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【千葉ラーメン情報】難病を克服して約半年振りに営業再開「とものもと@東中山」絶望からの帰還

2016-04-25 | 千葉市・船橋・習志野・浦安

月曜日の朝、おはようございます。

今朝ご紹介する千葉のラーメン店は、昨年3月1日、船橋市東中山にオープンして、国指定の難病「成人スティル病」を発症、昨年夏から3ヶ月間入院して、その間生死を彷徨い、今年3月1日、奇跡の復活を遂げて営業を再開した、旧店名「中華そば とものもと」現店名は「とものもと」です。
店主の市原朋宏さんは、元々ラーメンサラリーマン、その後ラーメン好きが高じて、船橋を拠点とする「まるは」グループで3年間ほど修業。私と市原さんとの出会いは、新店「海老そば まるは@船橋」の新店長に抜擢された時に、総料理長の橋本さん(現、錦糸町の「麺魚」のマスター)から紹介されて挨拶した時が初めてでした。

昨年の3月1日のオープン時は、ラーメン仲間の河野さんと、「とものもと」へ訪問。あの時も鶏出汁に、ホンビノス貝が香る中華そば。

そして復活した今回も、名古屋コーチンの鶏出汁に、ホンビノス貝出汁のダブルスープ仕立ての醤油ラーメン。醤油は千葉2種類と、群馬1種類の生醤油を合わせた醤油ダレで、醤油の風味が生きています。トッピングは豚と鶏の低温調理チャーシュー2種類に進歩。
村上朝日製麺所のストレートの全粒粉入り中細麺に、名古屋コーチンの上品で気品ある鶏の風格が前面に出ていて、食べ進むうちにホンビノス貝の出汁感がふわりと顔を出し、1年間の内、半年間は入院、リハビリで大変で厨房を離れていらっしゃいましたが、そんなブランクは微塵も感じさせない素晴らしいチューニング。
今は新しいレギュラーメニューの試作も意欲的に取り組まれていて、うまくいけば来月から塩ラーメン、夏にはつけ麺もリリース予定だそうです。

最後に市原さんがTシャツや、どんぶりにデザインされた、ハートマークにRe:の文字の意味について伺いました。
メールを返信する時に付く、Re:だそうで、周りの人に感謝する特別な意味がこめられているそうです。昨年の11月には闘病中の市原さんを助けるべく、東京、千葉のラーメン店主さん達がチャリティーラーメンイベントを開催しました。また千葉には大病を患いながらも、病気と闘い、ラーメンウォーカーで殿堂入りを果たされた成田の巨匠もいらっしゃいます。
市原さんには、ぜひ、今、日本のどこかで難病に苦しみ、「絶望」と戦っていらっしゃる患者さん達の「生きる希望の星」になって欲しい、そう切に願います。

ロッキー

*「成人スティル病」について
http://www.nanbyou.or.jp/entry/132


「とものもと」
住所:船橋市東中山2-3-2東中山ビル102
営業時間:平日18:00から22:00
土日:11:00から15:00
定休日:金曜日
カウンター7席、専用駐車場なし

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