2018年のブログです
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東川町にいます。
朝夕、散歩をしています。
散歩をしていると、町役場の壁に貼られた写真を熱心に眺めている普通のおじさんやおばさん、あるいは、おじいちゃんやおばあちゃんをよく見かけます。
みなさんが熱心に見ておられるのは、今年の写真甲子園の北海道予選の写真。
北海道内各地の高校生の力作が並んでいます。
写真のことがあまりよくわからない私でも思わず立ち止まってしまうほどの力作ぞろいですが、東川町のみなさんも真剣にご覧になっています。
すごいです。
農作業姿のおじさんやおじいちゃん、エプロン姿のおばさんやおばあちゃんが、普通の姿として高校生の写真を見ています。
感動です。
写真がこれほど日常的になっていることに、感激をします。
今年もまた、この東川町で、全国から写真好きの高校生が集まって写真甲子園が開かれるのですが、それが普通の町民にすっかりと定着し、地に足のついたイベントになっているようです。
さらには、東川の道の駅には、町民の写真クラブの展示会も開催されており、ここでも普通のおじさんやおばさん、おじいちゃん、おばあちゃんが町民の撮った写真を見ています。
ひょっとすると、知人の写真もあるのかもしれませんが、熱心に見ておられます。
それにしても、仕事や家事の合間に町役場の壁の写真を鑑賞する普通のおじさんやおばさんがいる東川町はやはりいい町です。 (2018.7 記)