【遂にベールを脱いだミシュランシェフ森住さんの旗艦店】【古民家ヌードウル黒揚羽森住@大網】ゴールデン麺ウイークに初訪問!
過去の記事より〜【かつてTVラーメン職人選手権で優勝】【初ミシュラン1つ星ラーメンシェフ】【千葉ラーメン新店】「みっかぼうず 神崎町 森住」
【森住康二さんの足跡】
元フレンチシェフ。10年間の洋食修行時代を経て、1996年6月、東京都荒川区新三河島に「柳麺 ちゃぶ屋」を創業。ちゃぶ屋とは、洋食の修行時代に、先輩達から「お前は、ちゃぶ屋やな(意味は、使い物にならない、役に立たない)」と酷評された苦い経験から、将来お店を持つ時には店名に「ちゃぶ屋」をつけようと決意していたそうです。たまたまロッキーもこの時に新三河島を訪問、たまたまお店に入ってラーメンを食べましたが、その頃はまだ実力が開花する前の普通のラーメンで、あまり印象には残ってませんでした。
しかしこのお店は、その後、2001年6月に東京・護国寺に移転、ピカピカに磨かれた製麺機を完備して、自家製麺になり、とんこつ醤油のスープに、エシャロットを使うようになってから、才能が見事開花。人気行列店に変貌しました。メディアでも度々取り上げられて、2002年の暮れのテレビ東京「TVチャンピオン」ラーメン職人選手権で初優勝。ロッキーもこの番組を食い入るように見てましたが、ラーメン店主、森住康二さんの名前は全国区になりました。
その後、表参道ヒルズに「創作麺工房MIST」を運営。MIST香港店がラーメン界で初となる、「2011年版ミシュランガイド 香港・マカオ」で、ミシュラン1つ星を獲得。森住さんは一世を風靡しました。
【間借り営業の新店「みっかぼうず 神崎町 森住」】
2022年12月16日(金)から、愛する奥様と、千葉県香取郡神埼町のカフェを間借りする形で、週末の金曜、土曜、日曜の3日間だけ、「みっかぼうず」という店名のラーメン店をオープンさせました。このお店たまたまインスタで、ramen_morizumi_mikkabowzというアカウントでロッキーのインスタアカウントを突然フォローしてくださって、最初は、モリズミ?なんか森住さんを語る偽のラーメン屋さんかな?ぐらいに思ってましたが、投稿されるラーメンの本気度、これってひょっとしてご本人??と思ってたら、年末30日に麺友が食べに行って、ご本人のラーメンと確認。その情報で大晦日に、レンタカーで急遽伺いました。それはそれは衝撃的な再会でした。
その後、
森住さんは、神崎町の間借りしたお店を2023年10月1日に閉めて、ご実家の母屋をリノベーションして、新しいラーメンの旗艦店を、大網白里市にオープンさせました。まず2024年1月17日にプレオープン、2024年3月15日にグランドオープンしました。
ロッキーもこの日を心待ちにしておりまして、4月に行こうと思っていた予定が、伸びて、5月の4日のゴールデン麺ウイークの真っ只中の日のしかも出遅れて、午前11時過ぎのオープン後の店着となりました。
すでにお店の周りは車で満車状態。店員さんに聞いて、なんとか軽自動車のお隣に間借り駐車w待ちのリストに名前を書いて、行列の最後尾に接続。
その後、奥の駐車スペースが空いたので、移転駐車。ほっとしたところで、あれ?店内のカフェでも待てるのか?と思って、店内でコーヒーと甘味を注文して、主食の前のデザートに舌鼓。
しかも!
このドラゴンカフェのカウンター席からは、森住シェフの厨房が見渡せます。まさにラーメンアリーナ席。最高のカフェですね。
この日はご家族連れが多くて、回転は遅め。楽しみながら森住さんのラーメンや、ドリンク類を楽しんでおられて、なんとも素晴らしいラーメンレストランが、大網白里市にオープンしましたね。周りは田園風景で、かつてこの近くにあった「花キッチン」を彷彿させます。
2時間ほどでカウンター席に着席。なんと森住シェフの正面の席。これはラッキー!
今回注文したのは、「梅塩だし中華(南高梅、大葉、とろろ昆布、和からし、小口ネギ、チャーシュー、筍)」に、トッピングで、煮卵、ワンタン。サイドで、水餃子も注文。しかしミシュランシェフのデフォのラーメンがなんと、1100円というのは、衝撃のプライス。有難いです。安すぎ。千葉県民で良かった。
魚介出汁のイノシン酸に、とろろ昆布のグルタミン酸、塩スープは若干甘いテイストがして、とっても不思議な超美味しいラーメン。ビジュアルは見ても美しく、どんぶりから立ち上る美味しい香り、啜りごこち滑らかな細麺、五感で感じる素晴らしいラーメンでした。
サイドの水餃子のアレンジも、森住流で素晴らしい。
全てが納得のラーメンでした。ご馳走様でした!