築50年以上の古民家や空き家を解体するのではなく、可能な限り活用し新たな店舗やオフィスなどに転換させていく動きが各地で活発になってきています。大規模開発の陰で取り残された地域の活性化、インバウンドへの対応などを含め、新たな不動産ビジネスとして注目されています。現在、全国に約156万戸の古民家があると推定されています(「平成25年住宅・土地統計調査」より「古民家びと」による集計)。そして同時に、毎年着実に古民家は消滅しています。全国で2番目に古民家が多い千葉県では4万戸以上の古民家があるとされていますが、「この15年で9200軒が取り壊されている」と千葉銀行の「古民家活用チーム」を率いる福岡将司氏(法人営業部成長ビジネスサポート室観光ビジネス担当副調査役)は言います。一方、古民家の活用は不動産の選択肢として定着した」と古民家活用で知られる水上和磨氏(株式会社まちあかり舎代表取締役)は、今後さらにニーズは着実に増えると考えています。大阪府の各衛星都市でも、今後の活用を官民で考え実行していくことが必要になっています。弊社も色々と提案をさせていただいております。写真は、古民家のリノベーションです。
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