2017年9月のブログです
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夕方のテレビニュースを見ていたら、拉致被害者の蓮池薫さんの転読インタビューが映りました。
蓮池さんは新潟の私立大学で朝鮮語講座を担当するような冷静な学者さん。
インタビューも激することもなく、冷静に現状分析と横田めぐみさんの思い出話を淡々とされていましたが、かえってそれで涙を誘われました。
横田めぐみさんとは一時期、隣り同士に住んでいて、子どもさん同士が一緒に遊ぶようなお付き合いで、手作りのバスケットボール板で遊んだりしたことがあったそうです。
横田恵さんは、当時から語学の才能が抜群で、今、日本に帰国しても、自立した生活が可能だ、との指摘をされました。
蓮池さんの子どもさんたちも日本で順調に生活をされているようです。
そういうお話を今、されることは結構、勇気がいることだろうな、と今さらながら、蓮池さんの大変さを考えました。
その蓮池さんが、ミサイル、核の問題がある現状で、拉致の問題を解決するには、対話、が重要と、きっぱりと話されていました。
北朝鮮の狂信ぶりを見ていると、制裁、と思いがちですが、しかし、拉致被害者のことなども考えると、問題はそう簡単ではないのだろうと思います。
政府、自民党の皆さんには先を見据えて冷静な対応を考えていただきたいと思いますし、周りの人たちからも冷静で賢い知恵をぜひ伝授していただきたいと切に祈っております。 (2017.9 記)
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追記です
9月17日の「朝日新聞」朝刊にも単独インタビューが載りました。
よろしかったら、読んでみてください。 (2017.9 記)