「 私と小鳥と鈴と 」
金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
これは、ブロガーさんのすずさんも好きな詩です。
それぞれの特色の中に生きている素晴らしさを詩っていますよね!
本当にみんな違ってみんないいと思います!!
そこで、今日アップするブログの主人公は、とっても個性豊かな
鹿の子蛾という毒のない蛾ですよ~。
あらら~ちょっと追っかけ過ぎたのか、隠れてしまいました (^^ゞ
では、このカノコガ君(鹿の子蛾)のお話を。
ボクは蛾ですが、仲間のように夜じゃなくて、お昼間にユラユラと優雅に飛びたいんです。
ボクは蛾ですが、蝶のような模様の翅です。
(鹿の子の柄で白い部分は透けていて鱗粉は少ないのも特徴)
ボクは蛾ですが、お腹は蜂のように、みんなが怖いと思う黄色と黒の模様です。
ボクの小さい時🐛の食べ物は、あまり好き嫌いなく色んな葉っぱを食べます。
そして、みんなのように新鮮な葉っぱじゃなくて、少し枯れかけた葉っぱを選んで頂いています。
枯れかけた葉!なんだか蛾の仲間に遠慮しているように思えてしまいます。
私の勝手な妄想でした(^^ゞ悪い癖です;;;
でも今、この子らしく、好きなように生きていますから、きっと幸せですね!
比較的全国で見られるらしいので、ひょっとしたら皆さんも会うかもしれませんよ。
(8月22日に大山鹿さんのブログに蜘蛛に摑まっていた画像がアップされていましたね。
元気な子を観てくださいな。)
今日もおいで下さり、ありがとうございました~\(^o^)/
やはりお好きですか^^
金子みすゞさんの詩に共感して下さりとても嬉いです!
不思議な道を選んだ鹿の子蛾です。
今までも遇っていたのでしょうけど気づかなかったんですね、きっと。
そういえば似ているトラガさん、アップされていましたよね。
もう一度確認させて頂きにあがります^^。
読んでいるとみすゞさんの世界にぐわぁ~っと引き込まれてしまいます。
「鹿の子蛾」知りませんでした~ 似た蛾にトラガっていう子がいて
もしかしたら見たことあったかもしれませんが全部トラガだと思っていました。
この子は好き嫌いなく何でも食べる子なんですね^^少し枯れかけた葉っぱを好むとはなかなかの食通なのかもしれませんね。(*^-^*)
次に出会ったらよ~く観察してみます。よく見るとこの子の方がスリムですね。
いつも楽しませて頂いて感謝です!
この子を写したときに、どこかで見た子だわ~と思って大山鹿さんのブログ内で検索したら居ました~。
やはり、皆さんで同じものを共有するということがブログの面白味かなと感じるところです。
私は全然物知りじゃないで~~す。
またいつか、大山鹿さんも元気なカノコガが見られますよ。
いろいろな事情が分ると親しみも沸いてきますね。
やっぱり、みみさんは物知り博士ですよ。
大山鹿さんもカノコガだと思って写したのですが、良き見ると蜘に捕まった可愛そうな鹿の子蛾でした。
次回は元気な姿を写してきますよ。
ありがとうございます~はこちらです~~。
夕べは早くお休みになり、夜中に目が冴えてしまわれたのですね。
眠れるときに眠るのが一番ですね^^。
あ!そぉ~~っか
この子は、パリパリの食感が好きなのかも知れませんね。
やはりすずさんは、ポジティブですね^^。
私も見習わなくては!
台風が近づいているご様子、本当に無事に何事もなく通過してくれることを
お祈りしております~。
鹿の子絞りの想い出のコメントをありがとうございました。
半端ない数の作業ですね。
丹精丹精また丹精、そうして素晴らしい作品ができあがるのでしょう。
気持ちの込められた和服を着るとき、背筋が伸びるわけですね。
そんな鹿の子の名前を付けてもらったこの蛾は、一生大事にしますよ、きっとね。
わお!
いきなり金子みすゞさんの詩だわ~ん!
と喜んで読み進めると、更に驚いたことに、
私の名前がぁ~~~~
みみさん、ありがとうございます!
蛾なのに、蛾に見えない。
蜂さんのようなボヂィースーツを着ていらっしゃって、なかなかお洒落ですね。
夜より、昼間の方が社交場として、鹿の子さんには似合うと思います!
みんな違ってみんないい、ですよね。
枯れかけた🍃を食べるのですか??
パリパリ感が癖になりそうですね。
人間でいうと、お煎餅🍘みたいな感覚かな~?
若い頃いっとき携わっていた京着物の頃を思い出しましたわ。
「鹿の子絞り」ちゅうて
直径3ミリぐらいの円形の絞り柄が集まって模様を作るんです。
花やったり動物やったり、川の流れ模様やったり。
絞り一つの柄を出すために絹の生地を器具で引っ掛けて木綿糸を3回か4回巻く作業をします。
それを数千回繰り返し見事な着物の柄が完成されます。
この峨の模様も四角いけど鹿の子です。
そう思うと優雅に見えて来ます^^。
昆虫にしても何にしても
呼び名の付け方って面白いもんですわ^^v