ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

オーストラリアの医療 GP編

2015年03月07日 | 美容・健康

日本とオーストラリアの医療。

まず大きな違いはシステムです

このシステムは、日本生まれ、日本育ちの私には、

最初は、なんとも、わかりにくいシステムでした

このシステム知らずして、オーストラリア移住はとっても不安。

慣れれば、結構スムーズです

 

オーストラリアの場合、まずは、救命、緊急以外は、み~んな、

GPと呼ばれる地元のかかりつけ医のところに予約を入れないといけません。

予約ですここはちょっと面倒。 

もし、先生の時間が空いてれば当日みてもらえる可能性も十分あります。

日本でも、地元で開業、一般診療をしてくれるお医者さんっていますよね。

それがこちらでいうGPなのです。

風邪だ、皮膚病だ、アル中だ、耳が聞こえない

子供が泣き止まない、鼻血がとまらない、

頭がおかしくなってきた(笑 などなど。。。

GPは、なんでも、相談できるたのもしいお医者さん

まずGPの診療所に行くと、受付があり、日本と同じように待合室で待たされます。

でも、そこには、看護師さんはいないし、

お薬を受け取れるカウンターはありません

テレビや雑誌などは置いてありますが、

予約制のためか、数人、患者さんがいるくらいです。

 

先生たち(GP)のオフィスのようなお部屋がいくつかあって、

自分の予約を入れたGPのお部屋に通されます

そこで、いろいろお話を聞いてもらったり、

診察をしてもらったり、簡単な治療をしてもらえます。

お薬が必要な場合は、処方箋を持って、薬局に行く必要があります。

また、ここも面倒

 

そしてGPが診察し、お~これは!大変だとか、

う~ん、もっと詳しい検査や治療が必要だとか、

ごめんね~私の手にはおえないよ~

と判断されると、まず聞かれる事があります。

それは、、、、

「民間医療保険、はいってる?」  。。。。

入っている場合、専門医を紹介されます。。

ここで注目していただきたいのは、病院ではなく、専門医師を紹介されるところです。

 

そう、GPは地元の健康を支える頼もしいお医者さんでありながら、

幅広い、専門医師のコミュニティーを知っていて、

患者のふところや、健康状態、希望にあった適切な専門機関に

紹介状や、予約を入れることができる権利があるのです

 

日本でも最近は紹介状がないと手数料を取られる総合病院が増えてきていますね。

要は、専門医の時間的、労力的負担を軽減するため

日本の総合病院に勤める勤務医さんたちは、患者さんが多く、相当な過重労働を強いられています。

中には、軽症で、次の日にはころっとしている患者さんも外来で診なければならない事も。。??

GPは患者の状態を見て、それぞれの医療機関へ振り分け作業をしているというわけです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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