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府中と言えば・・・ あの事件

2010-04-28 | 徒然
府中と言えば誰しもが「三億円事件」を思い浮かべるだろう。
自宅からすぐのところに「府中刑務所」があり毎日通勤でその近くを通るのだが、犯行現場になった場所は、当時の写真から高い塀があった記憶はあるが、果たして広い刑務所の敷地の何処なのかが知りたくなった。少なくても通勤ルートには無さそうだ。

とある休日。好奇心にかられ早速サクラさんと散策してきた。
どうせなら、犯行現場の他 第二、第三現場も近場だったのでついでに散策

まずは、事件概要をおさらい

 1968年12月10日午前9時20分頃、東芝府中工場従業員のボーナスのための現金約3億円を積んだ日本信託銀行の現金輸送車が、府中刑務所北側の路上で後を追ってきた白バイ警官に止められた。白バイ警官は爆発物らしき物を発見、行員たちが車外へ出て避難すると、運転席に乗りこみそのまま走り去った。このようにして3億円はまんまと奪われてしまったのである。75年12月に時効成立。戦後最大のミステリーとされる。



犯行の舞台となった「第一現場」府中刑務所北側路上(府中市栄町3-4 学園通り)
以前は「犯行現場の案内板があったそうだが今は何も無し(写真の中央の塔は、ボーナスを奪われた東芝府中工場)


第三現場(府中市栄町2-12(推定))現金輸送車を追走した第一カローラから犯行に使われたニセ白バイに乗り換えた場所。
意外に狭い通りで、当時は栄町交差点から学園通りに抜ける一通だったが今は逆


第二現場(国分寺市西元町3-24(推定))乗り逃げた現金輸送車からジュラルミンケースを第二カローラに積み込み逃走した地点

有名な事件であったにも関わらず関連事項を調べて行くと意外とその多くの事実は知らないことが多かった。
最大の謎と言われている「なぜ現金輸送車の運転手らは、簡単に警官に扮した犯人にだまされたのか」これには、以外と伏線があった事実などはなかなか興味深い。
また、犯人は運転手らを傷つけてはおらず偽りの事件をデッチあげて信用させているだけなので、この場合は窃盗罪にあたり罪は軽いそうだ。

縁あって府中市民になっが、この土地の歴史を紐解くといろいろな舞台が見えてくる。
また新たな楽しみが加わった。今後はゆっくり堪能してゆきたい。

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