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【マッドサイエンティスト】 Ep.1 天才発明家の殺人光線と謎の死 | 発明家テスラ:謎の死と殺人光線 (ID Investigation Discovery)

2023-12-27 23:06:39 | 安全保障、戦争・軍事・テロ・ハニトラ、マフィア、スパイ・犯罪・詐欺

【マッドサイエンティスト】 Ep.1 天才発明家の殺人光線と謎の死 | 発明家テスラ:謎の死と殺人光線 (ID Investigation Discovery)

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=Od4MECNUBB8


ロスチャイルド財閥-286 因縁のロシアによるポグロム

2023-12-27 20:53:23 | 国際政治・財閥

 

 

 

ロスチャイルド財閥ー285 貴族になったユダヤ人https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/35c28733ab04d21b53596462cad2da97

からの続き

 

 

頑迷なツアー(ロシア皇帝)の国、ロシアとその影響下にあったポーランドでは、ユダヤ人の受難が続いていました。

ユダヤ人がロシアなどヨーロッパ北東部に本格的に移住するようになったのは、ライン川沿いで十字軍のキリスト教兵士によるユダヤ人虐殺が行われた11世紀以降です。

ユダヤ人は、木こりや行商人をして生活していました。 ツアーがこれらのユダヤ人を税金の取り立てに使うようになると、ッツアーの圧政に苦しむ民衆は、その鬱憤をユダヤ人に向けてなぶり殺しにする事件が相次ぐようになりました。

秘密警察もツアーへの怒りをそらすために民衆を扇動しました。 ナポレオン戦争後、フランスなどでは、ユダヤ人を含めて権利の平等化が進んだのに対して、歴代のツアーはむしろユダヤ人への弾圧を強めました。

ユダヤ人を改宗させるため、12歳で徴兵して洗脳を試みたりもしました。 ついには、ポーランドなどでの反政府運動にユダヤ人が関与しているのでないかと疑い、国境から60キロ以内にユダヤ人が移住することを禁止し、職業を制限するなど苛酷な政策を取りました。

 

こうした状況を背景に、1871年にウクライナ地方のオデッサを手初めに、「ポグロム」(略奪、殺人などを伴う暴動を意味するロシア語)が起きるようになります。

ユダヤ人が井戸に毒を投げたとか。礼拝に人の生き血を使っているといった流言は日常茶飯事でした。

混乱する社会情勢の中で、最も弱い集団であるユダヤ人をスケープゴートにするロシア民衆によるポグロムは、1920年代まで繰り返し発生しました。

 

 

ざっくりダニエル書 6「驚異の聖書預言」~バビロン王朝滅亡~ ダニエル書 5章よりhttps://www.youtube.com/watch?v=3bAygZz4gh0

 

 

 

(関連情報)

 

・ロスチャイルド財閥-280 ユダヤ人差別という宿命https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ebb8c4fc7c78defcb59d4ea79147bf59

・ロスチャイルド財閥ー281 タルムードとオッペンハイム銀行https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c916730cb1ef112bbce34c1aa888bfb7

・ロスチャイルド財閥-282 ディアスポラの歴史 そしてキリスト教の教父アウグスティヌス
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/718669a2d8195674ef6185a7eaa2c0d6

・ロスチャイルド財閥ー283 トルケマーダの異端諮問裁判
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f9ba72a0f09cd40ac397d0d559f95d87

★ロスチャイルド財閥ー284 啓蒙思想とロスチャイルド家の台頭https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/318e0d1a3f9af23d313bfd982569b41f

・ロスチャイルド財閥ー285 貴族になったユダヤ人https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/35c28733ab04d21b53596462cad2da97

・ロスチャイルド財閥-286 因縁のロシアによるポグロムhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ceed704abdadd1e607c0a6bbe7a7ca94

 

 

 

 

 

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極右政党、欧州で相次ぎ支持拡大 欧州議会選で議席増も

2023-12-27 20:30:17 | 国際政治・財閥


独極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」による反政府デモに集まった支持者たち(2022年10月、
ベルリン)=ロイター

 

欧州で極右政党がさらに勢いを増している。オランダの下院選やドイツの市長選では極右政党が相次ぎ勝利し、世論調査によると2024年6月の欧州議会選でも極右会派の議席数が増える見通し。

インフレによる家計圧迫に加え、中東情勢の緊迫で強まるイスラム教や移民への反感など他者を排除する内向き志向が追い風だ。




調査機関ヨーロッパエレクツの11月の世論調査によると、来年の欧州議会選(定数720)における極右会派「アイデンティティーと民主主義(ID)」の議席数は87と予想されている。

IDにはフランスの極右の国民連合(RN)や独の極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が参加する。春まで予想議席数は60台で推移していたが、夏以降に急速に支持を伸ばした。

 

IDは、前回19年の議会選後に結成された。その時点で73議席と、欧州議会(当時の定数751)の1割近くを占める勢力だった。

24年6月の議会選ではさらに存在感を増す可能性がある。一方、世論調査によると仏与党「再生」などが参加するリベラル会派や環境政党は失速する恐れがある。

 

 

各国選挙でも、極右政党の台頭が目立つ。ドイツでは東部ザクセン州ピルナで12月17日、AfDから立候補した市長が当選した。

市長選でAfDが勝利するのは初めてだ。世論調査によると、AfDは24年秋に実施予定のザクセン州など旧東ドイツ地域3州の州議会選挙でも勝利する可能性がある。

 

AfDはもともと旧東ドイツ地域で強い支持基盤を持つ。10月の西部ヘッセン州の議会選挙でも躍進するなど、足元では旧西ドイツ地域でも支持を広げつつある。

23年に入ってからは、中部チューリンゲン州のゾンネベルク郡でドイツ初のAfD郡長が誕生するなど、行政運営を担う地域も増えている。

 


デモでナチス式の敬礼をする独ポピュリズム極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」
の支持者(2022年10月、ベルリン)=ロイター



極右の支持率を押し上げているのが反イスラム・反移民感情だ。フランスやベルギーでは10月以降、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突に影響を受けたとみられるイスラム過激派による殺人事件が相次いだ。

AfDのような極右は移民抑制や反イスラムを掲げ、有権者が抱くテロへの不安や移民への反発の受け皿となっている。11月のオランダ下院選で極右の自由党が第1党の座を確保したのも、中東やアフリカからオランダに流入する移民への反感が要因だった。


各国政権は極右の台頭に危機感を強めている。仏紙ルモンドによると、11月末には仏政府のベラン報道官が与党議員や研究者を招き、RNの脅威を分析する昼食会を開いたという。マクロン政権は新たな移民規制法を成立させるなど、国民の内向き志向を意識した政策の保守化が進む。

ウクライナへの支援も欧州連合(EU)への懐疑論や自国優先を強調する極右政党の支持拡大につながっている。ロシアによるウクライナ侵攻は欧州の首脳陣の結束を強めた一方、有権者には不満がくすぶる。


欧州外交問題評議会(ECFR)が独仏などEUの6カ国で実施した世論調査では、45%がウクライナの加盟が欧州の安全保障に与える影響を不安視していると答えた。

長引くインフレが内向き志向に拍車をかけている。足元ではユーロ圏の消費者物価指数の前年同月比伸び率は鈍化してきたが、実態はエネルギー価格の下落が大きい。食品は11月に6.9%の上昇となるなど、依然家計の負担感は強い。


インフレに苦しむ有権者からは政府に対し、他国ではなく自国民の家計を支援してほしいとの声が上がる。ウクライナのEU加盟が実現すれば、同国産の農産物の流入が増え、自国農業が圧迫されるとの懸念も強い。

EUの重要法案の成立には欧州議会選の承認が不可欠だ。極右会派が勢力をさらに伸ばせば、ウクライナ支援や環境保護、様々な規制案などに関する合意形成が困難になるほか、移民の流入がさらに厳格化される可能性がある。


フォンデアライエン欧州委員長が率いる現執行部の任期は、24年10月までだ。議会の右傾化は新執行部の選出にも影響がありそうだ。(パリ=北松円香、ベルリン=南毅郎、ブリュッセル=辻隆史)

 

 

日経記事 2023.12.27より引用

 

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だんだん、世界がきな臭くなってきましたね。 欧州は、今から五アフリカ・中東のイスラム勢力、及びロシアに厳しくなるでしょう。 というか今まで甘やかしすぎ。


欧州のバックには世界最大の財閥、戦争男爵・ロスチャイルドがいるので、国家の支援だけでなく、ケイマン諸島やスイスに隠し持ってるユダヤ系資本の援助も実質ある物と思われます。 

ロシアのプーチン、アメリカの共和党・ロックフェラー財閥が青ざめていく姿が目に見えるようになるでしょう。

 

★ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d


★ロスチャイルド財閥-195  2012年ロスチャイルド の投資会社RIT・キャピタル・パートナーズがロックフェラー資産運用事業の株式37%取得https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6aeceba979c21512d0b651606778f7fc

 

★ロスチャイルド財閥-215 ロスチャイルド当主 ANAホテル(赤坂)プライベート会合https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/15e42c79348485224e0b9ae63ca899e4

★ロスチャイルド財閥ー85 ヴェネチアの黒い貴族: 人類史絶対勝者のルーツ https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ee17d9c2af99e8fb646a1c44d6e8e129

 

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「止まらぬ移民流入、極右支持の追い風」仏研究者に聞く

2023-12-27 20:26:06 | 国際政治・財閥


仏国際関係戦略研究所(IRIS)研究員のジャンイブ・カミュ研究員

 

 

極右政党の台頭が欧州各国を揺さぶっている。欧州連合(EU)に懐疑的な極右の影響力増大は、欧州の結束にひびを入れかねない。政治学者で欧州のナショナリズムや極右の研究を専門とするジャンイブ・カミュ氏に背景を聞いた。


――前回の2019年の欧州議会選以降、欧州の政治・社会状況はどう変わりましたか。

「極右は24年の欧州議会選でも大きな成功を収めるだろう。19年の欧州議会選の後も、欧州各国の選挙でEU懐疑派の極右政党の勝利が相次いでいる。欧州は有効な移民政策を打ち出せず、アフリカなどからの人の流入が止まらないことが極右の支持拡大の一因だ」

「極右政党は移民は異なる文化を持ち、欧州の社会システムになじまないとする。移民は欧州の福祉制度が目当てだとも主張する。中東情勢の緊迫や欧州で相次ぐイスラム過激派によるテロも、極右が自分の主張の正しさを裏付ける格好の材料だ」

「アフリカから欧州へと海を渡ってくる人の往来を止めるのは困難だ。一番いいのは彼らの出身国の経済状況を改善させ、移住しなくてもよい環境を整えることだ」


――欧州における移民の社会統合は、以前よりも難しくなっていますか。

「従来は、アルジェリアなど旧植民地の国々から来た移民はフランスによる統治の記憶があり、仏文化やフランス語にもなじみがあった。1990年代以降は、植民地時代を知らない移民が増え、社会に溶け込みづらくなっている面がある。また過激なイスラム思想を持ち、欧州の価値観を受け入れない移民もいる」

「だが、移民がみんな過激な思想を持っているわけでは断じてない。彼らは介護など比較的低賃金で負担の大きい仕事を担い、富の創出に貢献している。移民の雇用者は彼らがいなければ、業務が立ちいかないと訴えている」


――極右は欧州政治において主流の勢力になっていくのでしょうか。

「フランスの極右政党・国民連合(RN)のルペン氏は、2022年の大統領選の決選投票で41%もの票を集めた。同党の主張が偏っているという批判は可能だが、有権者にとっては、すでに『普通の党』だといえる。二大政党制の衰退で勢いを失った保守政党に代わる、新たな右派の担い手になり得る」




(聞き手はパリ=北松円香)

仏国際関係戦略研究所(IRIS)研究員。「ヨーロッパの極右」(みすず書房)など、極右を分析した著書多数。1958年生まれ。
 
 
 
日経記事 2023.12.27より引用

ロシア、黒海で軍艦に損傷と認める ウクライナ空軍が攻撃

2023-12-27 20:07:39 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢

ロシアは26日、黒海の港で同国の軍艦がウクライナの攻撃を受け、損傷したと発表した。

ロシアが占領しているクリミアのフェオドシヤ港が26日未明、空襲を受けた。

ロシア国防省は、大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」が、誘導ミサイルを搭載したウクライナ軍機に攻撃されたと認めた。

 

ウクライナ空軍のトップはそれ以前に、ロシアの戦艦を破壊したと発表していた


ロシアが任命したクリミア地域行政トップのセルゲイ・アクショノフ氏によると、この攻撃で1人が死亡。また、負傷者も数人出ているという。

アクショノフ氏はまた、建物6棟が損壊し、少人数が一時的な宿泊施設に収容されたと付け加えた。


攻撃による火災は収まっている。港は一時封鎖されたが、その後、輸送業務は通常通り機能しているという。


大きな爆発

ウクライナ空軍の司令官ミコラ・オレシュチュク中将は、港での大きな爆発を映したとされる映像を公開した。

この映像は独自に検証・確認されていない。しかし12月24日に撮影された人工衛星画像には、フェオドシヤ港に「ノヴォチェルカッスク」と同じ全長とみられる船が停泊しているのが写っていた。

ウクライナの前線での作戦に影響を及ぼしている西側諸国の支援が弱まっているなか、この船に大きな被害が出れば、ウクライナにとっては歓迎すべき朗報となる。「ノヴォチェルカッスク」は、ドック入りしていたことを考えると、兵士や装備品、あるいはその両方を積んでいた可能性が高い。

元北大西洋条約機構(NATO)アナリストで安全保障・防衛専門家のパトリック・バリー氏はBBCニュース・チャンネルに対し、この軍艦には、ロシアがウクライナの標的への攻撃に使用しているイラン製の無人偵察機シャヘドが搭載されているとみられていたと語った。


また、ウクライナのテレビに出演したウクライナ軍南部司令部のナタリヤ・フメニュク報道官は、このような大規模な爆発は、「船自体の燃料や弾薬以上のものが原因であることは明らか」だと述べた。

フメニュク氏は、ロシアとクリミア半島を結ぶケルチ橋が損傷したため、ロシアは「重要な貨物」の輸送に関して困難に直面していると付け加えた。

「つまり、(ノヴォチェルカッスクの積み荷は)完全に包装された、一種のクリスマス・プレゼントだった可能性が高い」

同艦が運用不能になれば、たとえ一時的であっても、ロシアによる北側の占領地域への兵員補給が妨げられることは間違いない。

しかし、この攻撃が前線にどのような影響を及ぼすのか、どの程度の期間、ロシア軍の作戦が中断されるのかについては、定かではない。


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これとは別に、ウクライナ空軍の報道官は、ミコライウから125キロメートルの地点で同軍の戦闘機「Su-14」2機がロシアに撃墜されたとの報告を否定した。

 

また、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は25日、ロシア軍が東部の要衝マリインカを制圧したと、ウラジーミル・プーチン大統領に報告した

ウクライナ政府は当初、この主張も否定していたが、同国軍のヴァレリー・ザルジニー総司令官は記者会見で、部隊がマリインカの郊外まで撤退したと述べた。


ロシアの支援を受けた武装組織が2014年に、東部ドネツク州とルハンスク州の大部分を掌握して以来、ウクライナはマリインカを防衛障壁として使用してきた。

 

軍艦「ノヴォチェルカッスク」
           軍艦「ノヴォチェルカッスク」

 

「ノヴォチェルカッスク」がウクライナ軍の標的にされたのは今回が初めてではない。

ウクライナ国防省は2022年3月、占領下のベルジャンスク港への攻撃で同艦が損傷し、別の水陸両用強襲揚陸艦「サラトフ」が沈没したと報告した。

オレシュチュク中将はメッセージアプリ「テレグラム」への投稿で、「ノヴォチェルカッスク」は昨年、黒海で沈没したロシア黒海艦隊の旗艦の巡洋艦「モスクワ」と同じ道をたどったと書いた。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、戦時中に沈没した他のロシア艦船についても言及し、「ロシアの潜水艦黒海艦隊に別の艦船の補給を見事に迫った」空軍に「感謝する」と述べた。


「占領者たちは、ウクライナに平和な場所をひとつも持つことはないだろう」

ロシアは2014年にクリミアを併合。2022年2月に始まったウクライナへの全面侵攻では、クリミアにいる部隊が重要な役割を担っている。


クリミアのロシア軍はその後、ウクライナによる攻撃を繰り返し受けている。ウクライナ軍は11月、開戦以降に黒海でロシア海軍の艦船15隻を破壊し、さらに12隻を損傷させたと発表した。

人工衛星の画像によると、昨年9月にセヴァストポリの黒海艦隊司令部がミサイル攻撃された後、ロシア海軍が黒海艦隊の大部分をクリミアからロシアの黒海港ノヴォロシスクに移動させている。

 

一連の攻撃の結果、ロシア海軍の優位性はある程度低下した。しかし今年はウクライナの反転攻勢にもかかわらず、ロシアは占領地域を維持している。

 

ウクライナ東部から南部の戦況を表した地図(出典:米戦争研究所、日本時間2023年12月20日午前6時時点)

 

(英語記事 Russia confirms damage to warship in Black Sea

 

 

 

BBC記事  2023.12.27より引用