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今朝のBSプレミアムで、ウルトラセブン最終話を放送していた。
実は、先週末たまたま点けていたテレビで前篇を放送していたのを観てしまって、どうせなら最終話の例の伝説となった超有名なシーンを見たくって1週間待ってワザワザ観たのではあるが…。
いやはや今観ると突っ込みどころ満載の最終話であった。
ストーリー自体は今観ても良く出来ていて、オールキャスト総出演。ゴース星人の地下基地の造り込みとか世界の主要都市が壊滅する特撮シーンや基地が攻撃される辺りとか、さすがとしか言いようがない。ホーク1号の分離攻撃もあったりと盛り上げどころたっぷりの回ではあるのだが…。
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僕はね……、人間じゃないんだよ! …M78星雲からきた、ウルトラセブンなんだ!
語り草となった伝説の超有名なこのシーン。
今観るとダンのセリフの言い回しが棒で…(^^;
このシーン「くしゃくしゃにしたアルミホイルを貼った段ボールが背景」なんだそうで、色々インプットされていると素直に直視出来ない(^^;
久しぶりに観たアンヌ隊員を演じるひし美ゆり子さん。今観ても少年時代、誰もが憧れの大人の女性だったと思う。(自分は桜井浩子さん演じる初代ウルトラマンのフジ隊員派だったが…。)
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ゴース星人の地下基地で捕らえられたアマギ隊員をセブンが奪還するシーン
もうこのシーンの造り込みが雑で思わず笑ってしまった。
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前篇でセブンが倒したと思われた双頭怪獣パンドンが再び登場。
実は死体が消えていたのは伏線だったと分かったシーン。それも脚と手がサイボーグ化されている。でもリアルタイムで観ていた時はきっと気づいていなかっただろう。
それにしてもこのパンドン。歴代の怪獣の中でも弱すぎる部類。火炎放射も改造後はなぜか吐けなくなっていた。(尺の問題とか疲弊しきったセブンに配慮?)最後の戦うシーンなのでもう少し何とか見せ場が欲しかったところ。
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M78星雲へ帰って行くセブン ラスト近くここでもダンが言う伝説のシーン
「西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が宇宙へ飛んで行く。それが僕なんだ…。」
「明けの明星」は、ふつう夜明けの東に見える金星を指すはずなのに「西の空」とわざわざ言ってるのはおかしいと言うずっと言われ続けてる有名な突っ込み
これには、理由があってそもそものオリジナルの脚本では
「一番星が出る頃、西の空を見てくれ。大きな光が宇宙に帰って行く。それが私だ。」だった。夕方の“一番星”なら「宵の明星」で西で問題ない。
だが、どうやら戦闘シーンの開始時間が「午後から夕方」にかけてだったのが「深夜から明け方」に変更となり(明け方の)“一番星”→“明けの明星”になったのが真相らしい。だったらセリフ回しも西から東に変えるべきと思うのだが、ここらはいろいろ語られているようで脚本家と制作との大人の事情があるようだ。
個人的には最終話より第39話・第40話の「セブン暗殺計画 前篇・後編」が観たかった。セブンが十字架に架けられていた場面は、子供ながら衝撃的だったのを覚えている。もう少し早く気づけばよかった。
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