
火曜日の朝、おはようございます。
今朝ご紹介するラーメン店は、煮干し濃麺HVが若者の間で、大ブレイク、長蛇の行列中の東千葉にある「濃麺海月(こいめんくらげ)」です。
創業は2014年4月2日。
店主の北村裕之さんは、「麺屋あらき 竃の番人」でらーめんの基礎を学び、「らーめん処まるは」では店長を任された方。
ところで、海月は創業当初は、鶏がテーマ食材で、鶏濃麺、濃厚鶏魚介つけ麺、あっさり鶏そばの3本柱のラーメン店で、鶏濃麺は小鍋で沸騰させて、限界濃度まで煮込んだヘビーなスープで、最初は麺もカネジン製で、あまり人気がありませんでした。
それが同年の7月29日から、濃厚にぼしブームを千葉市に持ち込んだ功績が大きい「煮干濃麺HV」が、和え玉とともに若者に大ブレイク。杯数限定のHVは連日開店とともに完売御礼の大人気。
ある日のHVは、岩手、八戸、氷見背黒と九十九里白口、富山豆アジ、で炊いた旨み重視で粘度は抑えめの仕様。昼の部30食の限定でしたが、飛ぶように売れて、私が並んだ午後1時過ぎには既に完売。私は未食の濃厚鶏魚介つけ麺を頂きました。
海月は2015年の大行列になった辺りから、食券を購入して行列に並ぶスタイルに変更、スタッフに購入した券を差し出します。すると予めラーメンが作られているので、席に着くと、比較的早くラーメンが着丼します。
それにしても北村さんの仕事ぶりはお見事。
2014年のオープン当初は、お客さんと会話を交わしながら、和やかに厨房で仕事をされていましたが、人気大行列店になった昨今は、手際が良すぎます。狭い厨房を忍者の如く、動き回り、ラーメンを作り、沸騰している寸胴をかき混ぜたり、一人で3役ぐらいこなされています。
余談ですが、この日は面白いお客さんが隣で、普通、「和え玉」って、替え玉ですから、ラーメンをたべたあとに注文するものですが、ラーメンの着丼と共に欲しかったらしく、「和え玉が着てない!」って、叫んでましたが、そこは北村さん「もうお出しして宜しいですか?」って、丁寧に確認して、急いで作ってさりげなく出していました。
いろんなお客さんがいますね、客商売はこれだから大変鴨?
ところで、昨年末にとものとものラーメン・イベントでは北村さんとお会いしてますが、お店訪問は実は昨年の5月にイノシシの限定をラーメン仲間と一緒にシャッターして食べに来て以来、1年ぶり、この大行列にビビってる自分がいたりしますが、ピークを外しても大体45分待ちでした。
つけ麺も美味しいけど、やはりこちらはHVですね。次回はHV狙いで、煮干しが日替りなので、ツイッターを確認してから伺います。あと来月はラーメンウォーカー千葉のスペシャル限定もあるんですよね。これも食べねば~
お店の横に専用の駐車場も3台分出来て、便利になりました。電車だと、東千葉は1時間に2本ですが、実は千葉駅から歩いても、10分かからないぐらいで迷わず行けちゃう衝撃の事実は、最近知りました(笑)