ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

器用な生き方

2007年04月09日 | ひとりごと
先日TVで今、話題のフィギアスケートの二人の選手がインタビューされていました。
<生まれ変わってもスケート選手になりたいか?>という質問で、
一人はYes,もう一人はNoと答えていました。

私は、その回答を見て、二人の違いにびっくりしました。
努力を努力と思わずやってのける人がいます。
それを本当の才能というのかもしれませんが、
辛いのに歯をくいしばって乗り越えるのもある意味能力の一つです。

よく知り合いに<ヴァイオリンをやめようと思った事があるか>と
聞かれる事があります。
周りの人は<好きだからやめようと思った事はない>
という回答を待っている気がいつもします。
でも、私の答えは違います。

私は凡人だからいままで相当の時間と努力をしてきた。
毎日練習してきたヴァイオリン=自分なのです。
好き、あるいは嫌いの感覚はまったくありません。
よって辛いから止めるというふうに思った事もありません。

私は凡人のままで充分だと思いますが、
器用な凡人をめざしています(笑)