その1からの続き、最終回です。
土地勘のない舞鶴で、暑さと疲れでフラフラになり、帰りのバスの時間に間に合うかがかなり危ぶまれましたが、地元の方のご好意のおかげで奇跡的に時間に余裕ができたので、港の方へ行ってみました。
● マンホール
ようやくマンホールチェックをする心の余裕も出てきましたよ。
ツツジ(市の花)越しの舞鶴湾とフェリーのデザイン。
今回は山の方に行きましたが、湾にはこんなに島があるんですね。
モクモク雲がかわいいです。
けやき(市の木)のデザイン。
絵本の表紙のようなファンシーな絵。
舞鶴のマンホールは、どちらも好みです。
● 舞鶴東港へ
駅からまっすぐ海に出ました。
埠頭へと続く橋を渡ります。
市や駅の名前は東舞鶴ですが、港の名前は舞鶴東。うーん。
橋の左前方には、工事中の舞鶴総合庁舎が見えます。
右前方の前島埠頭には、白い船が停まっていました。
埠頭なので、出島のようになっています。
湾の向こうにそびえるのは愛宕山。
● 赤い靴の少女発見?
橋のたもとの公園に、少女像がありました。
港を眺める少女という構図が、山下公園にいる赤い靴の女の子像みたい。
もしやこの子も、赤い靴の少女?
近寄ってみました。
正面から見てみると、ちょっと違っていました。
長靴(ブーツ?)を履いているし。
こちらが山下公園の「赤い靴」像です。
像の説明がなかったので、その時は少女が何者なのかはわからずじまい。
あとで調べたところ、これは「海を見つめて」というタイトルで、作者はなんと横浜の「赤い靴」を作成した山本正道氏だと判明。
作った人が同じだったから、似ていたんですね。
横浜は太平洋、舞鶴は日本海と、それぞれ眺める海は違いますが、どちらも見知らぬ世界に憧れながら海を見つめる、かわいらしい少女の像です。
● 軍艦ストリート
駅前の道路には「敷島通り」という名前がついていました。
ミリタリー系に疎い私でも、軍艦の名前だとわかります。
ほかに知っているのは、横須賀の三笠くらいです。
東舞鶴中心部の1条通りから9条通りには、日露戦争で活躍した軍艦(旧海軍艦艇)の名前が付けられているとのこと。
さすがは軍港!三笠通りもあるそうです。
道路が碁盤の目になっているため、東西方向の通りには戦艦、南北方向の通りには巡洋艦。そのほか、海防艦や駆逐艦からも名前が取られているんだとか。
スタンプラリー「軍艦通り三十三カ所聖地巡礼」があるんだとか。
リンク先には御朱印帳(!?)が載っています。
私が挑戦中の、西国三十三カ所巡礼と名前がかぶるわ~!
じゃあ西国巡りが終わったら、今度は軍艦通りを巡礼しようかな(笑)
● セーラーマン
駅にはセーラー襟の青年が数名いました。
白いいでたちで、さわやか。
この辺りに海軍学校があるんでしょう。
関係ありませんが、セーラーマンとセーラームーンって響きが似ていますね。
朝にバスを逃したことで、一番暑い時間の舞鶴滞在となりましたが、今回はこれでミッションクリア。
自転車を返して、予定通りに15時発のなんば行きバスに乗りました。
ふたたび贅沢な車内でのくつろぎのひと時。
刺すように暑い外から涼しいバスの中に入ってほっとします。
バスは海沿いを通っていきます。
● れんがと軍港
赤れんが倉庫
東舞鶴には、12棟の赤煉瓦倉庫があるそう。多いですね。
国の重要文化財と近代化産業遺産に指定されているそうです。
車窓から眺める軍港。
WISDOM LINEという台湾の船が何隻も浮かんでいました。
● 伊丹空港で
真夏のサイクリングが予想以上に体力を消耗したようで、バスが港を過ぎるとすぐに眠りに落ちました。
目覚めると、もう伊丹空港。
ここで数名の乗客が降り、時間調整をしてさあ発車しようとしたところで「今降りた人の座席に忘れ物が残ってますよ」とほかの人が伝えました。
運転手さんはバスを停めて「ちょっと待っててください」と言い、荷物を持って降りた人を追いかけていきました。
文句を言うバスの乗客はおらず、「ちゃんと見つけられるかしらねー」と言いながらのんびり待ちます。
戻ってきた運転手さんは「おかげさまで、無事に渡せました」と言ってみんなを安心させてから、発車しました。
優しい世界。
ANAの近くで、ブルドーザーがたくさん動いて地面をならしていました。
敷地を拡張している様子。まだ土地にゆとりがあるようです。
● 大阪ハイウェイ
またうとうとしているうちに、大阪の中心部へ。
水都と言われるだけあって、川が多いですね。
自転車のおばさんがサーッと駆け抜けていきました。
気がつけば、前に散策した辺りでした。
高速から眺められるなんて、ちょっとうれしい。
左が大阪中央公会堂、右が中之島図書館。
京セラドームかと思ったら違いました。
道頓堀川沿いに建つ、八角形のなんばhatch。
八角形だからハッチ!
終点のなんばOCATでバスを降りました。
東京箱崎はTCAT、横浜にはYCAT、大阪はOCAT!
● 筋はまだまだ
天王寺のホテルで荷物を受け取り、新大阪へ。
ハリポタトレインが通っていきました。
ここからUSJに行けるのね。
天王寺は大阪のほぼ反対側にあるので(移動に時間がかかる~)と思っていましたが、あとで聞いたら御堂筋線だとまっすぐ行けるんだとか!
梅田からなんばにも、御堂筋線を使えばいいんだとか!
えー、そうなんですか。まだ御堂筋線には乗ったことないなあ。
と思ったら、先月和歌山から京都に行く途中で「なかもず~淀屋橋」間を乗っていました。
「わかっていない」と「経験していない」は一緒ですね。
駅弁は、大阪水了軒の『八角弁当』。
おかずぎっしり~。
おなかいっぱいになり、新幹線でも熟睡して帰宅しました。
● epilogue
初めての芦屋と2度目の宝塚。どちらもお上品な街でした。
尼崎もそれほど怖くありませんでした。
兵庫にはいろいろなカラーを持つ街があるんですね。
舞鶴は、名前の優美さとは逆に男らしい雰囲気。
今回の目的は山でしたが、海に面した軍艦シティでした。
ラストスパートに入り、難所への苦戦が続く西国巡礼ですが、この旅で播州清水時と松尾寺を参拝し、残すところあと2つとなりました。
つまり、百観音巡りでは98/100。ラストまであともうちょっと。
最後までがんばるぞー!
土地勘のない舞鶴で、暑さと疲れでフラフラになり、帰りのバスの時間に間に合うかがかなり危ぶまれましたが、地元の方のご好意のおかげで奇跡的に時間に余裕ができたので、港の方へ行ってみました。
● マンホール
ようやくマンホールチェックをする心の余裕も出てきましたよ。
ツツジ(市の花)越しの舞鶴湾とフェリーのデザイン。
今回は山の方に行きましたが、湾にはこんなに島があるんですね。
モクモク雲がかわいいです。
けやき(市の木)のデザイン。
絵本の表紙のようなファンシーな絵。
舞鶴のマンホールは、どちらも好みです。
● 舞鶴東港へ
駅からまっすぐ海に出ました。
埠頭へと続く橋を渡ります。
市や駅の名前は東舞鶴ですが、港の名前は舞鶴東。うーん。
橋の左前方には、工事中の舞鶴総合庁舎が見えます。
右前方の前島埠頭には、白い船が停まっていました。
埠頭なので、出島のようになっています。
湾の向こうにそびえるのは愛宕山。
● 赤い靴の少女発見?
橋のたもとの公園に、少女像がありました。
港を眺める少女という構図が、山下公園にいる赤い靴の女の子像みたい。
もしやこの子も、赤い靴の少女?
近寄ってみました。
正面から見てみると、ちょっと違っていました。
長靴(ブーツ?)を履いているし。
こちらが山下公園の「赤い靴」像です。
像の説明がなかったので、その時は少女が何者なのかはわからずじまい。
あとで調べたところ、これは「海を見つめて」というタイトルで、作者はなんと横浜の「赤い靴」を作成した山本正道氏だと判明。
作った人が同じだったから、似ていたんですね。
横浜は太平洋、舞鶴は日本海と、それぞれ眺める海は違いますが、どちらも見知らぬ世界に憧れながら海を見つめる、かわいらしい少女の像です。
● 軍艦ストリート
駅前の道路には「敷島通り」という名前がついていました。
ミリタリー系に疎い私でも、軍艦の名前だとわかります。
ほかに知っているのは、横須賀の三笠くらいです。
東舞鶴中心部の1条通りから9条通りには、日露戦争で活躍した軍艦(旧海軍艦艇)の名前が付けられているとのこと。
さすがは軍港!三笠通りもあるそうです。
道路が碁盤の目になっているため、東西方向の通りには戦艦、南北方向の通りには巡洋艦。そのほか、海防艦や駆逐艦からも名前が取られているんだとか。
スタンプラリー「軍艦通り三十三カ所聖地巡礼」があるんだとか。
リンク先には御朱印帳(!?)が載っています。
私が挑戦中の、西国三十三カ所巡礼と名前がかぶるわ~!
じゃあ西国巡りが終わったら、今度は軍艦通りを巡礼しようかな(笑)
● セーラーマン
駅にはセーラー襟の青年が数名いました。
白いいでたちで、さわやか。
この辺りに海軍学校があるんでしょう。
関係ありませんが、セーラーマンとセーラームーンって響きが似ていますね。
朝にバスを逃したことで、一番暑い時間の舞鶴滞在となりましたが、今回はこれでミッションクリア。
自転車を返して、予定通りに15時発のなんば行きバスに乗りました。
ふたたび贅沢な車内でのくつろぎのひと時。
刺すように暑い外から涼しいバスの中に入ってほっとします。
バスは海沿いを通っていきます。
● れんがと軍港
赤れんが倉庫
東舞鶴には、12棟の赤煉瓦倉庫があるそう。多いですね。
国の重要文化財と近代化産業遺産に指定されているそうです。
車窓から眺める軍港。
WISDOM LINEという台湾の船が何隻も浮かんでいました。
● 伊丹空港で
真夏のサイクリングが予想以上に体力を消耗したようで、バスが港を過ぎるとすぐに眠りに落ちました。
目覚めると、もう伊丹空港。
ここで数名の乗客が降り、時間調整をしてさあ発車しようとしたところで「今降りた人の座席に忘れ物が残ってますよ」とほかの人が伝えました。
運転手さんはバスを停めて「ちょっと待っててください」と言い、荷物を持って降りた人を追いかけていきました。
文句を言うバスの乗客はおらず、「ちゃんと見つけられるかしらねー」と言いながらのんびり待ちます。
戻ってきた運転手さんは「おかげさまで、無事に渡せました」と言ってみんなを安心させてから、発車しました。
優しい世界。
ANAの近くで、ブルドーザーがたくさん動いて地面をならしていました。
敷地を拡張している様子。まだ土地にゆとりがあるようです。
● 大阪ハイウェイ
またうとうとしているうちに、大阪の中心部へ。
水都と言われるだけあって、川が多いですね。
自転車のおばさんがサーッと駆け抜けていきました。
気がつけば、前に散策した辺りでした。
高速から眺められるなんて、ちょっとうれしい。
左が大阪中央公会堂、右が中之島図書館。
京セラドームかと思ったら違いました。
道頓堀川沿いに建つ、八角形のなんばhatch。
八角形だからハッチ!
終点のなんばOCATでバスを降りました。
東京箱崎はTCAT、横浜にはYCAT、大阪はOCAT!
● 筋はまだまだ
天王寺のホテルで荷物を受け取り、新大阪へ。
ハリポタトレインが通っていきました。
ここからUSJに行けるのね。
天王寺は大阪のほぼ反対側にあるので(移動に時間がかかる~)と思っていましたが、あとで聞いたら御堂筋線だとまっすぐ行けるんだとか!
梅田からなんばにも、御堂筋線を使えばいいんだとか!
えー、そうなんですか。まだ御堂筋線には乗ったことないなあ。
と思ったら、先月和歌山から京都に行く途中で「なかもず~淀屋橋」間を乗っていました。
「わかっていない」と「経験していない」は一緒ですね。
駅弁は、大阪水了軒の『八角弁当』。
おかずぎっしり~。
おなかいっぱいになり、新幹線でも熟睡して帰宅しました。
● epilogue
初めての芦屋と2度目の宝塚。どちらもお上品な街でした。
尼崎もそれほど怖くありませんでした。
兵庫にはいろいろなカラーを持つ街があるんですね。
舞鶴は、名前の優美さとは逆に男らしい雰囲気。
今回の目的は山でしたが、海に面した軍艦シティでした。
ラストスパートに入り、難所への苦戦が続く西国巡礼ですが、この旅で播州清水時と松尾寺を参拝し、残すところあと2つとなりました。
つまり、百観音巡りでは98/100。ラストまであともうちょっと。
最後までがんばるぞー!
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