ネタニヤフ首相の私邸付近で警戒に当たるイスラエル軍兵士(19日、中部カイサリア)=AP
【イスタンブール=時事】
イスラエル首相府は19日、中部カイサリアにあるネタニヤフ首相の私邸がドローン攻撃の標的になったと明らかにした。地元メディアなどが伝えた。
当時ネタニヤフ氏や夫人は不在だった。ドローンはレバノンから飛来し、イスラエル軍と交戦するイスラム教シーア派組織ヒズボラが発射したとみられる。
軍の声明によると、ドローン3機のうち2機を撃墜し、残る1機が建物に衝突した。負傷者はいなかった。
イスラエル軍はレバノン領内で攻撃を続けている。レバノン保健省は19日、首都ベイルート北郊のジュニエでは空爆で2人が死亡したほか、南部ザフタでもイスラエルの攻撃で3人が死亡したと発表した。
一方、戦闘を「新たに激化させる段階に入った」と宣言したヒズボラも反撃しており、イスラエル軍の19日の発表ではレバノンから50発以上の飛翔(ひしょう)体が撃ち込まれた。
イスラエル軍は2024年10月1日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラに対し、イスラエルと国境を接するレバノン南部で「限定的」な地上攻撃を始めたと発表しました。
その後、イスラエル軍は、イランがイスラエルに向けて同日にミサイルを発射したと発表しました。最新ニュースと解説記事をまとめました。
続きを読む