雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

初対局

2006-06-27 | 友人
 先日の日曜日、お寿司屋のKちゃんと将棋の初対局をした。結果は散々たるもので、一局目、公園のベンチで噴水から出るマイナスイオンに身を包みながら優雅に・・・などとはいかず、あっけなく敗れた。言い訳としては二十年ぶりくらいに人間と対局したので、きっと緊張していたのだ。
 しかし、Kちゃんもかれこれ二十年ぶりだと云う・・・。
 喉が渇いたので二局目は図書館内の休憩室に場所を移した。お互いコーヒーを啜りながら、とりとめもなくクダラナイ話を興じながら打つ。
 二局目は、私もいい具合に緊張が解け、接戦の体であった。心理作戦も使った。
「おい、アソコに女子中学生がいるぜ、おっ!パンツが見えそうだぜ!」や
「あの女子高生、セックスなしでいいからお友達になってくれねーかなー」
 そんな戯言をしきりに発し、かく乱を狙ったのだが、むしろ私自身の切実な想いのため、自分自身がかく乱する始末だ。
 そんなこんなの約一時間半の死闘の末、私のヘタクソな香車の一手がアダとなり、二連敗。
 時計はちょうど昼の十二時。Kちゃんは事もなげに
「時間も計算していた。俺は頭の半分は女子高生のことを考えていた」などとぬかしやがる。
 よし、それならオレは頭の全部、いや、もう乗車率200%みたいに女子高生のことを考えていたんだ。などと、まったく言い訳にならぬ。
 とにかく、次のリベンジに向け、私は悔しさを胸に帰宅した。
 そして帰ってから妻に報告した。案の定、妻は
「Kちゃんなんかに二回も負けたの!」だ。
 絶対にそう云われると分かっていたのだが、あえて云われるとかなりムカつく。なんだかKちゃんに敗けたことより、妻にバカにされたことのほうが悔しい。
 ちなみにこの妻の言葉、私はもとより、Kちゃんをもバカにしている発言。早速Kちゃんにこの旨を報告。すると私に対しての勝利の余韻は吹っ飛んだのかKちゃん、
「嫁とオセロで勝負させろ!」とリングの上ならマイクを握り締めているかのような勢いだ。
 しかしKちゃん、こんな奴は放っておけ!
 きっと私たち二人のラブラブぶりに嫉妬しているだけなんだ!
 見せつけてやろうぜ!次の日曜日も!
 また、敗けるかな・・・。それでもいいんだ、私は君とのささやかな時間が過ごせるだけで・・・。
コメント (6)
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