この日は生憎の冷たい雨模様でしたが、開店1時間以上前からご覧のような行列。
むさし野オープンの時間には、50名近い大行列でした。
凄い、皆さん、この日を待っていたのですね。
この日はむさし野の創業記念日で、特別な限定のラーメンが登場します。
季節のご飯も今日は豪華版なのです。
私も毎年この日を楽しみにしています。
この日はクラさんと一緒。
なので長い待ち時間も会話しながら、楽しく待つことが出来ました。
最寄駅は、ラーメンラインの新京成線「上本郷」駅。
私たちは15番目ぐらいでしたので、開店とともに店内へ。
しかし寒さは凌げたものの、ここから約1時間さらに待ってカウンター席へ。
そして「貝寄せつけそば、税込880円」とご対麺~!
トッピングに、アワビ、ハマグリ、ホタテの豪華版。
貝出汁のつけダレには、湯葉と菜の花も入って、春のイメージも演出。
季節のご飯は、みなみマグロ、ヒラメ、前沢牛といった豪華版。
もうアワビがつけダレに漬けて頂くと、最高に美味い!
とても記憶に残る一杯、麺が少なくなってくると、寂しくて、悲しくなるのが、このお店の特徴。
日本料理の名人が作るラーメン&つけ麺は、どこまでも繊細で、とても良い仕事が施されています。
てもみの縮れ麺も、しっかりと水切りが毎回なされていて、余分な水分がつけダレに入り込まないようになっています。
一品料理の感覚。
でも値段は、この物価高騰の折でも庶民価格、さらに回転を気にせずにゆっくりと頂けるのもお客さんからするとナイス。
儲け主義のお店からすると、マイナス要因ですが、あえて駐車場を持たないのも、地元優先、原価を材料費にかけたいからかも。
上本郷駅のタクシーの運転手さんが、「むさし野は全国からお客さんが来るよね。いろんなお客さんをむさし野まで乗せたよ」と言って笑っていました。
14年間輝き続けるのは、容易な事ではない、でもそんな凄いお店が、ラーメン激戦区松戸にはたくさんあるということ。
松戸の懐の大きさを肌で感じた、1日でした。
ご馳走様でした。
次回は値上げ後のレギュラーメニューを紹介します。