Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

二百十日

2010-09-01 23:32:22 | 自然
夕方、展望台から山を眺めた。
幾重にも重なる稜線が夕日に黄金色に染められて、一日の終わりに一斉に輝くその一瞬。

風が出て、草がぎらりと光る。
こっそりと秋は忍び寄ってきているのだ。

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」
そんな歌を胸に抱きながら、銀に揺れる草の穂を見ていた。

今日は二百十日。
コメント (2)
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