー 幻の安土城」でいくつかが紹介されていました。 織田信長所用の陣羽織や鉄鐔に革袴そして南蛮兜と信長の遺品はそれほど数が無いので貴重かと思われます。
浄巌院
こちらは特別公開として信長木像を見ることができました。ポストカード5枚をいただきましたが、内容は信長木像・浄巌院本堂・表門・阿弥陀如来坐像そして信長のイラスト(誰が描いたんだ)となっている。
この本堂では有名な浄土宗と法華宗(日蓮宗)の安土宗論(安土問答)がおこなわれたそうだ。
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