http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120127-00000403-yom-bus_all
総務省が27日発表した2011年の全国消費者物価指数(年間平均、2010年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合で99・8と、前年比で0・3%下落し、3年連続でマイナスだった。
下落幅は前年(1・0%)から縮小したものの、物価が継続的に下落するデフレの長期化が改めて裏付けられた。
価格競争の激しいテレビが前年比30・9%、ビデオレコーダーが40・0%、冷蔵庫が25・9%値下がりするなど、耐久消費財の下落が大きい。高校授業料の実質無償化による公立高校授業料の下落も影響した。東日本大震災後は国内旅行の不振で宿泊料も下落した。
一方、原油価格の高止まりでガソリンが9・6%、電気代が2・8%、ガス代が2・9%上昇した。