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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングなどを相談、研究しています

朝ドラ「虎に翼」を観て-じーじのじいじ日記

2025年04月18日 | じいじ日記を書く

 2024年4月の日記です

     *

 朝ドラ「虎に翼」を観る。

 じーじは朝ドラはあまり観ないほうだが、今回は裁判所が舞台なので、観ている。

 主人公の寅子さんが元気いっぱいでいい。

 寅子さんのモデルは三淵嘉子さん。

 女性初の弁護士で、後に裁判官になり、さらには、女性初の裁判所長になったという方だ。

 じつは、じーじが50年くらい前に浦和の家庭裁判所(今のさいたま家裁ですね)に採用になった時の所長さんが三淵さん。

 びっくり、ぽん!だ(古いなあ)。

 三淵さんから採用辞令をいただいたはずなのだが、全然記憶がない(三淵さん、ごめんなさい)。

 じーじが緊張していて、記憶がないのかもしれない(じーじにもそういう時代があったんだなあー)。

 当時は、そんなにすごい経歴の方とはまったく知らずに、おばさんの裁判官が所長さんなんだ、と思っていた(三淵さん、再びごめんなさい)。

 三淵さんとはあまりお話をする機会はなかったが(なにせ所長さんですからね)、一回だけ、仕事をご一緒させていただいたことがあった。

 窃盗(たぶん)をして鑑別所に収容された少年の審判事件。

 当時、新米調査官補だったじーじが、少年自身や保護者から話を聞いて書いた拙い報告書をもとに、三淵さんが審判をされた。

 豊かな経験を活かされての、テンポのいい、厳しくも、優しい審判だったことを覚えている。

 少年が鑑別所に収容されて反省が深まっていたこともあって、少年院送致にはならずに、保護観察という在宅処遇となり、じーじもほっとした。

 少年非行はなかなか難しい問題で、単なる同情や叱責では解決できず、専門的な訓練が必要だが、裁判官もたいへんだと思う。

 三淵さんの経験はすばらしいものがあったし、じーじももう少しだけがんばりたい。

 毎朝のドラマから元気をいただいて、いい一日を過ごしたいと思う。         (2024.4 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  

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なつ・じーちゃん・北海道弁ーじーじのじいじ日記・セレクト

2025年04月17日 | じいじ日記を書く

 2019年4月の日記です

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 またまた、「なつぞら」を観てしまう。

 不覚にも(?)、面白い。

 フフフ、と小声で笑いながら観てしまう。

 勧善懲悪でないところがいい。

 矛盾と葛藤と、その他もろもろを、そのまま描いているところがいい。

 その底に、少しのユーモアと優しさが透けて見えて、なんだか心地よい。

 じーじのふるさと北海道のお話、というだけでなくて、いいと思う。

 十勝の自然を観ていると、気持ちが雄大になる。

 北海道弁を聞いていると、なんだかなつかしくなる。

 やっぱりふるさとはいい。

 言っていることが矛盾しているか?

 しかし、矛盾も大切だ。

 矛盾と葛藤の中でこそ人は大きくなる、と誰かが言っていた(誰だ?)。

 じーじもたまには、じーじ、ではなく、じーちゃん、と呼ばれてみたい!

 じーじの孫娘たちは、ほんのたまに、じーちゃん、と呼んでくれることもある。 

 幸せな一瞬だ。

 そのうち、どさんこじーちゃん、に改称しようかな。          (2019.4 記)

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なつ・なつぞら・十勝-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年04月16日 | じいじ日記を書く

 2019年4月の日記です

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 NHKの朝ドラ「なつぞら」を観てしまう(朝ドラはあまり観ないほうだが、今回はやっぱりじーじのふるさと北海道が舞台なので、つい観てしまう)。

 いつの間にか、急に登場人物が大きくなっていて、驚く。

 月日の経つのは早い。

 じーじも年を取るわけだ(?)。

 小さななつも可愛かったが、大きくなったなつも悪くはない(少々美人過ぎるのがなんだが…。美人恐怖症のじーじにはやや辛い?)。

 しかし、それにしても、十勝の自然はいい。

 それだけ、気候は厳しいわけだが…。

 今日は、大きくなったなつがじーちゃんに勧められて馬で登校する。

 まるで西部劇のようだ。

 そういえば、十勝を訪れると、なんとなく外国の雰囲気が漂っているのは気のせいでもないのかもしれない。

 じゃがいも、牛乳、バター、どれも素朴だが、とてもおいしい。

 コメ作りが主体であるじーじのふるさと旭川などと違い、やはり十勝は畑作と酪農などで特徴のある土地かもしれないと思う。

 北海道の個性的なそれぞれの土地が、その個性を活かした生き方をしていくのは素晴らしいと思う。

 がんばれ!なつ。そして、十勝に生きる人々。          (2019.4 記)

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チューリップの国旗とチューリップの国歌の夢を見た-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年04月15日 | じいじ日記を書く

 2023年12月の日記です

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 お昼寝をしていたら、とても楽しい夢を見た。

 日の丸がチューリップの図柄(!)の国旗にかわり、国歌が君が代にかわってチューリップの歌(!)になるというもの。すごいでしょう!

 夢の中では、小学校の入学式で、新入生がチューリップの花を持ち、チューリップの国旗に向かって、チューリップの国歌を元気に歌っていた。

 日の丸・君が代の強制が厭で、自分の子どもたちの入学式と卒業式は全部欠席したじーじだが(子どもたち、ごめん)、こういう入学式や卒業式なら列席してみたい。

 孫娘たちが学生のうちに実現しないかな?

 そうしたら、じーじもぜひ出席させてもらって、チューリップの歌を大声で歌いたい(?)。

 そもそも、日の丸はもとより、菊や桜の図柄だと、なんとなくキナ臭いイメージがつきまとう。

 その点、チューリップはいい。

 チューリップといえばオランダだが、日本が文明開化をしたのはオランダの蘭学によるところが大きく、学問や思想の自由を表現すると思う。

 加えて、チューリップの歌の、どの花見ても♪きれいだな♫、というフレーズは、国民の平等と人権を表現すると思う。

 さすがはじーじ、いい夢を見る。

 日頃、フロイトさんのまねをして、夢の研究をしている成果が出たのかもしれない。

 こんないい夢が実現するといいな。          (2023.12 記)

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沖縄戦・捕虜・震えのとまらない少女-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年03月26日 | じいじ日記を書く

 2025年3月26日の日記です

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 今日3月26日は、1945年(昭和20年)3月26日に沖縄戦が始まった日。

 沖縄の人たちは、本土の日本政府や軍部のせいで、地上戦に巻き込まれたしまった。

 そういうことが二度とないように、深く反省をし、反戦を誓うことが大切になると思う。

 2019年6月に書いた日記と2022年6月に書いた追記があるので、再録する。

     *

 2019年6月の日記です

 夕方のニュースを見ていたら、沖縄戦で捕虜になって震えがとまらない映像の少女が生存していたというニュースがあって、びっくりするとともに感動をした。

 ニュースを見た後で、年齢的に考えてみれば生存をしていても不思議はないのだが、まさか、と本当にびっくりした。

 太平洋戦争の記録映像は結構たくさん見ていると思うが、じーじにとっては、沖縄戦で捕虜になって震えがとまらないでいる少女の映像は、まさに衝撃的で、どんな残酷な映像より、戦争の悲惨さを表現していると、前々から感じていた。

 それだけに、その当事者が生存していたというニュースは驚きとともに、少しだけはこころの慰めになった。

 戦後、おそらくはすごく怖い記憶と闘いながら、たいへんな苦労をされたのではないかと思うと、本当に頭が下がるし、今後は同じ経験を未来の子供たちにさせては絶対にならないと思う。

 国民は戦争から守らなければならないが、いったん戦争になると、基地が狙われ、最悪、占領される。

 国民を守るべき基地が攻撃の対象となり、付近に住む国民は殺され、捕虜になる。

 こういう体験があるからこそ、沖縄の人たちは基地に反対するのだと思う。

 捕虜になったことのない本土の政治家が軽々しく発言をすることは、沖縄の人たちによりそっているとは決して言えないだろう。

 時あたかも選挙の時期、戦争と基地と政治を政治家と国民はこころして考える必要がありそうだ。          (2019.6 記)

     *

 2022年6月の追記です

 3年前の日記。今、読んでもまったく古びていない内容ではないかな、と思う(えっへん!)。

 それどころか、ロシアのウクライナ侵略で、世の中はますます生きにくい感じになってきているように思われる。

 日本でも軍備力増強の話が出る。

 しかし、軍備が侵略を誘発するおそれも強い。

 軍備より、何が大切なのか、みんなでじっくりと考えていく必要があると思う。          (2022.6 記)

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2018年3月のTBS「報道特集」震災7年後に初めて泣いた少女、を見て-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年03月11日 | じいじ日記を書く

 2018年3月の日記です

     * 

 今、今日のTBSの「報道特集」震災7年後に初めて泣いた少女、を見終えてこれを書いています。

 震災当日、8歳で父、母、姉を亡くした少女。

 肉親の死を目のあたりにしても泣けない状態で7年が経過しました。

 精神分析では悲しみを何らかの理由で十分に悲しめないと躁的防衛になるといわれていますが、まさにそのケースで、やや不自然に明るい状態が続きます。

 その少女が7年目になって、ようやくお父さんとお母さんに感謝の気持ちを語りかける唄をうたえるようになったところがテレビに映りました。

 きっかけは夏休みのカナダへの2週間のホームスティ。

 そこで、自分の家族が震災で亡くなったことを淡々と話した時に、ホストファミリーの人たちがずっと泣き崩れて、彼女もつられて泣いた、と自らいいます。

 彼女はどうも、家族は自分を探すために死んでしまった、と思っていたらしく、そのために感情が凍りついたような状態になっていたようです。

 しかし、ホストファミリーの人たちが十分に泣いてくれたおかげで、自分も泣いていいんだ、とこころから思えたようです。

 そういう彼女は普通に明るい少女の顔になっていました。

 悲しみをこころから悲しむことの大切さを改めて教えられました。 

 もちろん、この7年間、彼女の面倒を見てくれているおじいちゃん、おばあちゃん、おじさんなどの親族や、たまたまの出会いですが、支援の人たちやホストファミリーの協力や守りがあってこそですが、それにしてもすばらしいです。

 いい番組を見せてもらえたことに感謝したいと思います。          (2018.3 記)

     *

 2024年3月の追記です

 昨日のTBS報道特集を見ていると、以前、能登半島の珠洲市にも原発建設の話があったようで、反対派と賛成派に分かれて大変だったようです。

 結局は電力会社があきらめたのですが、反対派は無言電話などの嫌がらせを受けたり、子どもたちが先生から嫌味を言われたりと、ひどい扱いを受けたようです。

 しかし、もし、この時、珠洲に原発ができていたら、今回は?と思うと、背筋が寒くなります。

 地震大国日本ではやはり原発は無理なのかもしれません。            (2024.3 記)

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2022年3月5日のTBS「報道特集」ロシアのウクライナ侵略の番組を見て-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年03月06日 | じいじ日記を書く

 2022年3月6日の日記です

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 昨日のTBS「報道特集」は、ロシアのウクライナ侵略の特別番組。

 さすが報道のTBSといわれるだけあって、見ごたえのある、すごく参考になる内容だった。

 現地ウクライで長期間、取材にあたっている金平キャスターの体当たりの取材。

 日頃から事件現場の取材を大切にしている金平さんが、自身の命の危険を顧みずに取材を続けている。

 取材中に空襲警報が鳴り、現地の人々と一緒に金平さんやカメラマンも地下壕に避難、なんとそこでも金平さんは取材を敢行する。

 すごい記者魂だ。頭が下がる。

 おとなたちが口々にプーチンを非難する中で、防空壕の白い壁でお絵かきをしているウクライナの子どもたち。

 中には戦車の絵をかく子どももいて、胸が痛む。

 金平さんも含めて、何度も何度も防空壕に避難する姿が映され、おとなですら疲弊している様子がうかがわれる。

 ひどいものだ。

 民間人は攻撃をしていないとうそぶくロシアの政治家にぜひ見せたい光景だ。

 これでも嘘の映像だ、と弁解できるのだろうか。

 ロシアの言論統制の強化で、日本のマスコミの取材も困難になる危険性もせまっている。

 権力の暴力に負けない、勇気ある、良識的なマスコミの頑張りに期待したい。         (2022.3.6 記)

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ウクライナ・ロシア・人々のちから(その2)-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年03月04日 | じいじ日記を書く

 2022年3月3日の日記です

     *

 毎日、ウクライナのニュースを胸が張り裂けそうな思いをしながら見ている。

 その中でロシア軍に占領された地域の人々が、ロシア兵に、ロシアは帰れ!と強く抗議をしている場面が映った。

 ウクライナの普通のおじちゃんやおばちゃんが、武器を持たずに、ロシアの戦車の前に座ったり、寝転んだりして、抵抗している。

 下手をしたら、銃で撃ち殺されたり、戦車でひき殺されたりする危険もあるのに、すごい勇気だな、と驚嘆する。

 じーじだったら、できるかどうか、わからない。

 武力による侵略に、武力で抵抗する手段は、自衛権の発動や正当防衛として仕方ないのだろうが、一方で、占領された地域や武器を持たない庶民の場合には、武器を持たずに非暴力で抵抗をするという手段もあるかと思う。

 インドの独立運動を闘ったガンジーを思い出す。

 ニュースでは、困惑しているロシア兵の姿も印象的だ。

 良識のある普通の人々の勇気ある行動が大切だな、とつくづく思う。        (2022.3.3 記)

     *

 同日の追記です

 今日の朝日新聞の「天声人語」の記事がすばらしい。

 戦前の日本と満州国の関係に言及しながら、歴史の反復や歴史の教訓に学ぶことの大切さを述べている。

 名文だと思う。

     *

 2023年3月の追記です

 ロシア軍に占領された地域をウクライナ軍が取り戻した時、衝撃だったのはウクライナ人が虐殺されていた事実。

 無差別な虐殺だけでなく、反ロシア派の人たちが拷問をされたり、殺されたりしていたようで、こういうことは戦争につきものだとはいえ(昔の日本軍も中国や東南アジアでやっている)、やはりショックなできごとである。

 戦争というのは人々を狂気におとしいれるものだと改めて思うし、どのような理由があれ武力侵略は許されないものだと思う。       (2023.3 記)

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『海明け』・八木義徳さん・戦争の悲惨さ・軍隊のむごさ-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年03月02日 | じいじ日記を書く

 2020年3月の日記です

     *

 どさんこ作家の八木義徳さんの小説『海明け』(1978・河出書房新社)を読む。

 旧制中学4年生の主人公らの、昭和3年から昭和20年までの人生が描かれる。

 画家や海軍軍人ら、その人生は様々だが、皆が真摯に生きる点は一緒だ。

 しかし、敗戦となり、海軍で部下を特攻隊長として見送った主人公の後輩は家族とともにピストルで自決する。

 4歳の女の子と1歳の男の子が死んだ場面では、涙が出た。

 戦争は悲惨だ。

 軍隊もむごい。

 挿し絵の風間完さん(五木寛之さんの『青春の門』の挿し絵を描いたかた)の絵がすがすがしかったのに救われた思いがする。     (2020.3 記)

     *

 2022年10月の追記です

 このブログを書いたころ、世界のあちこちで戦争のきな臭さは感じつつも、まさかロシアがウクライナを侵略するとは、想像もできなかった。

 ロシア政府の計画に相違して、戦争は長期化し、徴兵を嫌ったロシアの若者が数十万人も国外に脱出したのも驚きだ。

 政府に抵抗できないなら、まずは逃げるのも一つの方法だろう。

 命があれば、また祖国の再建に、平和的に参加することも可能だ。

 頑張れ、ロシアの若者たち!         (2022.10 記)

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じーじ、改名か?ーじーじのじいじ日記・セレクト

2025年03月01日 | じいじ日記を書く

 2021年3月のブログです

     * 

 週末で孫娘たちが遊びにきてくれた。

 2階のじーじの部屋で下の孫娘とお話をしていると、じーじからのメールを読んだらしく、びっくりの発言。

 「じーちゃん、『にいがたのじーじ』ののばすきごうの『ー』は、カタカナでしか、つかえないいんだよ。ひらがなではつかえないんだよ」

 じーじが驚いて、「学校で習ったの?」ときくと、「そうだよ」と教えてくれる。

 じーじが「すごいな。もう、そんなことを勉強するんだ!」と感心をすると、孫娘はうれしそうにしている。

 そういわれると、たしかにそうで、じーじは今の1年生は本当にすごいなあ、とあらためて思う。

 せっかく、下の孫娘が教えてくれたので、これからは、孫娘たちへのメールには、『じーじ』を『じいじ』に変更して、「にいがたのじいじより」と書こうと思う。

 老いては子にしたがえ、ならぬ、老いては孫娘にしたがえ、だ。

 もっとも、ブログの「どさんこじーじ」や「じーじ」には、自分なりの思い入れがあるのと、書き換えるのがたいへんなので、このままでいこうと思う。

 下の孫娘が将来、じーじのブログを読むようになって、また、指摘をされたら、ちょっと困るかな?…。

 うれしい贅沢な悩みが増えたじーじである。         (2021.3 記)

     *

 2024年3月の追記です

 じーじは裁判所の現役時代から、昔の文部省や今の文科省が嫌いで、昔の当用漢字や今の常用漢字の取り決めを守らずに、よく赤ペンを入れられたが、今もそんな感じで過ごしている。

 理由は、ある作家さんの、行政は日本語を貧しくしている、という発言に賛同してのことで、たいしたことはしていないが、できるだけ美しい日本語を書きたいと思う。

 いつか、そんなことを孫娘たちと話し合えたらいいなあ、と思っている。         (2024.3 記)

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いちご大福・女の子・メンデルの法則-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月26日 | じいじ日記を書く

 2019年、上の孫娘が8歳、下の孫娘が5歳の時の日記です

     *

 連休で孫娘たちが遊びに来てくれた。

 ふだんはばーばと二人っきりの静かな家の中が急に賑やかになる。

 今日は近くのイオンに買い物に行ってきたらしく、イオンのおもちゃ売り場の話をしてくれる。

 3時のおやつの時間、孫娘たちのママ(つまり、じーじとばーばの長女ですね)がおやつを持ってくる。

 いちご大福!

 孫娘たちはいちご大福が大好き。

 黙々と食べる。

 じつは、いちご大福、孫娘たちのママの大好物でもある。

 孫娘たちのママが小さい頃、保育園の帰りに近くのスーパーに買い物に寄ると、ふだんはおとなしい孫娘たちのママが、いちご大福!と叫んでいたのをつい昨日のように思い出す。

 イチゴ大福好き、の遺伝である。

 メンデルの法則は正解であった、とつくづく思う。

 科学のすごさ(?)に感心する。

 こうして、いちご大福の法則(?)も代々受け継がれていくのであろうか、と人間の不思議さ(?)に少しだけ感動をした一日だった。        (2019.2 記)

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ウクライナ・ロシア・人々のちから(その1)-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月24日 | じいじ日記を書く

 2022年2月下旬の日記です

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 ニュースを見ていると、ロシア軍のウクライナ侵略で、罪のない子供たちが、今の時点で16人も亡くなったという報道。

 本当にむごい。

 将来は両国の懸け橋になったかもしれない子供たちが、大人の戦争で犠牲になる。

 テレビを見ていても、涙が出てくる。

 16人の子供たちの命を奪ったプーチン大統領とその取り巻き連中は当然、戦争犯罪人として処罰すべきだろう。

 本人たちもそれがわかっているから、核兵器まで使おうと、自己保全のために狂ってしまっている。

 幸いなのは、ロシア国内で逮捕覚悟で異例の反戦デモが行われていること。

 良識あるロシア国民の勇気ある行動に頭が下がる。

 苦難の時期はしばらく続くかもしれないが、結局、最終的に勝利をおさめるのは、両国の勇気ある人々なのではないかと思う。

 今は何もできないじーじだが、日本の片隅から平和の到来と人々の幸せを祈って、見守り続けたい。      (2022.2 記)

     *

 3月上旬の追記です

 何もできないのがもどかしい。

 制裁措置の影響で、日本人の生活が多少不便になっても我慢しようとは思っているが…。      (2022.3 記)

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 2023年2月下旬の追記です

 ロシアの反戦デモはロシア政府の国家権力の力で抑えられてしまった。

 しかし、反戦の気持ちがくすぶっている様子はうかがわれ、何かきっかけがあれば再燃しそうな感じもする。

 すごく大変なことではあろうが、ロシア国民の勇気ある行動に期待したい。       (2023.2 記)

     *

 2024年3月24日の追記です

 ロシアのウクライナ侵略から3年が経過した。

 当初、ロシア軍がウクライナの首都キーウに迫り、ウクライナの亡命政府の話も現実味を帯びていたが、ウクライナ政府は踏ん張り、ウクライナ国民の頑張りもあって、ここまで何とかやってきた。

 最近、トランプくんは、プーチンくんが本気を出せば、ロシアはウクライナを占領できる、と、民主主義社会では、とても許されない発言をしているが、それは無理だろう。

 トランプくんはいったいどっちを見ているのだろうと、その政治家としての資質に疑問を感じる。

 ソ連の崩壊を目の前で見たプーチンくんの不安な気持ちはわからないではないが、その言い分には無理があり、やはり応分の責任を取らなければならないだろうと思う。

 アメリカや中国、第三世界の国々に、あまり期待できない現在、ロシアの脅威に直面をしているヨーロッパ各国の冷静な奮起と頑張りに期待したい。

 あまり期待はできないが、それでも、ウクライナの難民を受け入れている日本にも、少しだけ期待をしたい(?)。     (2025.3.24 記)

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ロシアのウクライナ侵略から1年を経て-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月24日 | じいじ日記を書く

 2023年2月24日の日記です

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 1年前の2022年2月24日、ロシア軍が突如、ウクライナに攻め入った。

 ロシアの言い分は今でもじーじにはよくわからないが、たぶんウクライナが欧米諸国と仲良くなって、将来、ロシアに攻め込んでくることやロシア政府を転覆させることなどを不安に思ったことにあるらしい(ロシアはネオナチを退治するためだというが、ネオナチは自由や民主主義を認めていないロシアのほうではないかとじーじなどは思ってしまう)。

 ロシアは昔、ナポレオンのフランスやヒトラーのドイツに攻められた体験があるし、ソビエト連邦の崩壊を経験しているので、その不安はわからないではないが、自分が同じことをやってはいけないだろう。それは中国や北朝鮮なども同じだ。

 どんな侵略戦争も自国民の防衛のために仕方なかったということから始まるのは常識だ。

 日本も昔と同じ失敗を繰り返してはいけないだろう。

 当初、マスコミや軍事評論家(?)の予想では、1週間もせずにウクライナの首都キーウは陥落するかもしれないとか、亡命政府を作らなければならないなどと言われたが、ウクライナ政府と軍隊と国民のがんばりで、なんとか反撃に成功し、今日に至っている。

 しかし、ウクライナの被害は甚大で、民間人の犠牲も多大なものがある。

 その復興にはどれほどの時間と費用がかかるか、想像もつかない。

 この間、ロシアはウクライナの占領地を併合したり、親ロシアの傀儡国家を作ったりしているが、結局、これがロシアの狙いだったのだろうと思う(2014年のロシアのクリミア半島併合も同じ流れだったのだと今ではわかる)。

 これらは、昔、日本が朝鮮半島を併合したり、中国を侵略して、満州国を作ったりしたのと同じ構図で、独裁国家や軍事国家というのは同じようなことをするんだなと思ってしまう(まさかロシアが昔の日本やり方を真似たわけではないだろうと思うが、本当にそっくりだ)。

 日本はその後、泥沼化に陥り、結局、連合国に無条件降伏をすることになるが、ロシアはどうするのだろう?

 ウクライナの被害がこれ以上広がらないうちに、ロシアが撤退し、和平合意ができることが望まれるが、前途は多難だ。

 フロイトさんは、人は行動の意識化をしないと同じことを反復してしまう、と述べたが、まさにそのとおりだ。

 ウクライナに少しでも早く平和が戻ることをこころから祈りたい。          (2023.2 記)

     *

 2024年2月24日の追記です

 その後、戦況は膠着状態となっている。

 この間、ロシアの反政府デモは完全に鎮圧され、香港や中国本土、さらには、新疆ウイグルやチベットと同じような状況になっている。

 苦しくても民主的な社会を選ぶのか、豊かでも自由のない社会を選ぶのか、人々は難しい選択を迫られそうである。         (2024.2 記)

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ラトヴィア・シベリア・ソ連からの独立-じーじのじいじ日記・セレクト

2025年02月13日 | じいじ日記を書く

 2019年2月の日記です

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 NHKーBSを見ていたら、先日も放映されたラトヴィアの民族と歌の祭典を取材した番組が再放送で流れた。

 先日、見た時は感動のあまり、ラトヴィアという国のことを知りたくて、『物語バルト三国の歴史-エストニア・ラトヴィア・リトアニア』(志摩園子・2004・中公新書)を買ったほどで、今も読んでいるところだ。

 バルト三国のことは高校の世界史でちょっと習っただけで、ほとんど知識がなかったが、この本を読むと、小さな国々だけに、昔から大国の思惑に左右されて苦労をしてきており、特に、ソ連に併合されていた時には、シベリアへの強制連行などもあって、大変だったようだ。

 ラトヴィアをはじめとするバルト三国の誇りは、武器ではなく歌による独立と称されるソ連からの独立。

 なんと民族全体による歌の合唱でソ連からの独立を勝ち取ったのが感動的だ。

 民族の誇りと独立が、武器ではなく、歌である、というのはすばらしいと思う。

 アメリカの言いなりになって、高い武器を次々と買って、国の赤字を増大させている人たちも見習ってほしい。

 そして、外交の基盤はやはり近隣の国との平和外交であろうと思う。

 よその国の裁判官や政治家を平気で馬鹿にするような一部の政治家の言動は、これに反するのはいうまでもない。

 ましてや、近隣の国々への過去の侵略や併合という屈辱的な歴史を反省しない政治家などは論外である。

 日本国民だって、近隣の民衆のつらい経験やそれへの加害責任を感じている人は少なくないと思う。

 それぞれの民族の誇りを尊重し、平和な外交が実現されることを祈りたいと思う。        (2019.2 記)

     * 

 翌日の追記です

 同じくNHK-BSで、関口知宏のヨーロッパ鉄道旅、という番組の再放送をしているが、これを観ていると、やはりソ連の支配による影響の大きさやソ連崩壊後のヨーロッパの国々のことをいろいろと考えさせられる。

 民族の誇りを踏みにじるような政治はいつか崩れると思うが、それまでに人々が支払う代償はすごく大きなものがあると思い知らされる。

 民族の誇りと個人の尊重は本当に大切だと思う。

 辺野古でも、福島でも、朝鮮でも、中国でも、……。         (2019.2 記)

     *

 2022年春の追記です。

 ウクライナの次はバルト三国が危ないという話も聞こえてくる。

 なんとか早くにロシアのウクライナ侵略や他の国々への侵略が終わることを祈っている。        (2022.4 記)

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30年ぶりの冬の北海道旅行は、さすがに寒いです!-じーじのじいじ日記(2025.2.9)

2025年02月09日 | じいじ日記を書く

 2025年2月9日(日)の日記です

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 今朝の旭川市の天気、雪時々晴れ、のちまた雪の予想。

 気温-8°。比較的暖かめ(なんせ-20°を覚悟してきたので、これくらいの気温なら大丈夫です(?)。

 ん?あ・さ・ひ・か・わ?

 そうなんです!じーじと安全地帯の玉置浩二さん、そして、なんと、やり投げ女子の北口遥花さんのふるさと旭川に来ています。

 北口さんは、じーじの高校の52年後輩。

 じーじは北口さんのひと昔前以上も前の大先輩にあたります(えっへん!もっともじーじは1年で転校をしてしまいましたが…)。

 さて、30年前の冬の北海道旅行では、ある雑誌の企画で、知床で流氷を見ながら、焚火を楽しむ!という贅沢を経験しました。

 今年の北海道では、旭山動物園のペンギンさんのお散歩タイムを楽しみます。

 そろそろ、出発しましょう。          (2025.2記)

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