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木曜日の朝、おはようございます。
今朝ご紹介するラーメンは、千葉県長生郡長南町の「お食事処 やちよ」の「アリラン式らんしゅうめん」です。
このお店、アリラン発祥の「八平の食堂」とは何も関係がないとの噂ですが、ネットではその味がアリランラーメンに酷似との評価で、房総ラーメン団長さんのInstagram(インスタ)も拝見して、私も興味津々、古市店主からアリランラーメンの製法に関してレクチャーを受けた事もあり、どのくらい似ているのか、百聞は一見にしかず、前回臨時休業で振られまして、リベンジも兼ねてラー友岡澤さんと一緒に行ってきました。
雨が降る土曜日のランチタイム、そのお店には暖簾が掲げられていました。なんか1度振られているから、暖簾を見ただけでロッキーは感激。セブンイレブンじゃないけど、開いてて良かった(笑)
やちよ専用の駐車場は、お店の前と、道路を渡った向かい側にも数台置く事が出来ます。
店内は、日本の伝統的な平屋家屋のようで真ん中に入り口で、右奥に宴会も出来るような個室、右手前が男女兼用のトイレ、左手前が厨房、左奥にカウンター席と小上がり席があるお食事処スタイル。左奥の小上がり席に座る事に。
ドライバーの岡澤さんと、メニューを睨めっこ。女性店員さんが、お冷と灰皿を持って私たちの席へ。なるほど喫煙オーケーですか。周りのお客さんはスモーカーの方々ばかりでした。ちょっと煙に苦手意識を感じつつ、私はらんしゅうめんのしょうゆ味にチャーシュートッピング、岡澤さんは味噌味のらんしゅうめんのチャーシュートッピングでオーダー。ここでメニューが税別表示なのに気がつきました。ただ税別850円ということは税込でも918円。まあ八平の食堂のアリランチャーシュー麺が税込1000円ですから、若干安いかな?あと、行列しなくて良いのも好感触。
オーダーを取り終えて、岡澤さんが、「ここは餃子も美味しいみたい」と言い出しまして、では餃子も頼んでみようかと、一度厨房に消えた店員さんに、餃子を追加注文すると、「時間がかかります」といった返事。で、どれくらいかかるの?と聞いたら、厨房に確認してくれて「20分ぐらいかかります」とのことでしたので、まあ20分ぐらいは待てるかな?と感じて追加注文。するとらーめんより先に餃子が着皿。7、8分後ぐらいでしょうか?ちょっと唖然、速いじゃん!それから5分ぐらいで「らんしゅうめん」が着丼。
目の前に登場したチャーシューらんしゅうめんはまず、豚バラロールのチャーシューの1枚のサイズがデカイ。おそらく本家の2倍ぐらいの大きさ。厚さも分厚い。本家は小ぶりなチャーシューが5枚、厚さも薄め。枚数は本家の方が多いですが、多分チャーシューの総グラム数はおそらく、らんしゅうめんの方が多いのでは?と思います。
具の刻み玉ねぎ、ニラ、豚肉の細かいの、刻みニンニク、すりおろしたニンニクも同じ。醤油ダレも酷似。麺が本家は自家製麺ですが、こちらはおそらく製麺所の麺ではないかと思われます。製麺の設備が見当たらないので。ここまでそっくりだと、あくまで個人的な感想ですが、なんとなくレシピを知ってコピーした感が個人的には濃厚?!
違う点は、前述のチャーシューの厚さと、玉ねぎの刻み方が本家より細くて、どちらかというと外房の竹岡式の刻み方に似ているのと、アリラン特有のダブルガーリックの刻みガーリックが、切り方が大雑把な印象を持ちました。あと仕上げの白髪葱がのりません。そういった意味ではアリランの魅力を100%表現はしていませんが、並ばなくてもアリラン式のラーメンを頂けるという点ではポイントが高いなあと感じました。値段も若干安いし、チャーシューのボリュームは「らんしゅうめん」の方がありますね。
最後に「らんしゅうめん」の語源ですが、今の所、不明です。ただ、中国には蘭州に牛肉のスープに、手打ちで伸ばして茹でた麺を入れた料理があり、麺にはかん水を使ったコシのある麺で、蘭州市内には3000軒以上の蘭州牛肉麺を出すお店が存在することから、韓国のアリラン峠に対抗して、名付けたのではないかとロッキーは勝手に推測致します。
住所:長生郡長南町米満567ー1
営業時間:11:30から14:00、17:00から19:30
定休日:月曜日、まれに臨時休業あり