雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

Rain Rain Rain

2006-06-15 | 雑記
 本日、ここ北陸地方も梅雨入りしたということだ。
 この辺りには昔から伝わる格言がある。それは
「弁当忘れても傘忘れるな」だ。
 まぁ、ようするに雨がよく降るので傘だけは忘れず持っていけと云うことなのだが、腹を空かせたままと濡れたまま、どちらが辛いかは人それぞれである。それはいいとして、こんな格言も露知らず、このところこの辺りは天気の良い日が続いていた。したがって今朝の怪しい空模様に私は久しぶりの傘を持っての出勤となった。私はリュクを担ぎ、弁当と傘を(どちらも忘れずに)両手に抱え、エレベーターから降り、マンションのエントランスを出た。
 瞬間、ポツポツと細かく雨が降り出してきた。
(そぅら、おいでなすったぁ)
 私は意気揚々と東京で買ったコンビニ傘(680円)を思い切りよく開いた。
 すると、あろうことか傘の内側にびっしりと『カビ』が繁殖していたのだ。
(ひぇぇ~)
 しかし、取って返すのも面倒なのでそのまま駐車場まで向かった。もし私がアンパンマンであったなら一大事であったが、どちらかというとバイキンマン寄りなので助かった。
 きっと東京からの帰りに何か食い物を傘の中に落としてしまい、そこからカビが繁殖したのであろうが、いやはや、このところの好天でこの傘は開かず、素敵に風通しも悪く、おまけにビニールで保たれた温度、湿度はカビ達にはパラダイスであったのだろう、まさに『カマンベィル傘』と云ったところだ。
 折りよく明日は不燃ゴミの日なので捨ててしまえばいいのだが、何だかちょっと(東京のセブンイレブン680円)思い出の品っぽいところがあるので、
「カビさえ取っちまえばフツウの傘だ」
 そう云って私は、梅雨入りしたての雨を微かに受けながら『菌』と戦ったのであった。
 少しだけ、アンパンマン寄りになれた。そんな、ひと時。
 
コメント (2)
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