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硝子のハンマー

貴志祐介 角川文庫

貴志祐介さんと言えば、「黒い家」「青の炎」ですが
今回は密室殺人と言うぞくぞくする内容です..。
冒頭に部屋の見取り図まで提示され、凄く期待するスタート(笑)
セキュリティに関して勉強になりましたけれど、それは小説の面白さとは別です..。
内容に関しては後から割り込んで来た話がそのまま本筋になって
「ああ..なんだ..やっぱりこれで..こうなるの..」って感じです。
ただ殺人を犯した理由が理解できません..疑問です..。
私としては密室とアリバイの謎を解く様な内容にしてほしかったので
彼ではなく彼が犯人であってほしかった..(ネタばらさない)
でもね..答えを明かす様なタイトルと本のカバーのイラストはだめでしょう..。

★★☆
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