雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

赤い文化住宅の初子

2008-07-29 | 映画
<兄と文化住宅に暮らす中学生の初子は、同級生の三島君と同じ高校へ行く約束をするが、進学さえ危うい状態。薄幸の少女の恋と日常を描いた純愛物語>

 ここ最近、女性監督の活躍が目覚ましい。『萌の朱雀』の河瀬直美監督や『ゆれる』の西川美和監督、『ハリヨの夏』の中村真夕監督。
 そして、ここのところ頭角を現しつつあるのが、この『赤い文化住宅の初子』のタナダユキ監督、である。

 タナダユキに関してはココをポチッと。


 ところで映画の内容に関してだが、まぁ、あれだ、とにかく主演の東亜優ちゃんのカワユイことカワユイこと。。。

      

 なんかね、薄幸の少女ってのがピッタリでね、んでね、オジサンね、そういう娘、まさにツボなのよ、ストライクゾーンど真ん中!てへっ☆

 んで、気に入ったんですぐさま調べてみたら、あら、まぁ、以前観た『海と夕日と彼女の涙 ストロベリーフィールズ』っていう、つまんねぇ映画に出ていた、と。あぁ、あの最初に死神に連れてかれた娘ねぇ・・・印象薄っ。

 いや、それにしても、女優は成長していくもんです。あの蒼井優だって『害虫』のときには気にもとめられなかったのに。。。

 色々画像探してみたんですけど、亜優タン、どうも写真で見るより映画とかで見るほうが断然カワイイです。薄幸の少女好きのロリコンは是非、観るべき映画だと思います。はい。

 ちなみに、この映画のスピンオフ作品で『16【jyu-roku】』



 って映画があるんですけど、この予告見るだけでも、かなり萌え。

 早速借りに行ったけど、置いてなかった・・・(泣

 まぁどっかにあるだろう。



 そんなワケで、とにかく、東亜優ちゃんというもっすごいカワイイ娘を発見できた素晴らしい映画だった!と、いうことだ。

 そうさ!オレはロリコンさ!そういうことさー!
コメント (8)
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ミュージック・ブレス・ユー!!/津村 記久子

2008-07-29 | 小説
<オケタニアザミは「音楽について考えることは、将来について考えることよりずっと大事」な高校3年生。髪は赤く染め、目にはメガネ、歯にはカラフルな矯正器。数学が苦手で追試や補習の連続、進路は何一つ決まらない「ぐだぐだ」の日常を支えるのは、パンクロックだった!超低空飛行とにかくイケてない、でも振り返ってみればいとおしい日々・・・青春小説の新スタンダード、ここに誕生!>

 とか、帯に書いてあります。

 まぁ、だから、内容は、周りのみんなは進路や将来のことを考え始めて、それなりの行動を起こしているのに、自分は何をしていいのかワカラナイ?っていうか、考えねば、やらねば、と思うのだけど、やっぱりぐだぐだと大好きな音楽を聴いたりしてしまって、なかなか前に進めない。そんな思春期特有の葛藤を数多くの登場人物とのエピソードによって浮き彫りにしていく。そんなカンジのよくある青春小説なのだが、オモシロいのは、アザミの性格。そして友人のチユキの性格。
 ちょっと思ったのは、かなり大胆な性格のチユキを主人公にしてもよかったろうなぁ、と。でも、そしたら、たぶん、ありきたりな青春小説になってたなぁ、とも。
 だから、まったく主人公らしからぬアザミが抜擢された、というか、作者の津村さん自体がアザミに近いからだろうけど。

 あまり暑苦しい話ではないのだけれど、ぐだぐたしながらも何かを掴もう、何かを見よう、としているアザミにはやっぱり「グッ」と心を揺さぶられるモノがあります。


 17歳から18歳にかけてなんて、ホント、なにがなにやら微妙なお年頃で、解かってるような解かってないような、得体の知れない焦燥感に追い立てられてるかと思えば、友達らとすんげぇ笑っていたり、とにかく、よく悩み、よく遊び、よく笑ってた頃だったよなぁ、と感慨深くなっておりましたとさ。
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