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米大統領「イスラエル防衛に責務」 イランの攻撃受け 北米

2024-04-14 11:28:47 | 中東情勢・基礎知識・歴史・問題・真実


バイデン米大統領はホワイトハウスで安全保障担当者と対応を協議した
=写真はX(旧ツイッター)より

 

【ワシントン=坂口幸裕、ロンドン=江渕智弘】

バイデン米大統領は13日、イランによるイスラエル攻撃について「イランと代理勢力の脅威に対するイスラエルの防衛への米国の責務は揺るぎない」と表明した。X(旧ツイッター)に投稿した。

米国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官は声明で、イランによるイスラエル攻撃を受けて声明を発表し「イスラエルの防衛を支援する」と強調した。イランの攻撃について「数時間にわたり展開される」との見方を示した。

 


声明ではイランが空からイスラエルへの攻撃を始めたと明らかにした。バイデン氏が「イスラエルの安全保障に対する米国の支持は揺るがないと明確にしている」と明記した。

バイデン氏は13日夕、地元・米東部デラウェア州から急きょホワイトハウスに戻った。オースティン国防長官やブリンケン国務長官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)らと会合を開いた。

 

ワトソン氏は声明で「米国はイスラエルの人々に寄り添い、イランの脅威に対する自衛を支援する」と訴えた。米政府はイスラエルや他の同盟・有志国と緊密に連絡を取り合っている。米中央軍のクリラ司令官がイスラエルに滞在しており、同国軍と対応策を話し合っているとみられる。

バイデン氏は12日、イランによるイスラエル攻撃について「すぐにでもあり得る」と表明。イランに対して攻撃を「やめろ」と強い口調で要求した。1日のシリアのイラン大使館周辺への空爆を受け、イランが近く報復に踏み切るとの認識を示していた。

 

英国のスナク首相は攻撃開始を受け「無謀な攻撃を最も強い言葉で非難する」との声明を出した。

「緊張を煽り、地域を不安定化させる危険性がある」と指摘し、「同盟国とともに事態を安定させ、さらなるエスカレートを防ぐために取り組む。これ以上、血が流れるのを誰も望んでいない」と力説した。

 

英国防省は英空軍の戦闘機と空中給油機を中東地域に増派したと明らかにした。従来の任務の範囲で、必要に応じて「空からの攻撃を迎撃する」としている。

国連のグテレス事務総長は「こうした敵対行為の即時停止を求める」との声明を発表した。「中東での大規模な軍事衝突を避けるため、すべての当事者に最大限の自制を要請する」と訴えた。「この地域も世界も再び戦争する余裕はない」と強調した。

 

欧州連合(EU)のミシェル大統領は「イランによるイスラエル攻撃を強く非難する」とXに投稿した。「地域情勢のエスカレートを防ぐためにあらゆる手段を講じなければならない」と訴えた。

 

 
 
 
日経記事2024.04.14より引用
 
 

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