雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

ジングル・ベル

2006-12-25 | 思い出
 昨夜はサンタさん、来ませんでした・・・せっかく玄関、キレイにしたのに・・・やっぱり僕が悪い子だから?オナニーばっかりしてるから?
 ゴメンナサイ・・・もうしません・・・
 と、言うのは真っ赤っ赤な嘘で、思わずトナカイの鼻も真っ青んなってます。

 そんなワケで(相変わらず強引な前フリだよなぁ~とかは無視しときます)クリスマスプレゼントで思い出したことがあるので書いちゃう。

 むか~し、僕がとてもあどけなかった頃のクリスマスの夜、サンタさんのプレゼントを楽しみにしながらお布団にもぐり込み、もうベタベタなカンジで「サンタさんを見てやる」と意気込んで眠っちゃうパターンを実践していたとき、フト、夢うつつの中で

「シャンシャンシャンシャンシャン・・・」
 と鈴の音が聞こえてきた。

 おわぁっ!サンタさんだぁ~と思うのだが、眠くて眠くて身体が動かない、しかし意識では鈴の音と頭の上でガサゴソと何やら音がするのは感じている。ハッ!金縛りかっ!と、話が逸れそうなので、それは無視して、っと・・・。

 まぁ、サンタさんだぁ~と思いながらも結局朝までグッスリ寝ました。
 起きたら僕の欲しかったトミカのダンプカーやショベルカーなどがセットになっているミニカーの箱が置いてありました。
 すぐさま、母のところへ行って
「これね、サンタさんにもらったの。シャンシャンシャーって!」
 母は
「あらー、良かったねー!大事にせんなんねー」
 と、とても嬉しそうな顔をして言いました・・・・・・。

 

「なぁんて、ことがあったんだよねー」
 と、昨日、この話を妻にしてやると、

「あぁ・・お義母さんなら、やりそう。その鈴、絶対お義母さんが鳴らしてたんだよ」

 えっ!マ、マジでっ!

 とか云って驚くはずないじゃん、オレだって解かってるよ・・・もう三十二なんだしさ・・・。
 ってゆーか、オレも子供がいたら絶対、鈴鳴らすもん♪そういう細かい演出、大好きなんだよ、ウチの家系・・・・。

 で、そういう細かい演出のおかげで、僕はずいぶん大きくなってからもサンタクロースの存在を信じていました。

 ちなみに、ウチの父親は土建屋で働いておりましたのでダンプカーやショベルカーを自由自在に操っておりました。
 そういえば、あまり家にいなかった父だが、クリスマス間近におもちゃ屋さんに一緒に行って
「何が欲しいか決めたか?」
 と、訊かれて
「コレ!」
 と、トミカの工事現場セットを指差したら、とても嬉しそうな顔をしていたような・・・?
 いや、まぁ、極めて曖昧な記憶ですから、それに、曖昧と云えば、もしかしたらオレも父親の喜ぶ顔を見たくて、そのミニカーを選んだのかも・・・なぁんて、ね?

 まぁ何にせよ、今夜はメリー・クリスマス♪ですよ☆
コメント
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