雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

僕の踵はなかなか減らない

2006-12-20 | 雑記
先日失くした財布の中身の一部が見つかった。
『運転免許証』と『BOOK・OFFのカード』だ。

……。

正直、どうでもいい…。

免許証は再交付したし、BOOK・OFFのカードなど、屁より軽い代物だ。
しかし、警察から連絡が入ったので取りにいかねば…。

仕事が終わって夕刻。印鑑がいると云うことなので一旦、帰宅。
警察署は家から割と近い所にあるのでチャリでダッシュ!

警察署に入るなり、顔面を殴られた様子のアンチャンに遭遇…ケンカか?

そしてなんだか、署内はうどんのダシかなにか?の、とにかく出前の香りが漂い、無性に腹が鳴る。夕飯時か…。
何人かの、うどんやそばを啜る警官に視線を逸らされる…(おい…食事中申し訳ないが、オレにかまってくれ…)と哀れな目つきを察した若い警官が「どうされました?」と来てくれた。

朝、「落とし物が見つかったので取りに来てください」と電話があった旨を説明。
「あっ、はい、わかりました」
と若い警官、テキパキと行動をしてくれた。事務的な手続きもキチンと教えてくれた。うん、出前のおっちゃんが来るまでは…ね…。
「まいどー」
どうやら第二便の出前らしい。
すると若い警官、急に喋りのピッチを上げ、
「え~っと、あと、コレとコレ…まっ、これでOKっす!」
と、突然フレンドリー。
(そんでいいんかいっ!)
と、ココロの中でツッコミながらも、あぁ腹減ったなぁ、このアンチャンも腹減ってんだろーな…とっとと帰ろっと!そう、思い急かされました。

免許証は再交付したので前のは処分。結局オレが持って帰るのは『BOOK・OFFのカード』だけ…。

帰り際、
「また、何か見つかったらご連絡します!」
と、笑顔で云われた。

私も笑顔で
「あっ、お願いします」
などとぬかしたのだが、ココロの声は
「もういいよ…どうせ見つかんねーって。それに、メンドくせーよ…いいから早く、うどんでもそばでも食えよ!」
と発しておりました。


いや~、警察の方々って、大変ですねぇ~飯くらいは、ゆっくり食べさせてあげたいものですねぇ。
でも、また何か見つかったら、また同じような時間に行きますから。
肉まんでも頬張りながらねっ。
コメント (2)
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