ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

ラカトシュ

2010年12月26日 | ひとりごと

ハンガリーのヴァイオリニスト、ロビー・ラカトシュの演奏会に行ってきました。

私が初めて彼を聞いたのは、津軽三味線奏者の木下真市とのコラボでした。

ジプシー、ジャズ、クラシック、そして邦楽。

今までにないその音楽スタイルに驚き、そしてラカトシュの超絶技巧に感嘆したのでした。

前にゾウの時間、ネズミの時間という運動時間についての理論がありましたが、

コンサート会場では、まさに私がゾウになった気分でした。

舞台では、ぐるぐる回る超特急音楽。

決して、ラカトシュ自身はネズミタイプではありませんが

あのちょっと太い指がよくもあんなに動き、細かい音を奏でられるものだと感心してしまいました