
【千葉の元祖ご当地ラーメン】竹岡漁港の漁師料理としての梅乃家の元祖竹岡式ラーメン、青い海のこのロケーションで食べるからこその醍醐味とは?
千葉県富津市竹岡漁港。
元祖竹岡式と呼ばれるお店の前に立つと、醤油の良い香りが迎えてくれます。
お店の前は青い海と、青い空。
そう、このローケーションでいただくからこそ、このラーメンは美味い。
全国にある「ご当地ラーメン」。
いろんなご当地ラーメンを食べ歩いた輩でも、この竹岡式のラーメンだけは度肝を抜かれる。
スープはチャーシューの煮汁をお湯で割っただけの出汁のない宮醤油スープ。豚の旨みの詰まったチャーシューの煮汁が出汁の代わり。
麺は生麺ではなくて、乾麺。
豚バラのチャーシューが豪快に乗り、別料金で刻みタマネギをトッピング。
濃い醤油の味が、豚バラの脂感が、不思議と、辛味と甘味のある刻みタマネギという薬味で中和されて美味い。
「乾麺なんて!」とバカにしていたフリークが、麺を啜ってびっくり仰天。
ガスの普及した現代でも、わざわざ炭火の七輪で乾麺を茹でる。
すると遠赤外線効果で、外側はカリッと、中はふっくらとした茹で上がりの乾麺、その食感は家庭のインスタントラーメンでは真似が出来ない。
1954年に創業した「梅乃家」。
最初は漁師さんたちに、生麺でラーメンを出していたそう。
でも素人のおばちゃん達が作るラーメン、麺の茹で加減が硬かったり、柔らかかったり、とばらつきがあったそうです。
そのばらつきを解消するために、乾麺が採用されたそうですが、いろんな偶然が重なって生まれた竹岡式のラーメン。
2015年の夏には、隣の家が火事で全焼、梅乃家も外壁を少し焦がしてしまい、しばらく休業していました。
でも先代の遺影のある厨房は無傷。
きっと先代が守ってくれたんでしょうね。
2003年にはラーメン、450円でしたが、2017年の現在は800円。なかなか良いお値段になりましたが、それでも食べる価値は十分あります。
ご馳走様でした。
*過去の「梅乃家」の記事も併せてご覧ください!
【千葉ラーメン情報】元祖・竹岡式「ラーメン梅乃家@竹岡漁港」のラーメン+薬味別皿を紹介なう!
【秘密のケンミンSHOW】「ラーメン王国」千葉県のご当地らーめん、竹岡式の謎にせまる「梅乃家」
【読売新聞】【千葉拉麺NEWS】「醤油が香ばしい伝統の麺」竹岡式ラーメン@梅乃家~私も大好き!
【ご当地らーめん】元祖竹岡式らーめん~「梅乃家@竹岡」~焼豚の煮汁をお湯で割ったスープの衝撃☆!
今のはさっぱり感はあるけど醤油尖りが強すぎる印象です
その辺どうでしょうか?