ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

11月11日

2005年11月11日 | ひとりごと
今日は、胸元に赤いポピーの花をつけている人々が目立った。

今日は、11月11日、第一次世界大戦の終戦記念日だ。
1914年イギリスがドイツに宣戦布告をし、
オーストラリアは33万人の兵をヨーロッパに送り、
そのうちの6万人が戦争の犠牲者になった。

しかし、オーストラリアはこれをきっかけに、
国際社会で一目置かれる存在になったと言う。

その戦争が1918年の今日幕を閉じたのだ。

赤いポピーは彼らを偲び、敬意を象徴する。

ヨーロッパには、ポピーは殺された者の流した血から生えるという
伝説があるらしい。

その赤いポピーが街行く人々の胸元を明るく照らしていた。