たぶん2017年のブログです
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今日の夕方、いつものようにビールを飲みながらニュースを見ていると、幼稚園児が登場するニュースが二つ続けて映りました。
ひとつは、海上保安庁の巡視船が東南アジアの海賊(?)を取り締まりに出発するところを幼稚園児が旗を振って見送るニュース、もうひとつは、幼稚園のプランターに田植えをする幼稚園児のニュースでした。
子どもたちはどちらのニュースでも無邪気に元気にはしゃいで映っていました。
しかし、どちらの子どもたちが幸せなのか、と考えさせられました。
東南アジアの海賊(?)を巡視船で取り締まることは、もちろん現地の人々のことを考えると大切な仕事かもしれません。
しかし、それを子どもが見送る必然性があるのだろうか、とじーじは思うのです。
海賊の取り締まりは現地の海上警察や海軍の仕事でしょうし、それでも足りない分は海上保安庁の巡視船の貸与などで補えないのでしょうか。
海上保安庁の巡視船といえども、機関銃を装備し、そのうえで取り締まりをし、海賊が従わない時には攻撃をして制止することが仕事です。
そういう船を幼稚園児に見送らせる必然性がどれだけあるのか、おそらくは愛国心教育の一環なのかもしれませんが、じーじには疑問に思えました。
一方の、プランターで田植えをする幼稚園児のニュース、こちらはほほえましいかぎりです。
プランターの田んぼの中を歩き回る園児たちの姿は泥んこ遊び同様、元気いっぱいですし、記者が園児に、なにをうえたの?と聞くと、おいしいおこめ!という答えがかえってくるなど、最高です。
見ていても、本当にいいな、と思えるニュースでした。
このあとも、草取りや稲刈りがあるのでしょうし、秋の芋ほりのニュースなども楽しいものです。
このブログで何度か書いていますが、じーじは子どもが登場するニュースには相当の配慮が必要ではないかと考えていますし、心配をしています。
できれば、親ごさんも子どももが、安心をして、楽しく見られるような子どものニュースを、テレビ局には作ってもらいたいものだなとつくづく思います。 (2017?記)