ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

言葉のおもみ

2005年11月15日 | 教えること
学校の合唱にあわせて
ヴァイオリンを弾くということで、
そのために、とてもよく練習し、
頑張っていた子のレッスンが今日あった。

お母様と一緒に見えて、少し言いずらそうに
「他のクラスでピアノが弾ける子が見つかったそうで、
ヴァイオリンは取りやめになりました。」との事。

学校側と直接話したわけではないので
ヴァイオリンのとりやめ理由の真偽はわからないが、
結果的にそれが直前に言われた事は事実だ。

彼女は毎日そのために練習し、
他の曲も一時中断して、それに励んでいたせいもあってがっくりした様子だ。
私も不親切な思いやりのない学校側の態度に少し腹がたった。

学校側も何か理由があるに違いないが、
同じ教師として、期待させておいてキャンセルするやり方は
あまり好感が持てないと感じる。

後で変更になる可能性が少しでもある場合は、
その旨伝えるべきだと思う。

一教師としての言葉の重みに責任を持ってもらいたいものだ。