Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ボンボン時計展

2011-04-11 23:41:59 | 展覧会・建築・器
東日本大震災から1ヵ月。今日も余震でまた揺れた。今日は天気もいやな感じ。曇っていたかと思えば雷雨となり、今は強い風が吹いている。
時間の流れ、感じ方が3.11前と全く変わっってしまっている。

そんな折り、つい先日公園内の博物館のクラシックな時計のポスターに引かれてぷらっと見てみたのが「ボンボン時計展-文明開化の時を告げた時計たち-」
           
会場:狭山市立博物館
会期:3月5日(土曜日)~6月12日(日曜日)
※毎週土曜日及びこどもの日(5月5日)は、小・中学生は無料。
※国際博物館の日(5月18日)にちなんで、5月17日~22日は全員無料。

1階のホールでは時計の動く仕組み、歯車の様子、江戸時代の日本固有の時計などの本展への導入といった展示から始まる。そして2階に上がるとメインの、画像にあるような「ボンボン時計」がずら~っと壁に掛けられている会場へと導かれる。約130台のこうした時計が壁を飾っている様は、いや壮観!!時計であって、しかしそれらが華美に、また重厚に装飾されていることで一つ一つが見事な工芸品となって見る者の目を楽しませる。カッチカッチと動いている時計よりも殆どは既に時を刻むのをやめているものの方が圧倒的に多いのだが、全部が動いてカッチカッチと聞こえたら、それは怖いかも・・・などと思う。展示会場にいた時にボーンボーンと時を告げた時計もあり、ふと懐かしさを覚えたのだが、もし全部の時計が一斉に鳴ったら・・・これまた怖いだろうな~、と想像する必要もないことを想像してしまった。時計に囲まれていると、そんなことを夢想してしまうのかも・・・。
コメント (2)
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