● 高源寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 岩瀧寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 高山寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 達身寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 山陰の山並と横断歩道旗
● 兵主神社
● 柏原八幡神社
● 木の根橋
● 柏原陣屋跡
● 苅野神社
● ささやまホロンピアホテル
● ごちそう家はなぱら
5-(1)からの続きです。
--------------------------------------------------------
● 高源寺(丹波古刹十五ヶ寺)
再び丹波に戻り、丹波古刹めぐりを続けます。
9番礼所の高源寺に行ったところ、すごい人で驚きました。
駐車場には係の人が大勢います。
ここは丹波屈指の紅葉の名所だそうです。
また私たちの前には石段。ごつごつした古い石段は、かなり傾斜がきつくて難儀しました。
よっこらせっと、よいしょっと。
上がりきった場所には本堂と三重の塔があり、紅葉がかなりきれいに色づいていました。
鐘もあり、ゴーンと鳴らしてお賽銭を入れてきました。
本当に大勢の人たちです。どうやら「丹波もみじめぐり」というイベントも今やっているよう。
敷地内には、お店がズラリと出ていました。
丹波名産といえば黒豆と栗!どちらも食べたかったのですが、焼き栗は売っている量が多かったので、農家自家製の黒豆カップケーキを書いました。
食べていたら、お店のおばさんが、コーヒーを差し入れしてくれました。やさしーい。
--------------------------------------------------------
● 岩瀧寺(丹波古刹十五ヶ寺)
次は8番礼所の岩瀧寺へ。ここもすごい人で、紅葉の時期だけ入山料がかかるようです。
ここで、丹波もみじめぐりのスタンプ帳があると知り、押し始めました。
先ほどのお寺もスタンプだけは紙に押したので、あとで貼ろうと思います。
ここのご朱印は、御朱印帳に貼るタイプのもので、無人の受付に置かれていました。
セルフ形式のところは初めての私たち。勝手がわからず、置かれている御朱印をまじまじと見つめます。
花音は「お金を置いて、頂いていいのよね?」と、ちょっと緊張しながらいただいていました。
三脚をかかえた人が大勢いて、写真を撮っていました。
--------------------------------------------------------
● 高山寺(丹波古刹十五ヶ寺)
6番礼所の高山寺。ここの山門の華やかさに目を奪われます。
門の真っすぐ下に立って、そこから見える参道の美しさに思わず声が上がりました。
門を額ぶちにして、まるで絵のよう。紅葉の世界に吸い込まれそうです。
両脇に灯籠がずっと並び、ちょうど盛りの紅葉がとても美しく映えています。
毎年、紅葉の時期に秋の京都を訪れていますが、その時に見る光景のようで感動的。
花音は「これまで特に気にせず来たけれど、ここで初めて紅葉のよさがわかった気がするわ」と、感激していました。
ここも御朱印はセルフ。拝観料を入れるところまでセルフでした。
色づいた境内の中、ここでも鐘をつきました。
先に訪れた高源寺と岩瀧寺も、紅葉で有名な場所ですが、標高が高めなのか、もうすでに散り際でしたが、ここはまさに今が盛り。
思う存分、鮮やかな世界に浸りました。
--------------------------------------------------------
● 達身寺(丹波古刹十五ヶ寺)
駐車場の人から無線で連絡がいったようで、本堂の中に入ると、ガイドさんが出迎えてくれ、さっそく中を案内してもらいました。
宝物殿に保管された、この寺所蔵の仏像がいくつも飾られています。
「丹波の正倉院」と呼ばれるこのお寺には、古い仏像がたくさん保管されています。
説明途中で、ガイドさんがさりげなく「織田信長の命で明智光秀がこの寺を焼き払った時」と言ったので、ハッとしました。
豊岡で見た此隅山城や有子山城は、織田信長の命で豊臣秀吉が落城したところ。
どちらも信長ですか。第六天魔王と言われるだけあって、本当に容赦ありませんね。
ここで発見された仏像は、どれもお腹が出ているという特徴があります。
かつては寺内に仏像の工房があったのではないかと推測されているようです。
これまで、仏像に興味が無いと言っていた花音でしたが、ここの仏像にいたく感動していました。
私は、以前宝物殿を見せてもらった、京都の長楽寺のことを思い出しました。あそこもすごかったです。
--------------------------------------------------------
● 山陰の山並と横断歩道旗
これで、今回の丹波古刹十五ヶ寺巡りはおしまい。
続きは次回にとっておきます。
達身寺の駐車場からは、見渡す限り続く山並みが見えました。
「わあ、山陰の山だわー」と花音。「山陰の山って、なにか特徴あるの?」
「うん、ああいう感じよ」「・・・」
よくわかりませんが、こういう感じみたいです。
途中、横断歩道用の黄色い旗を見つけました。
うわあ、懐かしい。子供の頃は、これを持って信号を渡ったものです。
最近では全く見なくなりました。たまに見るときにも、旗入れだけで、肝心の旗は見当たらなくなっていたんですが、ここではまだ現役で使われているようです。
--------------------------------------------------------
● 兵主神社
それから兵主神社に行きました。これで(ひょうず)と読みます。
兵主神社は、兵庫(つわものぐら)の鎮守だそうです。
もともと、古代の武器庫、兵庫(つわものぐら)が、兵庫県の由来となった言葉。
兵主神ゆかりの神社は、延喜式に19社あるそうです。
境内は、他に人もおらず、静か。
古い奉納絵が多数飾られており、神社の歴史を物語っています。
神殿狛犬が2対いて、どちらもポーズが違ったので、小躍りして喜びました。
一対は一体のみでした。相方はどこに行ったのでしょうか。
参道狛犬を含め、全部で4対の狛犬に会えました。
高校の隣にあり、ちょうど高校生たちが帰宅途中でした。青春って感じ~
--------------------------------------------------------
● 柏原八幡神社
柏原町に入りました。ここの八幡神社にお参りをします。
ここも、石段の下に馬の像がいました。
見ながら、なにかが足りない気がしましたが、それはいつも人物騎馬像を見慣れているからなんですね。
でもこの馬は、武将を乗せるためではなく、神社へ奉納された神馬なのでしょう。
そろそろ夕方にかかってきたため、石段を急ぎ気味に上っていったけれど、一番上だと思ったところまで行き着いたら、さらにカーブを描いた石段が続き、かなりの長さに、ゼイゼイになりました。
登るのに必死で、写真を撮っていません。
心臓破りの石段を登り切った先に、拝殿がありました。
神殿狛犬が2対います。中が暗くてうまく撮れなかったのが残念。
神主さんがおり、(こんな高い場所にお勤めしているなんてすごいわ~)と思いました。
境内には江戸時代再建の三重塔がありました。
ん?考えてみると、三重塔や五重塔があるのは、お寺の方。
寺社習合期のなごりでしょうけれど、神社境内に塔があるのは、珍しいですね。
このような神社は、全国で18例あるそうです。
--------------------------------------------------------
● 木の根橋
柏原八幡神社の敷地近くにある橋。
ケヤキの大木の根が、細い奥村川をまたいで、向こう岸まで伸びています。
木の根の、自然の橋が出来上がっているんです。これはすごい。どうしてこうなったんでしょう。
自然の力を感じます。さらに橋好きには、もうたまりません。
このケヤキは幹径6m、樹高22mで、推定樹齢は1000年。
兵庫県天然記念物とされているそうです。
奥村川は、幅8m。細いといっても、結構な長さですね。
川を渡ったすぐのところには、丹波市役所柏原支所の可愛らしい建物がありました。
やっぱりこっちのポストが合っていますね。
--------------------------------------------------------
● 柏原陣屋跡
ここにある柏原陣屋跡を見学しようと向かいました。
かつてこの辺りに会った柏原藩の藩庁である陣屋です。
国指定の史跡となっています。
平屋建ての広々とした建物。きっちり閉めきっていて、外からは内部の様子が全くわかりません。
きれいに閉まっており、受付の場所も見当たらずに、きょろきょろ。
すると「月曜定休」の札が下がっていました。
なんということでしょう。今日は月曜日じゃなーい。
花音ちゃんたら~。(私もよくやるけど)
ここを見学レポートしようと思っていた彼女は、「まさか、まさか」と青くなっています。
道路向かいにある資料館も、閉まっていました。
残念ですが、今日は休館日。外からだけ、雰囲気を味わいます。
陣屋跡は、市役所支所のすぐそばにあり、道路も整備されて小綺麗な感じ。
ぎゅっとまとまっている、清潔な城下町という印象を受けました。
--------------------------------------------------------
● 苅野神社
「お城を見学できなくって、どうしよう。でももう夕方だから、とりあえず今日は無理よね」と頭を抱える花音と、宿のある篠山に向かいました。
その途中、大きなのぼり旗を発見します。
鳥居も見えたので、寄ってみることにしました。
やっぱり石段があります。先ほどの八幡神社の石段が、かなり脚にきていたので、二人で「これ登る・・・?」と一瞬ためらいましたが、好奇心には勝てず、登ってみることにしました。
境内には狛犬がいたので、私はそれで一気に元気に。
花音も、定休日ショックが少し薄らいだようです。
--------------------------------------------------------
● ごちそう家はなぱら
この日の宿は、ささやまホロンピアホテル。
篠山にある唯一のビジネスホテルということですが、それほどビジネスっぽくもなく、部屋も広めでのびのびできました。
旅を始めてからずっと布団だったため、ベッドが久しぶりです。
ホテル名が気になってウズウズします。
ギリシア語からの造語で、「全体のユートピア」という意味のよう。
1988年に「ホロンピア北摂丹波の祭典」が行われたことからのようです。
確かに、オリンピア(ギリシアの都市名)のようです。
敷地内にあるホテル経営の和食レストラン「ごちそう家はなぱら」で夕食にしました。
この辺りでは、ぼたん鍋が知られているようですが、二人ともあまりイノシシ気分ではなく、それでもなにか地産のものをいただきたくて、丹波鶏の卵焼きを頼みました。
フワフワでおいしい!ぱくぱくいただきました。
その後は、部屋に戻ってお酒とアイスの夜。(ふふっ)
空気清浄機もあり、スプリングもよく、落ち着けるホテルでした。
最終日へ続きます。
-------------------------------------------------
◆ 2013 山陰旅行 index
◆ 1st day-(1) [米子→出雲]
◆ 1st day-(2) [出雲→米子]
◆ 2nd day-(1) [米子→大山]
◆ 2nd day-(2) [倉吉→鳥取]
◆ 3rd day-(1) [鳥取→若桜]
◆ 4th day-(2) [宮津→伊根]
◆ 5th day-(1) [伊根→丹波]
(本日の話はここ)
◆ 6th day-(1) [篠山→加西]
◆ 6th day-(2) [加西→米子]
● 岩瀧寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 高山寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 達身寺(丹波古刹十五ヶ寺)
● 山陰の山並と横断歩道旗
● 兵主神社
● 柏原八幡神社
● 木の根橋
● 柏原陣屋跡
● 苅野神社
● ささやまホロンピアホテル
● ごちそう家はなぱら
5-(1)からの続きです。
--------------------------------------------------------
● 高源寺(丹波古刹十五ヶ寺)
再び丹波に戻り、丹波古刹めぐりを続けます。
9番礼所の高源寺に行ったところ、すごい人で驚きました。
駐車場には係の人が大勢います。
ここは丹波屈指の紅葉の名所だそうです。
また私たちの前には石段。ごつごつした古い石段は、かなり傾斜がきつくて難儀しました。
よっこらせっと、よいしょっと。
上がりきった場所には本堂と三重の塔があり、紅葉がかなりきれいに色づいていました。
鐘もあり、ゴーンと鳴らしてお賽銭を入れてきました。
本当に大勢の人たちです。どうやら「丹波もみじめぐり」というイベントも今やっているよう。
敷地内には、お店がズラリと出ていました。
丹波名産といえば黒豆と栗!どちらも食べたかったのですが、焼き栗は売っている量が多かったので、農家自家製の黒豆カップケーキを書いました。
食べていたら、お店のおばさんが、コーヒーを差し入れしてくれました。やさしーい。
--------------------------------------------------------
● 岩瀧寺(丹波古刹十五ヶ寺)
次は8番礼所の岩瀧寺へ。ここもすごい人で、紅葉の時期だけ入山料がかかるようです。
ここで、丹波もみじめぐりのスタンプ帳があると知り、押し始めました。
先ほどのお寺もスタンプだけは紙に押したので、あとで貼ろうと思います。
ここのご朱印は、御朱印帳に貼るタイプのもので、無人の受付に置かれていました。
セルフ形式のところは初めての私たち。勝手がわからず、置かれている御朱印をまじまじと見つめます。
花音は「お金を置いて、頂いていいのよね?」と、ちょっと緊張しながらいただいていました。
三脚をかかえた人が大勢いて、写真を撮っていました。
--------------------------------------------------------
● 高山寺(丹波古刹十五ヶ寺)
6番礼所の高山寺。ここの山門の華やかさに目を奪われます。
門の真っすぐ下に立って、そこから見える参道の美しさに思わず声が上がりました。
門を額ぶちにして、まるで絵のよう。紅葉の世界に吸い込まれそうです。
両脇に灯籠がずっと並び、ちょうど盛りの紅葉がとても美しく映えています。
毎年、紅葉の時期に秋の京都を訪れていますが、その時に見る光景のようで感動的。
花音は「これまで特に気にせず来たけれど、ここで初めて紅葉のよさがわかった気がするわ」と、感激していました。
ここも御朱印はセルフ。拝観料を入れるところまでセルフでした。
色づいた境内の中、ここでも鐘をつきました。
先に訪れた高源寺と岩瀧寺も、紅葉で有名な場所ですが、標高が高めなのか、もうすでに散り際でしたが、ここはまさに今が盛り。
思う存分、鮮やかな世界に浸りました。
--------------------------------------------------------
● 達身寺(丹波古刹十五ヶ寺)
駐車場の人から無線で連絡がいったようで、本堂の中に入ると、ガイドさんが出迎えてくれ、さっそく中を案内してもらいました。
宝物殿に保管された、この寺所蔵の仏像がいくつも飾られています。
「丹波の正倉院」と呼ばれるこのお寺には、古い仏像がたくさん保管されています。
説明途中で、ガイドさんがさりげなく「織田信長の命で明智光秀がこの寺を焼き払った時」と言ったので、ハッとしました。
豊岡で見た此隅山城や有子山城は、織田信長の命で豊臣秀吉が落城したところ。
どちらも信長ですか。第六天魔王と言われるだけあって、本当に容赦ありませんね。
ここで発見された仏像は、どれもお腹が出ているという特徴があります。
かつては寺内に仏像の工房があったのではないかと推測されているようです。
これまで、仏像に興味が無いと言っていた花音でしたが、ここの仏像にいたく感動していました。
私は、以前宝物殿を見せてもらった、京都の長楽寺のことを思い出しました。あそこもすごかったです。
--------------------------------------------------------
● 山陰の山並と横断歩道旗
これで、今回の丹波古刹十五ヶ寺巡りはおしまい。
続きは次回にとっておきます。
達身寺の駐車場からは、見渡す限り続く山並みが見えました。
「わあ、山陰の山だわー」と花音。「山陰の山って、なにか特徴あるの?」
「うん、ああいう感じよ」「・・・」
よくわかりませんが、こういう感じみたいです。
途中、横断歩道用の黄色い旗を見つけました。
うわあ、懐かしい。子供の頃は、これを持って信号を渡ったものです。
最近では全く見なくなりました。たまに見るときにも、旗入れだけで、肝心の旗は見当たらなくなっていたんですが、ここではまだ現役で使われているようです。
--------------------------------------------------------
● 兵主神社
それから兵主神社に行きました。これで(ひょうず)と読みます。
兵主神社は、兵庫(つわものぐら)の鎮守だそうです。
もともと、古代の武器庫、兵庫(つわものぐら)が、兵庫県の由来となった言葉。
兵主神ゆかりの神社は、延喜式に19社あるそうです。
境内は、他に人もおらず、静か。
古い奉納絵が多数飾られており、神社の歴史を物語っています。
神殿狛犬が2対いて、どちらもポーズが違ったので、小躍りして喜びました。
一対は一体のみでした。相方はどこに行ったのでしょうか。
参道狛犬を含め、全部で4対の狛犬に会えました。
高校の隣にあり、ちょうど高校生たちが帰宅途中でした。青春って感じ~
--------------------------------------------------------
● 柏原八幡神社
柏原町に入りました。ここの八幡神社にお参りをします。
ここも、石段の下に馬の像がいました。
見ながら、なにかが足りない気がしましたが、それはいつも人物騎馬像を見慣れているからなんですね。
でもこの馬は、武将を乗せるためではなく、神社へ奉納された神馬なのでしょう。
そろそろ夕方にかかってきたため、石段を急ぎ気味に上っていったけれど、一番上だと思ったところまで行き着いたら、さらにカーブを描いた石段が続き、かなりの長さに、ゼイゼイになりました。
登るのに必死で、写真を撮っていません。
心臓破りの石段を登り切った先に、拝殿がありました。
神殿狛犬が2対います。中が暗くてうまく撮れなかったのが残念。
神主さんがおり、(こんな高い場所にお勤めしているなんてすごいわ~)と思いました。
境内には江戸時代再建の三重塔がありました。
ん?考えてみると、三重塔や五重塔があるのは、お寺の方。
寺社習合期のなごりでしょうけれど、神社境内に塔があるのは、珍しいですね。
このような神社は、全国で18例あるそうです。
--------------------------------------------------------
● 木の根橋
柏原八幡神社の敷地近くにある橋。
ケヤキの大木の根が、細い奥村川をまたいで、向こう岸まで伸びています。
木の根の、自然の橋が出来上がっているんです。これはすごい。どうしてこうなったんでしょう。
自然の力を感じます。さらに橋好きには、もうたまりません。
このケヤキは幹径6m、樹高22mで、推定樹齢は1000年。
兵庫県天然記念物とされているそうです。
奥村川は、幅8m。細いといっても、結構な長さですね。
川を渡ったすぐのところには、丹波市役所柏原支所の可愛らしい建物がありました。
やっぱりこっちのポストが合っていますね。
--------------------------------------------------------
● 柏原陣屋跡
ここにある柏原陣屋跡を見学しようと向かいました。
かつてこの辺りに会った柏原藩の藩庁である陣屋です。
国指定の史跡となっています。
平屋建ての広々とした建物。きっちり閉めきっていて、外からは内部の様子が全くわかりません。
きれいに閉まっており、受付の場所も見当たらずに、きょろきょろ。
すると「月曜定休」の札が下がっていました。
なんということでしょう。今日は月曜日じゃなーい。
花音ちゃんたら~。(私もよくやるけど)
ここを見学レポートしようと思っていた彼女は、「まさか、まさか」と青くなっています。
道路向かいにある資料館も、閉まっていました。
残念ですが、今日は休館日。外からだけ、雰囲気を味わいます。
陣屋跡は、市役所支所のすぐそばにあり、道路も整備されて小綺麗な感じ。
ぎゅっとまとまっている、清潔な城下町という印象を受けました。
--------------------------------------------------------
● 苅野神社
「お城を見学できなくって、どうしよう。でももう夕方だから、とりあえず今日は無理よね」と頭を抱える花音と、宿のある篠山に向かいました。
その途中、大きなのぼり旗を発見します。
鳥居も見えたので、寄ってみることにしました。
やっぱり石段があります。先ほどの八幡神社の石段が、かなり脚にきていたので、二人で「これ登る・・・?」と一瞬ためらいましたが、好奇心には勝てず、登ってみることにしました。
境内には狛犬がいたので、私はそれで一気に元気に。
花音も、定休日ショックが少し薄らいだようです。
--------------------------------------------------------
● ごちそう家はなぱら
この日の宿は、ささやまホロンピアホテル。
篠山にある唯一のビジネスホテルということですが、それほどビジネスっぽくもなく、部屋も広めでのびのびできました。
旅を始めてからずっと布団だったため、ベッドが久しぶりです。
ホテル名が気になってウズウズします。
ギリシア語からの造語で、「全体のユートピア」という意味のよう。
1988年に「ホロンピア北摂丹波の祭典」が行われたことからのようです。
確かに、オリンピア(ギリシアの都市名)のようです。
敷地内にあるホテル経営の和食レストラン「ごちそう家はなぱら」で夕食にしました。
この辺りでは、ぼたん鍋が知られているようですが、二人ともあまりイノシシ気分ではなく、それでもなにか地産のものをいただきたくて、丹波鶏の卵焼きを頼みました。
フワフワでおいしい!ぱくぱくいただきました。
その後は、部屋に戻ってお酒とアイスの夜。(ふふっ)
空気清浄機もあり、スプリングもよく、落ち着けるホテルでした。
最終日へ続きます。
-------------------------------------------------
◆ 2013 山陰旅行 index
◆ 1st day-(1) [米子→出雲]
◆ 1st day-(2) [出雲→米子]
◆ 2nd day-(1) [米子→大山]
◆ 2nd day-(2) [倉吉→鳥取]
◆ 3rd day-(1) [鳥取→若桜]
◆ 4th day-(2) [宮津→伊根]
◆ 5th day-(1) [伊根→丹波]
(本日の話はここ)
◆ 6th day-(1) [篠山→加西]
◆ 6th day-(2) [加西→米子]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます