ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

オーストラリアの医療 オープンシステム編

2015年03月27日 | 美容・健康

オーストラリアの多くの総合病院は、オープンシステムで成り立っています。
ちなみに、日本の病院はクローズドシステムと言うそうです。

何に対してopenで、closedなのかと言うと....

医師に対してです

「どうぞどうぞ、うちの病院の施設やサービスを使ってあなたの患者様の治療を行ってください。手術室も、病棟も、看護師も、素晴らしい検査器もそろってますよ~。自由に使ってください。あ、でも契約と使用料は忘れないでね。」

と、まぁ、こんな感じ。

要は、病院と専門医の間に雇用関係はなく、専門医が契約している病院に自分の患者を呼び込む形なのです。

なんか、ちょっと高級クラブのようなシステム

患者を多く持つ人気者になると色んな病院と契約して、自分にとって都合のいい病院に出入りする事になります

日本のように医師が病院に常勤してるわけではないので、
病院経営に関わる事はなく、
病院の理念や治療方針に合わせて治療にあたっていく必要がありません。

こちらの専門医たちは、自分の名前で診察室を借り、受付や、秘書を雇い、必要であれば、他の専門医や仲間たちと連携しながら、患者の治療にあたっていきます。

公立病院で緊急外来があるような大きな病院には若い医師たちが勤務していますが、今すぐ命に関わる重症な患者しか受付ません

ちなみに、オーストラリアで
専門医になるには相当大変みたいです。
でも、収入はとてつもなく、す・ご・いのです







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