風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

三崎のまぐろと魚たち 1

2017-12-01 | 神奈川

● prologue

天気の良い11月の連休、シンディと三浦に出かけました。
「まぐろ食べよう!」
横須賀から先は足を踏み入れたことがない、未知の世界だという都会派シンディ。
三崎の良さを知らないなんて、人生損してるわ~。
天気もいいし、さっそくレッツゴー!

● みさきまぐろきっぷ

今回使うのは、みさきまぐろきっぷ。
すでにおなじみのお得チケットですが、先月リニューアルされ、少し高くなった分サービスが増えたんだそう。
どんな感じになったのか、試してみなくては!



京急の券売機でみさきまぐろきっぷを選ぶと、チケットが3枚出てきます。
 ① 横浜発着の往復乗車券&京急バス乗り放題券
 ② まぐろ満腹きっぷ(お食事券)
 ③ 三崎.三浦おもひで券(施設利用またはお土産引換券)

シンディは品川発着(3500円)、私は横浜発着(3400円)のきっぷを入手。
京急横浜駅で落ち合い、チケット①を使って快速に乗り50分。
横浜を過ぎ、横須賀を通り、三浦に入ると、外はすっかり海辺の景色。
海を眺めてキャッキャッと喜んでいるうちに、終点の三崎口に到着しました。

● 三崎マグロ駅



アレ?( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・
なんと、三崎口駅が三崎マグロ駅になっていましたよ!

そういえば去年は、京急とリラックマがコラボをして、久里浜駅が「リラッくりはま駅」に変わっていたっけ。



看板の「久」の横に小さく「リラッ」と書いてありました。



京急のフリーダムさが、好きだわ~。



三崎といったらまぐろ。駅に降りてもポスターはやっぱりまぐろ推しです。

● 目指すはくろば亭

切符を使えるお店リストの中で、シンディが選んだのは「くろば亭」。
駅を降りてから、さらにチケット①を使ってバスに乗り、日の出バス停で降りました。



くろば亭に向かうと、すでに順番待ちの人々が大勢いました。
いつ来ても、このお店は大人気。
隣の「紀の代」の前にも、やっぱり大勢の人が待っていました。
気づけば三崎に来ると、くろば亭か紀の代にばかり入っている私です。



お店の中ではマグロ料理がふるまわれていると考えると、急激におなかが減ってきますが、それをこらえてじっくり待つことにします。
天気のいい日ですし、向かいの建物の1Fは待合室になっているし(すごい)、Yokohama Walkerなどの雑誌もあるので、待っているのも大丈夫。
とうとう名前が呼ばれ、いそいそと中に入りました。



カウンターにはカサゴの丸揚げ。
前に来た時にも、ピラミッド型に山積みされていたっけ。

● まぐろの天ぷら

チケット②を使って、まぐろ漬トロ天丼をいただきました。
まぐろの天ぷらって、初めて食べました。贅沢だわ~。



特製のたれが独特でおいしいです。お土産にもゲットしました。
私たちの後ろを、このお店の大将が通っていきました。
TVに出ることもある名物親父さん。
巨大な数珠を首にかけて、やっぱり独特の雰囲気を醸し出していました。

● いいなづけ丼

ああおいしかった。
おなかがくちくなったので、すぐにはバスに乗らず、腹ごなしに辺りを散策してみることにします。
お店のメニューを見て、足が停まりました。
いいなづけ丼?



「いいなづけ丼って、なんだろう?」
親子丼と他人丼ならありますね。
それならわかりやすいのですが、いいなづけとはまた微妙な関係性だわ・・・。
まぐろのフィアンセってなんだろう?ていうかまぐろ、婚約してるのかい。。。

考え込んでいたら、シンディが「わかった!」と言いました。
「いいな、漬け丼だよ!」

なんと!!
「シンディ、すごい、冴えてる~!」
「ダジャレ、好きなんだよね~」
「ダジャレか~」
ということで、まぐろの婚約事情は一件落着です。

● 油壺マリンパーク

三崎港バス停に着き、バスに乗って向かったのは油壺。
これまたシンディのリクエストで、チケット③を使って京急油壺マリンパークに入ります。
そもそもこの日、シンディは「ズーラシアに行きたい」と言っていましたが、気がついたら三崎マグロの話になっていました。
うーん、動物かお魚さんで癒されたかったんですね。



「魚を食べたすぐ後で水族館?」なんていう人は、お魚の国に住む日本人にはいませんよね?
私たち、食べるのも見るのも好きですよね!
私もマリンパークはずいぶん久しぶりです。なつかしいな~。

● サメは長生き



サメがうようよ泳いでいました。
そんなに大きな水槽ではないのに、ぶつかりません。
みんな攻撃し合わないのね。



「長寿おめでとう」シールが貼られていました。
えー、40年以上生きるなんて、サメって長寿なんですね~。
ペットに最適!

● 忍びの魚



周りに同化して、隠れる擬態の魚たち。
水の流れはあるのに、ピクリとも動きません。
真ん中の魚は白目にまでなって、完全に気配を消しています。



魚たちの美しさに見とれていたら、赤い棒のような長細い魚がいました。
別の水槽には、逆さで泳ぐ魚がいました。なぜかは謎らしいです。
これはぜひ、サカナくんに解明して欲しいです。

● サメじゃないコバンザメ

右側の壁にぴったりくっついているのは、コバンザメ。
なにかにくっついていると安心するんですね、きっと。



ところでコバンザメは、サメではないと知りました。
え~、サメっていうからそう信じていたのに~。
でもサメやクジラにくっつくそうです。こわいもの知らずですね。

● 小学校の授業

このコーナーは、小学生の頃の私が見たセットのままです。
信号の色によって魚が移動する習性を使って、「魚と一緒に赤信号は守ろうね」と教えてくれました。
わー、なつかしすぎ~!



そんなこんなで、懐かしのマリンパークで童心にかえってはしゃいでいました。
その2に続きます。



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