Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

ゴルナグラート頂上

2009年09月16日 13時07分45秒 | スイス旅行記2009年8月
EF24-105mmF4L
山の名称は左から順に、モンテ・ローザ、リスカム、ブライトホルンと続く。
この写真は4枚の写真を繋げて作ったパノラマ写真である。この写真もグリンデルワルトの時と同様に南面、つまり南を向いて撮影している。



氷の河、氷河とは上手く名付けたもので、たしかに河に見える。それにしても氷の力は凄まじく、岩石を削りながら進んでいるのが見事に分かる。氷河の黒い部分は岩石の欠片である。山を時間をかけながら粉砕・侵食しながら進んでいる。元々はただの水なのに、である。



EF135mmF2L

写真の山はモンテ・ローザ(4634m)。スイス最高峰の山である。モンテ・ローザといっても、白木屋などの飲み屋さんの事ではない(笑) れっきとしたアルプスの山の事である。
ここは既にイタリア国境付近であり、写真の山の峰の向こう側はイタリア領である。この日の天気は、晴れのち雷雨のち晴れ。山の天気は本当に変わりやすく、一時は土砂降りになったのだが、午後3時を過ぎた頃にはまた晴れ間が広がった。

ここでスイスの鉄道事情について一つ。これはヨーロッパ全線で同じことだが、電車は出発時刻が来たら音もなく発車する。日本のように「プルルルル」という音は鳴らない。また、登山電車は例外であるが、たいていの電車には一等車、二等車が今もある。日本にもかつてあったが今この呼び方はなくなっており、現在では「グリーン車」と呼ばれるものが一等車である。



EF24-105mmF4L

景色の良さの点で言えば、ユングフラウヨッホのあるベルナーオーバーラントよりも上かもしれない。ハイキングのバリエーションの多さについても同様だろう。体力が許せばの話だが、写真の下に写っている氷河まで徒歩で降りることは可能である。



EF135mmF2L


8月21日:ツェルマット到着~ゴルナグラート鉄道へ。

2009年09月16日 02時06分00秒 | スイス旅行記2009年8月
EF135mmF2L
ツェルマット到着後、ただちに宿を確保しにいく。駅にはツーリストインフォメーションがあるが、ここのインフォメーションはとても不親切である。普通、観光地のツーリストインフォメーションの窓口では、オペレーターが電話などを使ってホテルの予約をしてくれるものだが、ここではそんなサービスはなく、地図とホテル一覧表を渡されて「あとは勝手にやってくれ」と言わんばかりに終わらせてしまった。
ここツェルマットのホテルも高いのだが、私が選んだのは「HotelAlpina(ホテル アルピーナ)」は泊85CHF(約7800円)。ここは正確にはホテルではなくロッジである。朝食つきでこの値段なら安い。



宿の確保も出来たので、早速ハイキングを開始する。ツェルマットの見どころは大きく二つ。一つはこれから行くゴルナグラート鉄道の頂上「ゴルナグラート駅」。(地図の真ん中の緑のランプの所)
もう一つは、地図の右側の高いところの緑のランプの所である「クラインマッターホルン」である。本日向かうグルナグラート駅は標高海抜3089mにある。ヨーロッパ最高峰の駅ではないが、これまた随分高いところに建っているものである。

ゴルナグラート駅まので往復キップの値段は、通常ではたしか80CHFくらいする。ところが、午後1時30分以降の電車に乗る場合は割引の特典がうけられて、67CHFくらいになるのだ。まぁ基本的に昼から登るのは勿体無いが、私の場合は昼に到着したので、これを利用することにした。
山頂からの写真の続きについてはまた後日。