名門ジョージタウン大学
ジョージ・ワシントンが大統領に就任した1789年に、カトリックの司教ジョン・キャロルが
あらゆる宗派に開かれたカレッジとして設立。 フランス革命の起こった同じ年の1789年。
『TRAGEDY and HOPE(絶望と希望)』(キャロル・キグリー著)の一部より引用
・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d660c110d7d5ef7755ffc1c0c307c3b5
・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddd122e978102fde1d442a0bbf2ded77
・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a0d94142376917b688f675c5c58ac6f
・ロスチャイルド財閥-403 アメリカの歴史-35 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』- 4 誰が世界制覇を企てているのか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d2594e672f6c8dacd3434d7b5630a9af
・ロスチャイルド財閥-407 アメリカの歴史-36 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-5 キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5ff1ac85975166e8a4de04a25df9532b
・ロスチャイルド財閥-409 アメリカの歴史-37 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-6 ロスチャイルド家(最古の銀行王朝のひとつ)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cf2528f115e55ee03b3e6d14ce335ac2
・ロスチャイルド財閥-410 アメリカの歴史-38 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-7 同じような金融王朝が米国でも発展した
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/abab79cbe1ef8ce15b37dfc32ccb8384
・ロスチャイルド財閥-411 アメリカの歴史-39 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-8 ジョン・ラスキンがオックスフォード大学にやってきた
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/50e73bf51e1b493e92eef30d426f7bd6
・ロスチャイルド財閥-415 アメリカの歴史-40 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-9 セシル・ローズと円卓会議グループ、そしてミルナー幼稚園https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c3e858d14fb72dcd75d4c67be1fbb7c6
・ロスチャイルド財閥-416 アメリカの歴史-41 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-10 外交問題評議会と太平洋問題調査会の設立
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9c561e83134bd0f982c9d8ad5713e63a
・ロスチャイルド財閥-419 アメリカの歴史-42 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-11 ウォルター・リップマンとニュー・リパブリック誌
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9f876cf42ab13edbd2025ebb2353d830
・ロスチャイルド財閥-423 アメリカの歴史-43 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-12 秘密社会は共産主グループとどう連携したか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c1d940bed367d2aadb33bd0ba2308c3
・ロスチャイルド財閥-425 アメリカの歴史-44 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-13 モルガン・ロックフェラー・カーネーギー財団は中国を共産主義陣営に売り渡した
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/485bad0bff0d7a0581ed83d3df97a2dd
ロスチャイルド財閥-429 アメリカの歴史-45 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-14 ジェロム・グリーンこそ太平洋問題調査会というクモの巣の主である
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1440566e72015aaa648dad78ca993e80
からの続き
共産主義者の陰謀よりもさらに大きな謀略がある
一世代前から現在にわたって存在し続けている『国際的親英家ネットワーク』は、ともすると、『急進的右翼』に『共産主義の仕業』と思い込ませるように活動している。
私たちが『円卓会議』グループとつきとめたこのネットワークは、共産主義をはじめとするどんなグループとも協力を厭わないどころか、頻繁に協力しあう。
私がこのネットワークの活動に通暁しているのは、二〇年に及ぶ調査の賜物であり、一九六〇年代初頭に、二年間彼らの文書や極秘記録を調査する許可をもらったからである。
私はネットワーク自体もその目的のほとんども嫌いではないし、ながらく『ネットワーク自体』や、『その手先』と関わってきた。
(『悲劇と希望』950ページ)
外交問題評議会の権力と人脈
『秘密権力』の『グローバルネットワーク陰謀組織』をつぶさに検証する頃合いである。というのも、米国の国内外政策との関連性がとりわけ強いからである。
づでに見てきたように、『ロスチャイルド』、『モルガン』、『カーネギー』、『ロックフェラー』などと結託して『セシル・ローズ』がつくりあげた『秘密ネットワーク』は、少数の『極秘円卓会議グループ』によって運営されていた。
その後、このグループは、陰謀計画を推進するために活動拠点を築いた。 『米国の活動拠点』は『外交問題評議会』と呼ばれた。
前述したように、その出現の様子をキグリー博士は次のように述べている。
一九一四年の大戦末期、この制度『円卓会議グループ』の大幅な組織拡大が必要となった。 再びその役を担ったのライオネル・カーチスは、英国と全自治領にある『円卓会議グループ』の活動拠点を構築した。
『王立国際問題研究所』というこの活動拠点の中核は、各地に潜んでいる『円卓会議グループ』だった。
ニューヨークのそれは『外交問題評議会』として知られ、少数精鋭の『米国円卓会議グループ』とつながる『J・P・モルガン商会』の前線基地だった。
米国の組織は多数の『モルガン専門家』に牛耳られており、その中のラモントとベアは、『パリ講和会議』に出席して『ミルナー・グループ』が集めた『英国の専門家』グループと親密な友好関係を結んだ。
『外交問題評議会(CFR)』は秘密の組織ではないが、実際の活動は強力であると同時に、未知のままである。
活動の実態は一切公表されていない。 新聞や雑誌で『CFR』についての記事を探そうにも。何も見つからない。
しかし、評議会が表向き掲げる目標についての多かれ少なかれ『公式説明』が、一九六一年九月一日付けの『クリスチャン・サイエンス・モニター紙』に掲載された。
キグリー博士によると、この新聞は『CFR系列』なので、記事は公式表明とみて良い。 ここにその冒頭部を紹介する。
「ニューヨーク市の六十八番街にあるファッショナブルなパーク・アベニューの西側に二つの瀟洒(しょうしゃ:洗練されたの意味)な建物が道路を挟んで建っている。
ひとつは駐米ソ連大使館である。 南西の角の真向かいにあるのが『外交問題評議会』であり、外交政策分野でもっとも影響力のある半官半民組織機のひとつといえる」
CFR本部ビルはロックフェラー家から寄贈された。 記事はこう述べている。
「その名簿には外交、実業界実業界、金融、科学、労働、ジャーナリズム、法曹、教育の分野の錚錚たる人物が名を連ねている。 これほど広範で異なった分野のメンバーを結びつけているのは、米国外交政策の舵取りに寄せる人並みはずれた情熱である」
CFRの名簿には、国家の要職から厳選されたエリート一四〇〇人が公式メンバーとして載っている。彼らは連邦政府の意思決定の地位に就くために訓練され、保護されている。記事はこう続く。
「メンバーのほぼ半数は政府の公職に就くか、折にふれ顧問を引き受けるように求められる」
もっと古いCFR系の雑誌には別の記事が掲載されている。一九五八年七月のハーパーズ誌にCFRメンバーの『ジョゼフ・クラフト』による『政治家の学校(School for Stetesman )』という記事が載っている。 彼はCFRをこう表現している。
「それは政府の基本政策を決める場であると同時に他の多くの問題を決定する場でもあって、つねに上級官僚を登用する役割を担ってきた」。
この記事の中で、クラフトは、CFRはワシントンの本部チームの一翼を担う特定の戦略に則ってメンバーを訓練すると指摘している。 この戦略とは何か?
クラフトの指摘によると、CFRを公式に創設した功労者はホワイトハウスでウィルソン大統領を補佐した、かのネットワークの『エドワード・マンデル・ハウス大佐(コロネル)』だった。
彼は『ジェローム・グリーン』と組んで活動した。『ハウス』は『国際的権力グループ』の創設や、『カール・マルクスが夢見た社会主義』の確立が描かれている『フィリップ・ドウルー:行政官』を書いたことを認めた。
『クラフト』の弁によると、彼の補佐役として『CFRの中核メンバー』である『ウォルター・リップマン』、『ジョン・フォスター・ダレス』、『アレン・ダレス』、『クリスチャン・ハーター』が厳選された。
彼ら全員がハウスとともに『パリ講和会議』に出席し、ハウスは『英米両国の円卓会議グループ』のホストを務めた。
そしてパリの『マジェスティック・ホテル』で一九一九年五月一九日に開かれた会合では、世界各地に活動拠点を構築することが決定されたが、そのなかで『米国のCFR』は最も重要だった。
戦後、『米国国務省の外交政策』を文字通り乗っ取った『CFRの権勢と影響力』を知るのに格好な材料として。国務省出版二三四九号『サンフランシスコ会議の結果についての大統領への答申書』がある。 これは『国務長官エドワード・R・ステッティニアス』の公式報告書である。
「ヨーロッパにおける大戦の勃発にともない、第一次大戦後の米国はかつてない新たな問題の矢面に立つことになる。 よってCFRの提案にしたがって戦後問題処理委員会が一九三九年末以前に設置された[米国が参戦する二年前]。 委員は国務省の高級官僚[一人を除いて全員がCFRメンバー]から選別された。 補佐する研究スタッフは一九四一年二月に特別研究部門として組織化された[スポンサーがCFRから国務省に替わったことになる]」
このグループが、米国の基本構造、ならびに戦後七年間で年平均一億人の割合で、自由主義陣営の人々を共産圏に売り渡す戦後政策をつくりだしたのである。
一九四五年、『サンフランシスコ講和会議』の米国代表団には七四名のCFRメンバーがいた。
その中には『アルジャー・ヒス(共産主義者スパイ)』、『ハリー・デクスター・ホワイト(ソビエト・エージェント)』、『オーウェン・ラティモア(議会委員会は「明らかにソビエト国際陰謀団の手先」)と認定している』、『ジョン・J・マックロイ(元ロックフェラー・チェースマンハッタン銀行総裁)』、『ハロルド・スタッセン』、『ネルソン・ロックフェラー』『ジョン・フォスター・ダレス』、『フィリップ・ジェサップ』、『ディーン・アチソン』が含まれる。
彼らと他の三八名のCFRメンバーが、『国連創設』を目指す『サンフランシスコ会議』における『米国代表団』の意思決定権を握っていたと言えよう。
『モルガン=ロックフェラー(共和党)枢軸』の頂点に立つ一族のひとつ『ラモント家』は『CFRグループ』の重要な位置を占め、『親ソビエト政策』を進める『』ウォール街銀行家』を代表し、『ソビエト支援』プロパガンダを唱えた。
『CFRメンバー』の『コーリス・ラモント』は『下院反米活動調査委員会』から『米国の至る所で親ソ・プロパガンダを最も執拗に唱えた人物』と称された。
『ラモント家』を筆頭とする『CFRのエリートメンバー』はウォール街が資金援助する別の組織、例えば『全米国連支援協会(American Association for the United Nations)』、『外交政策協会(Foreign Policy Asociation)』、『世界問題評議会(World Affairs Council)』、『経済発展委員会(Commitee for Economic Development)』、『ビジネス諮問評議会(Business Advisory Council)』『国家目標委員会(Commision on National Goals)』、『ニューヨーク州議会』、『国家計画協会(National Planning Association)』、『民主的行動を求めるアメリカ人(ADA)』とも結びついていた。
国際的に見ると、『CFR』は『ビルダーバーガーズ』、『パグウォッシュ会議』、『英語圏連合』、『ピルグリム・ソサイアティ』、そして『CFR』の秘密上部グループである『円卓会議』と結びついている。
『CFR』は上述した組織の運営になんらかの関与をしており、『FDR』、『トルーマン』、『アイゼンハワー』(アイゼンハワーは『タフト』に対抗した『エスタブリッシュメントの候補』)、『ケネディ』、『ジョンソン』政権並びに『ニクソン』政権を支配した。
ワシントンにおける『CFR』の現在の実力を示すには、以下のCFR要人が『ニクソン大統領』に任命されたことからも分かる。
ヘンリー・A・キッシンジャー = 主席外交顧問、CFRの有給スタッフ
ヘンリー・カボット・ロッジ = パリ駐在主席交渉担当官
チャールズ・ヨスト = 国連大使(CFRの有給スタッフ)
アーサー・バーンズ = 連邦準備制度理事長
ハーラン・クリーブランド = NATO駐在米国大使
ジョージ・ポール = 外交政策顧問
ロバート・マーフィー = 国際問題特別顧問
リチャード・P・ペダーソン = 国務省官房長
アラン・ピファ = 教育財政問題特別顧問
ポール・マクラケン博士 = 主席経済問題補佐官
エルズワース・バンカー = サイゴン駐在米国大使
アンドリュー・J・グッドパスター将軍 = 主席軍事政策顧問
グレン・T・シーボーグ博士 = 原子力エネルギー委員会委員長
ジョゼフ・J・シスコ = 中東南アジア担当国務長官補佐官
ジェイコブ・ビーム = ソ連駐在米国大使
ジェラルド・スミス = 軍備管理軍縮局局長
ホワイトハウスの政策決定作業がCFRのそれと結びついている様子は、一九七〇年九月七日付で、
ロバート・G・ガード・ジュニア准将が開発本部副本部長からニューヨーク市のCFR本部に転出するのを、ニクソン政権があっさり認めたことでよく分かる(レビュー・オブ・ザ・ニュース誌、一九七〇年九月九日)。
リチャード・ニクソンに投票した私を含む市民たちはみな、少なくとも何がしか新大統領が左翼集産主義者に対抗して、常識と憲法に沿った方向に国を舵取りしてくれるだろうと期待した。 そのとおり実行された分野もあったが、多くの分野、事実上もっとも微妙な決定権を持つ分野では、集産主義的手法が加速された。
ホワイトハウスの官僚スタッフはかつてないほど巨大化した。 連邦資金拠出直後に、連邦による支配を伴う州への連邦交付金の要求はかつてないほど多額となった。
こうした政策や計画は、『CFR』を隠れ蓑にした大物たちの長年にわたる野望に他ならない。 彼らが求めてやまないもうひとつの計画は共産中国の承認だった。
すでにニクソン政権はその方針で柔軟路線を進めている。
こうした事実を並べ立てたのは、『CFR』や『グローバル・エスタブリッシュメント』の連中は米国の選挙プロセスを完全に掌握しているので、『民主党』、『共和党』いずれの政党が勝つにしても、「勝利は彼らの力のおかげである」というキグリー博士の指摘の正しさを読者に警告したいからである。
もちろん、最後の選挙でニクソンの対立候補となったのは『グローバル・エスタブリッシュメント』に心酔する『弟子達』の一人だった。
『ヒューバード・ハンフリー』はエスタブリッシュメントの社会主義系組織『民主的行動を求めるアメリカ人(ADA)』の創始者で初代副代表を務め、仮にニクソンの代わりに彼が選ばれていたならば、事態はさらに悪化し、壊滅的となっていたであろう。
こうしたなかでの悲劇は、米国の平均的納税者には『公正かつ純粋な選択権』が与えられていないという事実に尽きる。 『投票者』は『政策転換』が必要だと感じて「他党に鞍替えするものだ」。 しかし、そうはいかない。
できるのはせいぜい、『集産主義の進行』を遅らせることくらいである。 おかげで以前にも増して悪化する事態も生じる。
こうした状況は、えてして延々と続くので、結局かなりの数の米国人が怒り出し、二大政党のひとつもしくは両方をてこいれしようとして民衆が立ち上がる。 そうすると国民には選択肢が生まれる。
その間、あきらかとなった事実から端的に分かるように、米国の選挙プロセスは『キグリー博士』が吹聴するとおり、『グローバル・エスタブリッシュメント』に操られたままである。最後に、米国民が途方もないこうした政治の罠から逃れる手段について論じよう。
非課税財団は米国文化特有の憲法とイデオロギーの要素を弱体化し破壊する
では富の巨大な集積場である非課税委財団に目を向けよう。 キグリー博士いわく、これこそエスタブリッシュメント首脳が米国社会全般に渡る基本的な枠組みを徹底的に攻撃しようとする際の主要な作戦基地である。
『CFR』も『太平洋問題調査会』も世界中で突発的に起こる政治的破壊に責任があったというキグリー博士の暴露にしろ、ロンドン=ウォール街枢軸のグロー集産集産主義が非課税財団の用意した数百万ドルを活用して米国の文化基盤を隅々まで攻略したという博士の大胆な言葉にしろ、どれも驚くべきことではない。
一般的に言えば、『ロックフェラー財団』、『カーネギー財団』、『フォード財団』、ウォール街のその他多数の『慈善団体』は、寛大な『資本主義サンタクロース』として歓迎される。 キグリー博の以前の引用を繰り返そう。 博士はこう認めている。
「一蝕即発の現状は、非課税財団を利用して米国を破壊するという実情がほぼ世間に知れ渡った一九五〇年年代初頭に似ている。 事実、公聴会が開かれても、エスタブリッシュメントの締め付けがきわめて厳しいので、大衆は公開された事実の陰の部分を知る由もない」。
キグリー博士は実情を次のように述べる。
非課税財団が現行犯で捕まった
精力的な左翼の実効力はみずからの力でも共産主義の力でも決して無く、結局は『国際金融グループ』の力に」他ならない。
そして、一九五〇年までそうだったように、米国民から怒りや疑惑を向けられたら、どこかに隠れている共産主義シンパを排除するのは造作なかった。
しかし、この前提として、議会委員会が『ホイットニー・チェンバーズ』といった公然の共産義者から
、『アルジャー・ヒス』、『ケンブリッジ基金』、はては『トーマス・ラモント』や『モルガン銀行』までつながる糸から情報を得ていたために、連合した『非課税財団』の複雑な『ネットワーク』全体に絡め取られていたことがある。
(『悲劇と希望』954-955ページ)
(関連情報)
・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d660c110d7d5ef7755ffc1c0c307c3b5
・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddd122e978102fde1d442a0bbf2ded77
・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a0d94142376917b688f675c5c58ac6f
・ロスチャイルド財閥-403 アメリカの歴史-35 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』- 4 誰が世界制覇を企てているのか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d2594e672f6c8dacd3434d7b5630a9af
・ロスチャイルド財閥-407 アメリカの歴史-36 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-5 キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5ff1ac85975166e8a4de04a25df9532b
・ロスチャイルド財閥-409 アメリカの歴史-37 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-6 ロスチャイルド家(最古の銀行王朝のひとつ)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cf2528f115e55ee03b3e6d14ce335ac2
・ロスチャイルド財閥-410 アメリカの歴史-38 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-7 同じような金融王朝が米国でも発展した
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/abab79cbe1ef8ce15b37dfc32ccb8384
・ロスチャイルド財閥-411 アメリカの歴史-39 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-8 ジョン・ラスキンがオックスフォード大学にやってきた
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/50e73bf51e1b493e92eef30d426f7bd6
・ロスチャイルド財閥-415 アメリカの歴史-40 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-9 セシル・ローズと円卓会議グループ、そしてミルナー幼稚園https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c3e858d14fb72dcd75d4c67be1fbb7c6
・ロスチャイルド財閥-416 アメリカの歴史-41 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-10 外交問題評議会と太平洋問題調査会の設立
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9c561e83134bd0f982c9d8ad5713e63a
・ロスチャイルド財閥-419 アメリカの歴史-42 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-11 ウォルター・リップマンとニュー・リパブリック誌
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9f876cf42ab13edbd2025ebb2353d830
・ロスチャイルド財閥-423 アメリカの歴史-43 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-12 秘密社会は共産主グループとどう連携したか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c1d940bed367d2aadb33bd0ba2308c3
・ロスチャイルド財閥-425 アメリカの歴史-44 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-13 モルガン・ロックフェラー・カーネーギー財団は中国を共産主義陣営に売り渡した
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/485bad0bff0d7a0581ed83d3df97a2dd
・ロスチャイルド財閥-429 アメリカの歴史-45 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-14 ジェロム・グリーンこそ太平洋問題調査会というクモの巣の主である
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1440566e72015aaa648dad78ca993e80
・ハプスブルク家、今日も世界に大きな影響力
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/51f449486c28e15e8b7e71d3a9b318ca
・アメリカ国家解体は、すでに計画されている (FACT資料付) RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b30ce46134ef1946733cc07d57a043e4
・アメリカ影の政府と言われるCFR(ロスチャイルドとロックフェラーが出資)の歴史概略 RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5e5e580efa2b7b6c5ccfc488923a4d48
・ロスチャイルド財閥-399 第二次大戦以降、ロックフェラーに騙されている日本人
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2c6cf7129edbc6a6820fd21296783583
・ロシアに原発技術とウラニウムを渡したアメリカ RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6b80e70347fe84c8d8180f3d5bc952d9
・アメリカ影の政府と言われるCFR(ロスチャイルドとロックフェラーが出資)の歴史概略 RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5e5e580efa2b7b6c5ccfc488923a4d48
・ネオコンと新自由主義 そしてシカゴ学派
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7a4dd1ffa9653df0dca4fd8fca723980
・アメリカ歴史のダークサイド RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/110dd2daca4c080c477a856fbf96045a
・希代のペテン師トランプ (今だけ・金だけ・自分だけ、そしてペテンだけ) RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02cd2c28a4fb789a18cac5cf12cbb25c
・ファティマの第三の予言とトランプ、そしてエゼキエル書 RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f66213df3801ccc8969c5f5333b6be2f
★トランプの父親の教育方針の闇が深すぎた
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fd66d27e78aecbda32aceae5bb529145
★【トランプ政権】 米国で暴れる「文化大革命 政府破壊で外交にも影 本社コメンテーター 秋田浩之 (日経2025.2.24)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/28aff6570e25fac76c80e3d2c16a89b5
★ 2025年2月24日、キエフで開催されたウクライナ支援に関する国際サミットにおけるフォン・デア・ライエン委員長の声明(PC和訳) RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0e10e46dc2477677235c50e6aeb8e9f5
★Renaissancejapanの自己紹介 記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/admin/entries?ymd=&category_id=863afcc284ad7e9435b8d005d847a1ec#block1