季節風*春に続き≪夏≫の巻です。
夏の歳時記12編。なんだか≪春≫よりも『泣き』のレベルがアップされてます。それはたぶん、人の生死を扱った物語が多いから・・・。でも、もちろん、それらは悲しいだけでなく、そこには必ず人の優しさや温かさが見えるから、人の弱さや強さを教えられるから、雨上がりの虹のような読後感を味わえる。
表題作の『僕たちのミシシッピ・リバー』が個人的にはすごい良かったんだけど、もちろん他の話も毎度の重松節全開でいちいち鼻の奥を「ツン」とさせられる。そこに至ってラスト一個前の『タカシ丸』では、鼻の奥「ツン」どころか、号泣。これは涙なしでは読めない。おまけに鼻水まで垂らしてしまう始末。
こんなに泣かせてどうすんだ!とか思いながらも、それが優しくてあたたかい涙なんだ、って分かるから、これからもずっと、重松清という人に惹かれ続け、その作品を読み続けていくんだよなぁ。
夏の歳時記12編。なんだか≪春≫よりも『泣き』のレベルがアップされてます。それはたぶん、人の生死を扱った物語が多いから・・・。でも、もちろん、それらは悲しいだけでなく、そこには必ず人の優しさや温かさが見えるから、人の弱さや強さを教えられるから、雨上がりの虹のような読後感を味わえる。
表題作の『僕たちのミシシッピ・リバー』が個人的にはすごい良かったんだけど、もちろん他の話も毎度の重松節全開でいちいち鼻の奥を「ツン」とさせられる。そこに至ってラスト一個前の『タカシ丸』では、鼻の奥「ツン」どころか、号泣。これは涙なしでは読めない。おまけに鼻水まで垂らしてしまう始末。
こんなに泣かせてどうすんだ!とか思いながらも、それが優しくてあたたかい涙なんだ、って分かるから、これからもずっと、重松清という人に惹かれ続け、その作品を読み続けていくんだよなぁ。