9月19日に国土交通省が発表した基準地価(7月1日時点)は、全府県で商業地・住宅地ともに前年より下がりました。しかし下落率は鈍化し、都市部を中心に下げ止まり傾向が出てきました。住宅地は大阪、滋賀、奈良で上昇地点が出たほか、阪神間で上昇地点が増えました。商業地は大阪市や京都市で上昇地点が増えましたが、最高価格の大阪の梅田は33年ぶりに名古屋市の商業地を下回りました。大阪の住宅地では、天王寺区など大阪市の3区で上昇しましたが、大阪市24区の中で西成区が下落率3.7%で最大です。千早赤阪村と能勢町が4%台の下落となっています。
不動産投資用の物件を探していると、よく「利回り」という言葉が出てきます。この利回り、簡単に説明すると、「この物件は、どのくらいの収入を生み出すのか?」を数値化したものです。つまり、利回りが高い物件は収入が得やすいですし、利回りが低い物件は収入が得にくい物件という意味なのです。実は、利回りにも「表面利回り」と「実質利回り」があります。表面利回りとは、「年間の家賃収入額÷不動産の取得価格×100」のことです。たとえば、4000万円の物件で、年間400万円の家賃収入がある物件の表面利回りを計算すると「400÷4000×100=10%」となります。実質利回りとは、不動産取得にかかる経費、取得した後もかかる経費、すべてを考慮した後の利回りのことです。基本的な指標としては表面利回りとなりますが、実際に購入するときには実質利回りを提示しての取引となります。詳しいことについては弊社までお問い合わせください!
株式会社 リアルウイング www.rwing.co.jp