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13階段



高野 和明 講談社文庫

今週はこの13階段をじっくり読もうと午後から読み始めて
そのまま読んでしまいました。

江戸川乱歩賞を選考委員の満場一致で受賞したことから話題となった高野和明さんのデビュー作。
40万部を売り上げ、乱歩賞受賞作品の中でも記録を達成している。


知っていましたけれど、映画の評判がよろしくなく
原作を読んでいませんでした。


この本の解説で宮部さんが書かれていましたが、高野さんご本人も
映画「13階段」の仕上がりに不満を持たれているらしく
宮部さんも、映画を御覧になってこの本に手が伸びないでいるなら
ぜひ読んでいただきたいとコメントされていました。

真実はひとつなのですよ..普通は..
この小説には複数の真実が絡み合っています。
死刑執行の生々しい描写もすごいです。

言い過ぎるとネタバレになるので言いません..



★★★












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被取締役(とりしまられやく)新入社員



安藤 祐  講談社文庫

何をやっても失敗してきた鈴木信男(主人公)は一流広告会社の試験を受け、なぜか採用される。
彼に与えられた使命は、だめ社員になって他の社員の社内ストレスの“はけ口”となること。
表向きは新入社員だが、実は月給20万円+役員報酬3,000万円(年報)の役員待遇
「被取締役(とりしまられやく)」だった。
信男は天性のダメ人間ぶりを発揮し、「ひとりいじめられっこ政策」を遂行する。


三島由紀夫の金閣寺の後に読む本としては間違ったかな?


ドラマにすると面白いのでしょうね..きっと..



ドラマ原作大賞受賞作..なるほどいかにもそれっぽい
FM802だったかな?
番組で、面白い小説として紹介されていましたので
本屋さんで思い出して探してみた...


難波の大きなジュンク堂でその棚がからっぽ..
「お!面白いのかな??」

次に梅田のジュンク堂で見つけました。
表紙のビジュアルに、嫌な予感がしましたけれど..(笑)



内容は広告業界に知識があれば、取材しなくても書ける内容...
半分まで読めば最後まで予測可能です。

普段はコミックを読まれている若い方が
小説に馴染むための入り口にするなら、いい本かも知れません。



以前..大学の研究チームが発表した面白い記事を何かで読みました。

「働き蟻」を観察すると1割ほど「働かない蟻」が現れるらしいです。
さらに、その「働かない蟻」を排除すると「働き蟻」の中の1割ほどが
「働かない蟻」になるそうです。

逆に「働かなかった蟻」だけを集めても
「働き蟻」と「働かない蟻」が同じ比率で分かれるそうです。

「実に面白い..」

自然界に意味の無いものは無いでしょうから

「実に興味深い..」


☆☆☆

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セパ交流戦



直前の6連勝にも
交流戦に入って3連敗..

私の今年の観戦成績は

オープン戦 1勝

公式戦 1敗

交流戦 1勝




今年の虎はまだまだ行きますよ!



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