24日、キーウで記者会見する(左から)カナダのトルドー首相、イタリアのメローニ首相、
ウクライナのゼレンスキー大統領=共同
【キーウ=田中孝幸】
イタリアのメローニ首相とカナダのトルドー首相は24日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領とそれぞれ2国間の安全保障協定を取り交わした。
トルドー氏は今年、ウクライナに約22億5000万ドル(約3400億円)の財政・軍事支援をすると表明した。
カナダとイタリアの安保協定はウクライナが将来、北大西洋条約機構(NATO)に加盟するまでの同国の防衛力を高めるのが目的で、期限を10年としている。
フランスやドイツもすでに同様の協定を結んでおり、バイデン米政権も締結の準備を進めている。
今年の主要7カ国(G7)の議長役を務めるメローニ氏は記者会見で「我々はウクライナを支援し続ける」と強調した。
日経記事 2024.02.25より引用