灯台もと暗し？

　米が少なくなってきたので、預けてあるのを貰いに甥の家へ、この前買ったマンゴーを持って行きました。私の妹とその連れ合いが健在なときから、親戚中で米を買っていて、旨いと評判の米です。背後に山を背負っているから水が良いのでしょうか。今は水道ですが妹が嫁いだ頃は谷水で暮らしていました。今も飲めるのではないでしょうか。その田んぼでトノサマガエルを見ました。
　
　雨の日はわんさか出てくるそうですが、私は数年ぶりに見ました。
　小学低学年の頃、トノサマガエルを捕まえて、タコ漁の餌にする漁師に持って行くと１匹１０円で買ってくれました。その頃１０円あると１日楽しく過ごせたのです。今思えば必要以上に、優しさから買ってくれていたのだと分かります。

　昼過ぎ、ちょっと仮眠をと思っているとＭ氏から電話。いやな予感どおり緊急呼び出しでした。師匠の言葉は親に背いてでも、と師匠に言われていますので、何を置いても馳せ参じました。ヨットのバッテリーが上がってエンジンが始動できないので、重いバッテリーを交換しました。それでも改善せず、調べるとバッテリーも上がったわけでなく、徒労感と暑さで困憊していましたが、何度かキーを回している内に嘘のように掛かりました。どうやらキーの接触不良が原因だったようです。
　私も似たようなことがありました。冷却水が排出されないのでポンプを開放してインペラを交換したりしましたが、配水管に煤が詰まったのが原因でした。冷却水と排ガスが一緒に出てくる古いエンジンなのでそんなことが起こったのです。
　こういうのを何というのでしょう、灯台もと暗し、ちょっと違いますか。
　
　港の植栽にあった山桃。小粒でおいしい。



　　
　

ギター＆二胡

　朝テニスの休憩。コートの側の山桃の木がたくさん実を着けていました。


　肝心のテニスはからっきしでした。届くと思ってジャンプしても全くの空振り、必死で追いかけたら足が出ずに転倒。うまく転んだのは褒められました。ランニングはそれなりにしているので足が出なかったのはショックです。体重は２０代の頃と同じなので、ジャンプ力が衰えているのです。年を思えば当然ですが、チョット悔しいのは若い人には理解できないでしょう。自分もそうでしたから。「歳、歳」と互いに慰めたり諭したりしているのです。

　午後はギター発表会を聴きに行きました。

　中学生と親と祖父母の発表会のようで、青年層はわずかでした。うちの子等もそうですが、何しているのやら。

　左はみんながギターに着けているチューナー。右は娘のお古、ちょっとご機嫌斜めのチューナー。

　こんなのがあるのを知りませんでした。「スマホのアプリで間に合うので要りません。」－浦島太郎

　今日の川竹先生はギターと二胡の二刀流。浅田侑子さんのトレモロは世界一だと思います。


　帰りにラケットを買いました。息子のお古は手に合わないので。
　
　古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます～という古い歌がありますが、古い奴に古着は似合わないと思います。



　
　

爆買はもっと楽しい (10km)

　二階の窓の破れた網戸を張り替えるときに、雀たちがまったっくいないのに気付きました。以前は平気で窓の近くを飛び跳ねていたのに、２ヶ月留守にしている間に何かがリセットされたようです。それともまったく別の一家なんでしょうか。

　余った鶏の胸肉をハムにしました。久々だったので手間取りました。きのう塩と砂糖をまぶして冷蔵しておいたのを水で１時間ほど塩抜きし、次に胡椒と、いつもはタイムパウダーですが今回は試しにパクチーのみじん切りを散らして丸め、ラップでくるみ、ポリ袋に入れて、７５度の湯に放り込んで保温しました。いい加減ですが結構うまいので、作る人も多いのです。


　あまり作らなくなったのは、医者に尿酸値が高いと言われていろいろ調べると、胸肉にはプリン体が多いことを知ったからです。安い上に良質のタンパク質が摂れるというので、以前はしょっちゅう弁当用に作っていました。外から摂取するプリン体が尿酸値に及ぼす影響はわずかだそうですが、気になると敬遠してしまいます。
　昨日のテレビでは今までと一転して「脂肪は摂るべし」と言ってましたが、明日は何と言うのでしょう。ともあれ、食べ物を選べるというのは幸せなことです。

　このまえ衝動買いしたのが結構イケタので、また買いました。甥一家に持って行きます。


　レンズの傷が気になるのでメガネを新調しました。いままでは仕事用とランニング用を兼ねて横長細身の四角形でしたが、仕事用はもう必要ないので、似合うかどうかは気にせずに、昔から好きな丸っこいのにしました。加えてランニングとサイクリング用に跳ね上げのサングラスも買ってしまいました。


　テニスのときはどうしよう。ジョギング１０km。

刈り込み鋏を研ぐ

　天気がいいので芝の際刈りをしたかったのですが、苅込鋏が切れないので研ぐことにしました。


　分解し、刃こぼれはヤスリで落とし、


　荒砥・中砥で研ぎました。魚をおろすわけではないので仕上げ砥石は使いません。


　ついでに楓の徒長も刈り込みました。


　この楓は幼い私の特等席でした。その頃と少しも変わっていないので今は腰掛けられません。何歳なんでしょう。



　１周５kmのコースを２周走りましたが、久しぶりだったのと暑さでバテました。そろそろプールかな。

長期記憶

　注文していたトリマービットが届いたので網戸の最終工程に取りかかりました。トリマーを扱うのは初めてなので何度も予行演習しました。以前だったら、いきなり本番突入だったのに、年のせいか数多くの失敗の効果か、何歳になっても人は進化（？）できるんですね。
　順調に掘り進んでいましたが、終盤で平折れを固定したネジに当たってビットが欠けてしまいました。
　墨が甘い！　前にもあった！　経験が活きていない！

　ともあれ、セットしてみます。
　
　冷房が苦手な母の寝室に入れました。動かす必要は無いので、金具や釘は使わずクッションゴムで固定しました。
　総工費　￥３，０７０－


なんとか形になって母も喜んでくれたので、ちょっと珈琲。どうやればシクジリ経験を海馬から前頭葉に移せるのでしょうか。