風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

三崎のまぐろと魚たち 2

2017-12-03 | 神奈川
その1からの続きです。

● 回遊水槽

京急油壺マリンパークにて。
大きな鯨かなにかのモニュメントがありました。
口の中に手を入れることができます。つま先立ちしたら頭も入りそう。
本物なら、骨だけになっているはずなので、これは標本ではなく模型ですね。
上の階に上がると、そこは円形の大部屋で、壁いっぱいに大きな回遊水槽になっていました。



たくさんの魚たちが泳いでいる様子は、美しく壮観です。
約50種・2000匹の魚たちが泳いでいるとのこと。

私も魚だったら、この大水槽に入れてほしいなあと思います。
向きを変えることなく、延々と泳いでいられるので。
気分は「流れるプール」ですね。

● カジキのあご



カジキが悠々と泳いでいました。サメ並みに強そう。水中で戦いたくありません。
クチバシのような鼻(実はアゴ)は本当に長いんですね。邪魔じゃないのかな?
みんな黄色でした。

● ニシキアナゴとチンアナゴ



ニシキアナゴとチンアナゴ!
しばらく見ていると、みんな地味ながら、常に動いています。
中には、お隣さん同士、威嚇しあっているのもいます。
縄張り争い?動かないのに?
みんな結構ゆらゆらと動いているものの、決して砂から出てきませんでした。
砂から出て泳いでみたくならないのかしら。不思議だわ~。

● イルカショーと犬



イルカショーが始まるというアナウンスが入ったので、プールに向かいました。
座席の片隅には、わんこが何匹も、おとなしく座っています。
イルカショーを待つ犬たち!
そういえば園内には、ドッグランがあったっけ。
水族館にドッグランって不思議ですが、魚も犬も生物だから、変じゃないのかな?
なんだかよくわからなくなってきました。



観客席が埋まり、いよいよショーが始まりました。
愛嬌を振りまくアシカがかわいい!
大技を決めるイルカがかしこい!
連続技の成功に、夢中になります。

アシカのピアノ伴奏に合わせてイルカが「海の声」を合唱することになり、4頭で声を合わせて「キュン、キュン」と鳴き始めました。
すると、横から「ウワン!」という声が。
見ていたわんちゃんも、イルカたちの鳴き声につい反応したようです。

● 泳ぐペンギンたち



水族館にはペンギンたちもいますよ。
ペンギンって動物園にもいますね。
まあ、かわいいから、どこにいても大歓迎!
等間隔で泳いでいる様子が、マリメッコとかのパターン絵柄にありそうでした。

● カワウソ兄弟

カワウソも、たくさんいました。
カワウソも動物園に・・・まあこれもよし!
中でもかわいかったのが、この兄弟(じゃないかもしれないけど)。



人がカメラを向けても、全く動じません。
むしろ、逆にポージング静止して、ふんだんに撮影させてくれます。
わかってらっしゃる〜!



そしてつぶらな目をして、こちらの方に寄ってきます。
人懐っこいんですね。人気が出るはずだわ。



この兄弟、なにかと仕草も一緒。



夏には、流しカワウソになってくれそうです。

● なぜかモモンガ



ペンギンとカワウソは、水生動物なので、まあわかります。
いやでもしかし、水族館にモモンガがいるのには、さすがに「ん?」と思いました。
まあでもかわいいから、どこにいてもオッケー!かわいいは正義!
しっぽがフワッフワ~!
そういえば私、生まれて初めてついたあだ名は「モモンガ」でした。

● ニモの海



マリンパークのすぐ外は、海。三浦海岸が広がります。
ファインディング・ニモのようです。あれ、ドリーだったかな。
屋外に出ると、かすかに海風が吹いていました。

● 三浦サンセット



マリンパークは思いのほか見がいがあり、楽しくじっくり過ごしました。
ここは、以前の「みさきまぐろきっぷ」では来られませんでした。
今回のリニューアルで、新たに利用可能施設に加わった場所です。
再びバスに乗って三崎口駅に向かっていると、バスの窓から西日が差し込んできました。
夕方が近づいてきました。
夕日を受けて、西側の景色は一斉に輝き始めました。



夕焼けを浴びてピンク色に輝く三崎口駅、いえ三崎マグロ駅。
三浦の辺りの夕日は、いつ見てもきれい。
日が沈む前に、そろそろ帰りましょう。
再びみさきまぐろきっぷを取り出します。

● 夜は横浜崎陽軒

帰りもチケット①を使って、一路横浜へ。
途中下車ができるため、品川までの切符を持つシンディも、改札を抜けても大丈夫です。



リクエストを受けて、崎陽軒の食堂で夕食を取ることにしました。
酢豚・春巻・シューマイの王道中華をオーダー。
崎陽軒ですから、お馴染みの味。作りたてほかほかで、間違いなくおいしいです。



壁には、レトロなひょうちゃんの絵がかかっていました。
「どうしてひょうちゃんって言うか、知ってる?」
「わからないけど、ひょうたん型だからでしょ?」
ちぇっ、当てられちゃった。私なら当たらないのに。
食後、品川までふたたび京急に乗り込むシンディを見送って、帰途につきました。

● epilogue

日帰りで行ける距離ながら、そんなに頻繁には訪れない三浦半島。
なので、旅行気分を味わえてリフレッシュできます。
今回も、非日常な一日を楽しめました。
みさきまぐろきっぷは、三浦ビギナー向けでコスパがいいため人気が高く、気候のいい休日は、バスもお店も人でいっぱいになります。
満足感があるので、一度使うとまた使いたくなるんですよね~。
またまぐろを食べたくなったら、きっぷ片手に三崎まぐろ駅に出かけようと思いまーす。



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