春をまえに 満開のさくらの元へ

　　　　　　　　　　曇り　　　　　　　PM2.5数値　　　　 56






小雨そぼ降る弥生の初日　　　庭に目をやりながら新聞を広げると、まだ重たい目に

まど・みちおさんの死亡記事が飛び込んできました　享年104歳　　　

大好きな童謡「ぞうさん」や「一年生になったら」「やぎさんゆうびん」など

作品はあまりにも有名ですが、恥ずかしながら私は 詩人としての彼を、ほとんど知りませんでした


評伝には　衰えを知らない好奇心　の見出しでその死を悼んでありました


まどさんのまなざしは一人で過ごした幼少のころ生まれたと言う

身近な虫や草木と触れ合う中で、この世の全てのものを、同じ宇宙の存在と感じ取る世界観が 芽生えたとのこと

100歳記念の色紙には、自らを　うちゅうじん　と記したそうです


コーヒーをおいしそうにすすり、年下の相手にも敬語を使ったまどさん

自らの戦争体験から対話による平和を強く願い、「平行線は交わる」とも繰り返した



まいねんのことだけれど　またおもう

いちどでもいい　ほめてあげられたらなあ…と

さくらのことばで　さくらに　そのまんかいを…


この春は天国でまどさんの願いが叶えられるように祈る　（余禄より）




こんなに共感できる方が亡くなった　それで私は彼を知り　

集大成　「まどみちお全詩集」を是非読みたいと願ったのでした



庭仕事は出来ず、一日中家の中で家の仕事をしながら　春が来る前に亡くなった詩人の事を思いました


ご存じの方々には、笑いものにされそうですが　　

↑の　さくらの詩一つで　素晴らしい詩だな～　凄いな～　と感心しているのです























今日はなくなった尊敬できる方を悼みつつも、知る喜びを感じるいい日となりました






いりこにつられて、出てきたライさん　　^^



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