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暮れの神社納参り2013

2014-01-04 | 神社・仏閣
ここ数年催されている有志が集まっての暮れの納参りに、今年も参加してきました。
昨年は、千葉方面の神社仏閣を参拝したのですが、今年は東京郊外西方面の神社を訪れてみたいというリクエストがあったので、当方で候補地を数カ所ピックアップし訪れて参りました。

朝9時 府中駅近くでレンタカーを借り一路西方面へ
【阿伎留神社】

阿伎留神社@東京都あきる野市五日市1081 三度目の参拝になります。

社殿 祭祀:大物主神 (おおものぬしのかみ)・味耜高彦根神 (あじすきたかひこねのかみ)・建夷鳥神 (たけひなとりのかみ)・天児屋根命 (あめのこやねのみこと)『風土記稿』では味耜高彦根神のみを挙げており、味耜高彦根神が元来の祭神とされる。(WIKIより)

本殿

拝殿横にある井戸 掘り下げてあることから、以前ここは、「まいまいず井戸」と思われます。度重なる補修工事で現在の形になったようです。
【今熊神社】

今熊神社@東京都八王子市上川町33 本殿は今熊山山頂に有ります。

拝殿 祭祀:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)・月夜見命(つきよみのみこと)

今熊山への登山道 安閑天皇妃の伝説から「よばわり(呼叫)の山」と言われ、 尋ね人や探し物に霊験があるとされます。
(どうやら以前この辺りで起きた事件からここは、心霊スポットにもなっているそうです。)
【二宮神社(小川神社)】

二宮神社@東京都あきる野市二宮2252 別名「小川神社」とも

拝殿 祭祀:国常立尊 (くにとこたちのみこと) 

本殿 当社は武蔵国の二宮であったとされ、『神道集』・『私案抄』にみられる武州六大明神[注 2]の一角に数えられている。この六社のうち唯一、式内社ではない。現在も武蔵国総社・六所宮(現 大國魂神社)の一座に祀られているほか、周辺の地名は「二宮」として遺っている。(WIKIより)

筒粥の篠竹 毎年1月15日に催される「筒粥の神事」に用いる竹


説明版 クリックして拡大


摂社 荒波々伎神社 ここに「アラハバキ」が祀られていた事は、現地を訪れて初めて知った情報でした。六所の中の一社として名前が見られるここ「小川大明神」にアラハバキ神が祀られている。この辺り掘り下げていくと興味深いテーマとなりそうです。
途中町田街道沿いの蕎麦屋にて食事を摂り、神社巡りとは少し離れて京王相模原線 多摩境駅近くのストーンサークルを見学しに行きました。
【田端環状積石遺構】

田端環積石遺構@東京都町田市小山町3112-2及び3113-2


発掘は、1971年に行われ、現在は盛り土をしてレプリカで当時の模様を再現しています。

丹沢方面を望む 冬至には、丹沢連峰 蛭ケ岳辺りに日が沈むことからランドスケープである可能性が高いそうです。
(参考記事:東京の縄文ランドスケープ観測の遺跡

過去にヒールストーンだった石でしょうか?

房州石らしき穴のある石 チェーンで固定されていました。

こちらは先刻文様のある石
残念ながら、今見る事が出来るものは、全てレプリカである以上 現状にある配石で考察するのはナンセンスと言わざるおえません、
ただし、少なくとも「ランドスケープ」としてここがの何か特別に意図した使われ方をしていたのは、あきらかであり想像を掻き立ててくれる貴重な遺構であることには間違えないでしょう。
【武蔵一宮 小野神社】

武蔵一宮 小野神社@東京都多摩市一ノ宮1丁目18-8 一の宮の冠がついていますので、ここは外せませんでした。

拝殿 祭祀:天下春命・瀬織津比命・伊弉諾尊・素盞嗚尊・大己貴大神・瓊々杵尊・彦火火出見尊・倉稲魂命
武蔵国一の宮は、通常埼玉県大宮市にある氷川神社ですが、武蔵国総社の大國魂神社(六所宮)には「一宮」として祀られていることからかつては、こちらが一宮の位置づけであったと考えられています。
【谷保天満宮】

谷保天満宮@東京都国立市谷保5209 三回目の訪問です。

拝殿 主祭神:菅原道真公・配祀神:菅原道武 配祀神:石土毘古神・天之日鷲命・倉稲魂命
かつての多摩川崖線にそって建てられているため鳥居をくぐると拝殿までが下り坂となる珍しい型式になっています。
またこの地が「野暮天(やぼてん)」または「野暮(やぼ)」の語を生じたと逸話に伝えています。

本殿 東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれています。

親子狛犬 ここの狛犬は、結構評判がいいようです。(本殿にあった獅子狛犬は重文)

摂社 厳島神社 境内は、梅林やあじさいで有名な場所でもあります。
【熊野神社】

熊野神社@東京都府中市西府町2丁目9 五度目ほどの訪問でしょうか? ここは、熊野神社古墳で全国区で、有名になりました。

拝殿 祭祀;素盞鳴命

熊野神社古墳 国内最大・最古の珍しい「上円下方墳」

北東角から 石室から貴重な七曜文の銀象嵌(ぎんぞうがん)が施された鞘尻(さやじり)金具がみつかっています。
七世紀中頃のこの地域の重要人物だった墳墓と考えられているそうです。(府中市HPより

神社では、必ずと言っていいほど猫をみかけますが、ここの猫は人馴れしているようで撮影しても逃げませんでした。
【大國魂神社】
レンタカーを返したのち、徒歩で今年最後の納参り大国魂神社へ参拝しに行きました。

大國魂神社@東京都府中市宮町3-1 2013年の納参りのラストにここを訪れる事が出来たのも何かご縁を感じました。

納参りにかなりの方が参拝に来られていました。

ここで撮影した写真に、たくさんの「オーブ」が写り込んでいました。

オーブのアップ オーブの中に天使が両手を広げているように見えます。

18時ごろ 砂落としを近所の居酒屋で催し本年最後のイベントが終了しました。
(タイトル写真:Reggie.Netより)

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